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姿勢を分析してみよう!!②~検査選びのナイショ話/連載コラム vol.31

※初出:岩手日報ぽらん(2016年10月号)掲載、「ハカセが教える『姿勢医学®』のおはなし」(原文ママ)。文章・画像ともに、無断転載はご遠慮ください。

読者の皆様こんにちは。
私は『国際基準カイロプラクター』にして
『姿勢科学士®』のDr.小野寺デス。

昨今の『姿勢ブーム』の影響で
巷では様々なPCソフトによる
姿勢分析ツール(画像検査)』が
利用されるようになってきました。

デジタルカメラでただ単に立ち姿を撮影して
その画像を比較しているような例は
その正確性から論外として
それら『姿勢の画像検査』にも
実は『選ぶポイント』があるんです!!

前号では、その1つである
精度』と『安全性』について解説しました。
大学など研究機関での利用実績
多数あるのが理想でしょう。

次に重要なのは『再検査のタイミング』。

業界の暴露話にはなりますが
猫背の方が背中を伸ばすストレッチをして
その前後で写真を撮影すると
実は特別な施術なしでも
姿勢の変化が確認
できます。

しかし暫くすると
当然、元の姿勢に戻ってしまいます。

つまり
単純な『施術前後の画像比較』では
意味がない
訳です!!

本当の意味で
姿勢ケアの効果を確認したいのであれば
何度目かの来店時の『施術前』の姿勢を撮影
初回来店時の画像と比較しなければ
『公正』とは言えないはずですが…。

業界トリック』には、くれぐれもご注意を!!


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