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準備期間3ヵ月!社員のことを本気で考え続けて開催した満足度90%の全社イベントの裏側大公開!

こんにちは。Hamee人事広報部の高倉です!
Hameeは、今年5月に事業戦略・方針などを共有するための全社会議を開催いたしました。

今回は代表取締役社長交代の発表後、初めて全社員が集う大事な場だったので、運営も気合120%で準備に取り組みました。

約3カ月間、クリエイティブ魂を燃やしまくり、会社のこと・社員のことを本気で考え抜いて開催したキックオフの舞台裏(目的や取り組んだことなど)について、お話したいと思います!

【目的】新生Hameeをポジティブにスタートしたい

今回のキックオフミーティングの目的は、「社員一人一人に新生Hameeの未来に対して、ポジティブな気持ちになってもらうこと」

背景として、前述の通り2021年4月16日に、Hamee代表取締役社長が創業者の樋口から現コマース事業部取締役の水島に交代することが発表されました。

20年来続いてきた組織のトップが変わる。その事実は社員にとってインパクトが大きく、期待とともに、戸惑いや不安、みんなさまざまな気持ちがあったと思います。

そんな新体制発表後、初めて迎えるキックオフだからこそ、全員で良いスタートダッシュを切りたいという思いで、上記を目的にしました。

そして、目的をもとに下記コンセプトを掲げました。

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まさにリスタートにふさわしいコンセプト。

取締役も含めて全員が新生Hamee一年生。新生活を前に胸を躍らせたフレッシュな気持ちを思い出してほしいというメッセージを込めて、「はじめまして!」の挨拶を合言葉にしようと決めました。

【目的達成のための取り組み①】ZOOM会議のマンネリから脱却!

まずはキックオフミーティングを視覚から楽しめるよう演出したいと考えました。ポジティブな気持ちになってもらうためには楽しい雰囲気づくりもやはり大切。

また、日常的にZOOM会議を実施している現在、普段のZOOM会議の画面では見ていて飽きてしまうのでは?という懸念もありました。

そこで、今回はさまざまな企業事例を参考に検討し、ライブ会場から進行を中継するというTV的な演出を採用することにしました。特に参考にしたのは、LIFULLさんのキックオフパーティ。

大きく変更したいと考えたのは、下記3つのポイントです。

■開催方法
従来:司会も発表者も各々のPCから参加。手軽だが、日常的なZOOM会議と変わらない
今回:バーチャル会場をつくり、その場からイベントをライブ中継
■発表時の画面
従来:資料などを画面共有した場合、画面いっぱいに資料が表示されてしまうので、発表者の表情がよくわからない
今回:資料と発表者の顔を同じ画面上に映してライブ感を演出
■画面操作
従来:動画・資料の共有時に、運営側でその都度、ZOOM機能で「画面共有」をしていたが、切替にタイムラグがあった
今回:スイッチャーを導入して、切替をスムーズに

とはいえ、機械音痴なメンバーばかりの運営チームで内製するのは相当厳しいし時間もない。餅は餅屋ということで、今回はライブイベント会社に運用を依頼。

もともと商品の撮影時に使用している本社スタジオの一面にグリーンバックを立て、仮ステージをつくり、上記を実現できるように機材をセッティングしてもらいました。

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▲セッティング図。計6つのチャネルをATEMに接続しZOOMに出力

ATEM Mini Extreme」というスイッチャー(出力画面を切り替える機器)に、「有人カメラ」「固定カメラ」「発表プレゼン用PC」「動画再生用PC」「ZOOM用PC」などを接続。ATEMのボタン一つで、ZOOMの出力画面をそれぞれの接続画面に切り替えられる仕様にしました。

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▲結果、念願のバーチャル会場からのリアル中継が実現!

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▲実際のスタジオの様子。CGを抜くとこんな感じ

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▲資料発表時、資料だけでなく発表者の表情も一緒に見えるように

もちろん、画面切替もスムーズになりました!また、二台のカメラを取り入れたことで画面に動きが出て、よりTV中継っぽく視覚から楽しめる演出ができました。

イベント会社にテクニカル部分を依頼する上で、重要となったのが全体の台本です。もちろん普段の全社イベントでも用意はしていましたが、外部と連携するのは初なので、いつも以上に解像度の高い台本が必要になります。

