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すべての少女と少女だったわたしたちへ【水深ゼロメートルから】映画感想
映画「水深ゼロメートルから」を見ました。
びっくりするくらい泣きました。
泣くような話なのかは分かりませんが、めちゃくちゃ泣きました。
とても痛くて苦しくて、覚えのある辛さを精一杯生きている少女たち、君たちはすごいぞ。
力強くていい映画が見られて嬉しかったので久しぶりに駄文を綴ってみようと思います。
暇で暇で仕方ない活字に飢えている方はどうぞお付き合いください。
ココロ――「化粧」とい
推しに小川洋子作品を朗読してほしい話
推しに小川洋子作品を朗読してほしい。
具体的に言えば声優の仲村宗悟氏に小川洋子作品を朗読してほしい。
これはもはやオタクの宿命だと思う。
自分を形作った小説、歌、映画、ドラマ、そういったものを贔屓の役者に演じてもらいたいという感情はほとんど本能だ。
例えここにしかない需要だとしてもインターネットに刻み付けてやる。
とまあ、そういった趣旨の記事であり、推し小説のダイマ偏愛記事ですので、適度に薄
家族という難問を考える【ヤクザと家族 The Family】映画感想
ヤクザと家族を見ました。理由はヤクザの綾野剛が見たかったからです。
きっかけは『カラオケ行こ!』を鑑賞したことでした。
「綾野剛ともなるとヤクザが堂に入ってますなぁ」と思っていたのですが、なんとヤクザ役は2回目とのこと(嘘でしょ?)
なにはともあれ、ヤーさん役の綾野氏を片っ端から見てやろうと思っていたのでこれ幸いと「ヤクザと家族」の鑑賞を決めました。
(というか綾野氏の芝居に飢えて「怒り」と「
【2023年】今年見た映画まとめ
こんにちは!タイトルの通りです!
たまに映画の感想文なんかを投稿していますが、今年見た映画について備忘録的にまとめてみようというのが本記事の目的です。
映画ごとの文章量の違いはご愛嬌。
主観とネタバレのオンパレードですが、お付き合いいただける方は何卒よろしくお願いします。
※一応全国ロードショーとミニシアターで分けていますが、定義とかわかっていないので雰囲気です。
※公開順ではなく鑑賞順で並ん
世界一短い3時間【さらば、わが愛 覇王別姫】映画感想
3時間って一瞬なんだね……(矛盾)
あの、本当なんです。マジで。ガチ。
人生見てたら3時間終わっててビックリしました。
上映前めっちゃトイレの心配してたけど一瞬だったので大丈夫でした(個人の感想です)
てか張國榮さん美人すぎる。美人を眺めるためだけでも見る価値がある。
30年前の映画なのでネタバレとか気にしないでいきます。備忘録なんで。
あらすじ
幼少期~~!!
いや、石頭と小豆の関係よ
THE FIRST SLAM DUNKの実況コメンタリーが最高だった話
注意:本記事はTHE FIRST SLAM DUNK本編及び実況コメンタリーの内容・オタクの悲鳴によって構成されています。
実況コメンタリー、本当に最高でしたね……
実在性を愛するオタクは無事めちゃくちゃになりました。
ありがとうTHE FIRST SLAM DUNK。
さて、もう本当に最高で言いたいことがたくさんあるので、記憶に残っている範囲のネタバレをふんだんに書いていきたいと思います。
わたしが映画館に行く理由【セールス・ガールの考現学】感想
感想
サロール可愛い
主人公のサロールは、大して仲良くもない学友から頼まれてバイトをはじめます。
最初は受け身で退屈そうで芋っぽい感じのサロール。
バイトで色々な人と出会い、なによりオーナーのカティアと関わる中でどんどんオシャレで可愛くなっていきます。
「自分」になっていく過程を見ているようでとてもワクワクしました。
こっつまんない話になりますが、オシャレは「自己実現」の一つの方法であると
「行動影響度」:作品の力を評価する新世代スケール
映画などの作品でヒットの基準となるのはなんでしょう。
興行収入や観客動員数、あるいはリピート率などが主だった指標です。
数字というのは客観的でわかりやすい一方、作品や配給元の規模によって観客個人の熱意が反映されにくい側面もあるように思います。
対して顧客満足度やサイトのレビューは個人の意見を反映した「生きた評価」を得ることができます。
しかしながら何をもって☆5とするか、その基準は個人によって