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5138 REBASE

2024/9/7情報

株式会社Rebase
株価:976円
時価総額:45億円
PER:18.0倍
PBR:4.4倍
ROE:22.2%
配当利回り:-
自己資本比率:70.0%

会社概要

リベースは"インスタベース"を展開し、レンタルスペースを提供する企業。
レンタルスペース事業は成長途上にある分野。
特に少人数によるプライベート利用率が大きく増加傾向にある。

3Q偏重型の決算

決算説明資料では、前期比約30%の売上高増を達成。
営業利益においては50%以上の成長を達成している。
当社のシーズナリティは3Qに集中する傾向があり、これを踏まえると今期の伸びが期待できる。

インスタベース:あなたならここで何する?

事業の主軸はインスタベースによるレンタルスペースの提供。
簡単な会議室からイベント会場、ホテルやライブハウス、スポーツ施設や脱毛サロン、サウナなど豊富なレパートリーを取り扱っている。

私個人もレンタルスペースを利用することがある。
安くて空調が効いている空間はリフレッシュに最適。
ちょっとしたパーティーゲームなどで利用できるので、レンタルスペースに堅苦しいイメージを持っている方は一度利用をお勧めしたい。

成長戦略

ホームページを見てもらうとわかる通り、とにかく見やすい。
ユーザーインターフェースがどんどん改良されており、利用目的にあったスペースの予約が容易に、そして直感的に行える。

集客力の強化もテーマに置いており、実績として利用者数は急増。
水平展開を行うことでリピーターの増加を狙えることから、まずは広く展開することを目標に掲げているようだ。

法人利用の利便性強化も注力しているため、
どこかで飛躍的に集客数が上昇するタイミングが来るだろう。

市場規模はまだまだ成長途上

レンタルスペース分野における市場規模はまだまだ小さい。
少し古いデータだが、2022年時点で市場規模は3797億円というデータがある。
類似企業となると【4487】スペースマーケットがあがるがこちらも上場来下落基調となっており、市場の方向性はまだ不明瞭な部分が多い。
個人事業が増えており、スペースの有効活用事業は追い風にも思えるが、投資家の目に留まるのはいつになるだろうか。
ちなみに同記事では、10年後の市場規模は1.7兆円という予想もあり、成長率は25%/年という一部先行きは明るい見通しもあるようだ。


株式会社Libertyshipを関連会社化

リバティーシップはユーモラスな事業を展開しており、一風変わった独創性のある企業。
サウナ事業やキャンプ推進でアウトドアかと思いきやパン専門店やショッピングモールサイトを経営したりと、一概に〇〇をしている企業と定義しにくいので、これに関してはサイトを見に行くが早い。

サウナ事業については通づるものがあるので、シナジー効果が期待できる。

まとめ

少子化や人口減少が進むことによる空き家増加を活用する効率の良い事業といえるでしょう。
前述したとおり、個人事業の増加によるパーソナルスペースの需要は高まっていくものと考えられます。
その他、パンデミックなどによりレンタルスペースの認知度拡大も伺える昨今では、上昇を見せる事業の一つであると考えています。

上場後から急降下して低迷を続けていますが、底を打ったような動きを見せています。
長期的に見るのであれば今買っても大怪我をすることはないでしょう。

同業他社が赤字に転落している中、安定した成長と利益を維持しているところに経営戦略の強さが表れています。この銘柄、買い判断でよいでしょう!

ただしだまだ板が薄く、お世辞にも注目銘柄とは言えませんので、成行で購入して思わぬ高値をつかんでしまった。ということにならないよう、
指値注文はしましょうね!

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