どの場面で誰が登場し、画面にはどんな画を映して、司会は何を話そうか。一場面一場面、頭の中で何度も再生しながら、台本づくりに入魂しました。

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▲台本の一ページ

【目的達成のための取り組み②】対談動画で経営陣の一体感を演出

視覚的な演出はいい雰囲気にアップデートできたけど、肝心のプログラムをどうするか。どうすれば新生Hameeの未来に向かって社員にワクワクした気持ちになってもらえるか、経営陣の意見を聞きながら、何度も運営メンバーで検討しました。

そして、取り入れたのが下記二つのプログラムです。
・ハミトーク
・経営陣の対談動画

■ハミトーク
これからのHameeがどうなっていくのか、「質問しにくいことを聞いちゃおうぜ!」という10分ばかりのプログラム。水島新社長と、相方としてPF事業部比護取締役にも登場してもらい、これからのHameeのこと、事業のこと、カルチャーのことを話してもらいました。

内容は、既にスプレッドシートで社内共有されている情報でした。(代表取締役交代に伴う組織変更について、事前に社内から質問を募集しており、これに対する回答をまとめたシート)

ですが、スプレッドシートは見ないメンバーもいるかもしれませんし、全社が参加している機会だからこそ、全員に同じ情報を伝えたい、そして改めて水島新社長の口から回答してもらうことで、社員の不安や疑問も解消されるかもしれない。シートの文字で伝えるより口頭の方が社員にきっと響くはずだと考えて、このプログラムをやることにしました。

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▲写真左から、山川太郎隊長、水島新社長、比護取締役、武井アナ

内容はいたって真面目ですが、楽しく答えてもらう方がいいだろうと、二人にはヒヨコとスティッチを被ってもらい、バラエティな雰囲気を演出。ZOOMチャットが被り物への突っ込みであふれるなど、なんともHameeらしい時間となりました。

■経営陣の対談動画
プログラムの締めに、新たな未来に向かっていく上で社員の気持ちを高めるための動画を流したいと考えました。水島新社長と各取締役が1対1で、さまざまなテーマについて対談する内容で動画時間は15分ほど。

コンセプトである「はじめまして!」に沿って、互いの馴れ初め・第一印象などのほか、それぞれが考えるHameeのミッション「クリエイティブ魂」やこれからのHameeについて熱く語ってもらいました。

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社員に伝えたかったのは、経営陣の一体感と未来へのワクワク感。

新生Hameeとしてリスタートする中で、やはり経営陣が一枚岩になっていなければ、社員は不安を感じてしまうのではないか。大きな変化だからこそ、いつも以上に大きな団結力が必要なのではないかと考えました。

そして動画の終わりに、Hameeのミッション「クリエイティブ魂に火を付ける」のメッセージを入れ込みました。

トップが変わっても、組織体制が変わっても、Hameeの根底にあるミッション「クリエイティブ魂」、そして目指すべき世界は変わらない。

だからこそ、恐れずによりよい未来へ進んでいこうというメッセージで締め、ポジティブな気持ちで歩めるようなラストにしました。

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【結果】社員満足度90%超!80%以上の社員のクリ魂が大きくなった!

終了後のアンケートでは、全プログラム、前回比+20%となる約90%以上の社員が「よかった」「とてもよかった」と回答してくれました。

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さらに、「キックオフミーティング参加後、クリエイティブ魂に変化はありましたか?」という質問を投げかけたところ、前回比+10%となる、80%もの社員が「大きくなった」と回答!

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「組織が変わることへのモヤモヤした気持ちがワクワクに変わった」「これからのHameeが楽しみになった」といった感想も寄せられ、今回の目的でもあった「社員にポジティブな気持になってもらう」という点でよいリアクションが見られて、とてもうれしかったです。

代表交代に伴うキックオフミーティングということで初めての挑戦も多く、ドタバタな3カ月間でしたが、多くの社員からこのような感想をいただけて、運営冥利に尽きます!

note内で紹介しきれませんでしたが、タイトスケジュールにも関わらずハイクオリティーでユニークなアイスブレイクで盛り上げてくれた21年新卒のみんな初司会にも関わらずアドリブ全開で盛り上げてくれた新卒2年目のフレッシュコンビ、ありがとうございました!

また、今回コンセプトづくり・動画制作・全体の運営サポートまで、イベントコンサルタント黒田さんに伴走していただきました。

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▲最後に全員で記念撮影!

次回全社キックオフミーティングは11月です。
新生Hameeのさらなる進化成長に向けて、社員全員もれなくクリ魂が大きくなるようなイベントづくりを目指していきたいと思います!

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