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サラバ高齢者体型④~関節の変形にご用心!!/連載コラム vol.29

※初出:岩手日報ぽらん(2016年8月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。

読者の皆様こんにちは。
私は『国際基準カイロプラクター』にして
『姿勢科学士®』のDr.小野寺デス。

非常に多くの反応を頂いている当シリーズ。
いわゆる『高齢者体型』は
見た目年齢』だけでなく
様々な身体の不調』にも繋がりかねない事を
説明してきました。

そしてシリーズ最終回となる今回
『高齢者体型』が招くリスクとして
皆様に注意喚起したいのが…
関節の変形』です。

例えば
『高齢者体型』として特徴的な
膝を曲げて立つ』姿勢。

膝関節を支える靭帯の緩みを招くので
関節自体が不安定になり
物理的負担も増えるので
膝痛』や
関節の変形』へと繋がる場合が
多々見受けられます。

それでは
自分自身の意識のみで
この『膝曲がり姿勢』は解消できるでしょうか?

答えは…非常に困難だと言えます。

何故ならば、多くの場合
腰部の前弯が消失し
身体重心が後方へ移動した事に対する
補正作用』として
重心を前方へ戻す為に
膝を曲げている場合が多いからです。

つまり部分だけではなく
姿勢全体からその変化の原因を
分析解消しなければ
姿勢の改善は見込めない
訳です。

いつまでも若々しい姿勢を手に入れたい方は
1度、『姿勢医学®』の専門家へご相談を!!


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