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リフォーム日記 #2 自分の理想の部屋とは?

ずいぶん間が空いてしまいました

部屋の片付けやリフォーム直前に床下のボイラー
の配管が壊れたこと
もあり毎日憂鬱で疲労困憊
ようやく昨日配管を直してもらいお湯の出る日常
が戻ってきました

さてリフォームですが、もうすでに14日から工事
が始まっています

日々変わる部屋の姿を見て、不思議な気持ちです
そしてまだ壁紙や床を貼る前なので自分が選んだ
壁紙と家具や塗装部分の色のマッチングが本当に
うまくいっているのかドキドキです

ビフォーアフターは後日書くとして、リフォーム
とは当然のことながら選択と決断の連続です

部屋を作ることは自分が何が好きでその部屋で何
をして、どんな気持ちで過ごしたいのかそんな自分
の本音と向き合う作業かもしれません

一部のインテリアにこだわる人を除いては自分が
どういうインテリアが好きでどういう場所にいる
と落ち着くのかすらあまり考えたことすらない
かもしれません

とはいえ、実際に本気で自分の理想の部屋を実現
しようと思うとまず賃貸だと一般的には現状復帰
が基本なので、そもそも勝手に壁・床・天井を
変えるのも禁止されていることも多いこともあり
退去後に費用を払うことを考えると現実的では
ありません

特に単身用のマンションは部屋の大きさや間取り
も小さくて置ける家具のサイズや今後の引っ越し
のことを考えると家具を揃えるのもなかなかお金
がかかってしまうのでやはりある程度インテリア
が好きで収入もあって長く使うことを考える年齢
にならないとそこにお金を回すのは難しいのかな
と思います

私はもともとインテリアには比較的興味があった
方ですが、より興味を持つきっかけになったのは
大学3回生の夏に経験したイギリスへの語学研修
でのホームステイでした

ホームステイ先のお宅に着いたとき、区画ごとに
同じような石造りの家が並んでいて、小さい庭が
あって、私はいまイギリスにいるんだと感動した
ことを覚えています

私は2人の娘さんがいるシングルマザーのお家に
お世話になり、2階の一室を与えてもらいました
シンプルなロフトベッドの小さなお部屋でしたが
色使いや壁や床、巾木が違うだけで日本の洋風の
お家ともまた雰囲気が違って、海外のものも日本
に輸入されているはずなのになぜこんなに素敵さ
が違うのだろうとよりインテリアというものに
興味が湧きました

その後、ヨーロッパに旅行した際に使っている
材料もスペースの取り方や空間の活かし方も日本
の家とは全てが違うことを改めて実感しました

そのときはまだ若かったこともあり、希望もあり
日本に欧米の家をそのままもってくることは可能
かどうかなども考えていました

でもその後、何度かのヨーロッパ旅行を経験して
気づいたのです

注文住宅としてそのまま持ってくることができた
としてももちろん高額になるだろうし、日本の町
の特に田舎の町に一軒だけそれがあって美しいの
だろうかと

その土地の景観も含めて家というものは完成する
自分の住んでみたい家で暮らすという体験をする
には欧米で住むしかないなと思いました
短期間でもいいからヨーロッパの理想の空間で
滞在するということが私の夢になりました

そうはいっても人生の大半は日本での暮らしが
メインです

今ある枠の中でいかに理想に近づけるか考えた結果
枠はあくまでもシンプルに家具やリネンの質感・色
で理想に近づけようと一人暮らしのマンションの
内装は白がベースのものを選んで友達からはモデル
ルームのようだと評されるお気に入りのお部屋が
できあがりましたが、それでもやっぱり心から満足
していたわけではありませんでした

が、今回は持ち家の自室をリフォームです
予算はありますが、自分の理想により近づけること
ができる!と喜んだのも束の間、自分で一から全て
選ぶことの大変さに改めて気付きました

理想はフレンチシックとかホテルライクな部屋
でもエレガントすぎたり、シャビー感が強すぎるの
は違うのです

本当にすてきだなと思う空間のお手本ははほとんど
の家具を購入しているサラグレースのオーナーで
ある黒川早織さん
もちろんどんな方かお会いしてみたくてインテリア
講座も受けに東京へ行きました

この世界観が大好きです
でもこちらはあくまでもスタジオ
いくら私が生活感がないスタイルが好きだとはいえ
一般家庭の天井の高さや広さ、予算を考えても同じ
ようにはできません

そしてはじめはグレーを基調にした部屋がいいと
思っていたのですが、はたしてそれはじぶんらしい
部屋なのか?くつろいで過ごせる空間なのか?そう
考えたときにもう一度その部屋で自分が何をしたい
のか、どう過ごしたいのかを考えようと思いました

・リラックスして過ごしたい
・香りや季節のインテリアを楽しめる空間
・何も周りに置かず寝転んでストレッチできる空間が欲しい
・カフェのテラスやホテルのコーナースペースにあるような
 お茶を飲んだりぼーっとできる空間を作りたい
・PCで文章を書いたり、カリグラフィーのできる空間
・寝転びながら壁投影でNetflixをみたい
・生活感がない空間であること
・物の写真など自室で撮りたい
・照明が暗めなのであまり暗い空間にしたくはない

こんな感じで考えるとやっぱりグレーはアクセント
として使うことにしました
でも白の壁だとどこにでもあるような空間と同じに
なり、面白みもなく私らしさもないなと思いました

以前から私の部屋のテーマカラーは基本三色
意外に思うかもしれませんが、ホワイト・グレー・
くすんだピンク

挑戦ではありましたが、ピンクがすごく気になり
カラー壁紙にすることにしました
部屋の大部分であり、光の加減で色や印象も変わる
重要な部分なのでかなり迷いましたが自分の部屋
だしと割り切って賃貸ではできない選択をしました

母もインテリアが好きだったので亡くなる前、自室
をリフォームしたいといっていたのにタイミングや
お金のこともありできず、こんな状態で過ごしていた
のかと思うと病気なのに余計に気分が滅入っただろう
なと後悔が残ります

壁紙は白だったのが30年以上経つと色も変わって
いて正直あまり見せたくはないのですが、部屋の内装
の変化でどれだけ気持ちや印象が変わるのかこれを
読んでいるみなさんにも一緒に体感して欲しいので、
最後に工事前の写真をお見せしたいと思います

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こちらに記録を残すためにビフォーの写真を撮ろうと
思っていたのですが、バタバタして工事1日目終了後
の写真しかないですが、こちらの部屋が最終的にどう
変化するのか楽しみにしていただけるとうれしいです



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