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百田尚樹先生著「カエルの楽園2020」


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こんにちは、HALUNAです。
みなさま、如何おすごしでしょうか。

遅れ馳せながら、百田尚樹先生著「カエルの楽園2020」を拝読させて頂いた。
この作品は百田先生が令和2年5月6日から11日かけてネットで無料公開し、書籍化の要望を多く受け6月10日に新潮社から出版された作品である。
まず百田先生が「新型コロナウイルスの流行によって自粛生活を余儀なくされている方に、小説家として何かできることはないか」と執筆された事に感銘を受けた。
しかも当初はネットに無料公開したので利益にはならない。
書籍化しても、いきなり文庫本での出版で、ハードカバーで出すよりも利益が少ない。
ゲスの勘ぐりのようで申し訳ないが、百田先生はより多くの人にこの作品を届けるために利益よりもスピードを重視し、価格を手に取りやすい所にしたのだと思う。
内容がこの令和2年で起きた新型コロナウイルスにおける日本の社会の営みを「寓話」として描いた作品です。
スピードは本当に必要だったと思う。
まだ記憶に新しい新型コロナウイルスで右往左往する国会の様子、デマでもなんでもお金になりそうな情報で掻き乱すマスコミの様子、それに振り回される人々の様子を思い出しながら読む。
実際に野党が放ってきた言葉が、カエルのガルディアンの発言として置き換える事で、先入観なしに更に「こいつら本気で馬鹿らしい事しか言ってなかったんだな」と再確認できる。
一番心に残ったのはハンドレット(百田先生がモデルのカエル)が

「いいか、よく聞け。元老みたいな仕事は誰でもできる。どんなバカでもやれるんだ。わしでもできる。しかし、それは何も起こらない平和な状態でのことだ。もし、今回のように今まで経験したこともない事態に直面したらーその時こそ、元老の真価が問われるんだ」

とアマガエルのソクラテスとロベルトに言い放ったシーンだ。
元老とは国会議員(政治家)のことだ。
まさにコロナ禍で国民が国会議員さんに対して求めたのはその真価ではないだろうか。
この作品は非常にシンプルに今の日本の現状の真理を表していると思う。
是非、手に取ってほしい。
それを本棚に残してほしい。
なぜかって?
もう一度読み返したくなる日が絶対に来る作品だから。
それは新型コロナウイルス第二波、第三波の時?
もしくは今、話題になりつつある、また発生した中国で新型ウイルス流行時?
単なる寓話で終わらない気がするのは僕だけだろうか。

見失わない、見失いたくない道標として本棚に連なる事を勧める。

HLN 



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