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2/27~2/28 紀伊半島一周 その10 青い海と鋭く切り立った岩礁 迫力の海金剛

これまでの記事は、こちらのマガジンにまとめてあります。

よろしければ、ご覧くださいませ。

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さて、2月28日の午前中は、那智山に始まり、串本町の橋杭岩はしぐいいわを訪れ…
時刻は、午前10時。

「どうする?どっか行きたいところ、ある?」

と夫が言うので。

「大島、行ってみようよ。今まで行ったことないし」

とリクエストをしました。

串本といえば、「本州最南端」の地です。
その最南端の潮岬しおのみさきは行ったことがありますが…
海を挟んで対岸にある、「紀伊大島」は訪れたことがありませんでした。

大島に行ってみたいな、と思ったのは、前日に大納言さんの記事を拝見したからです。

こちらの記事で、大島について書かれておりました。
大島までは、くしもと大橋があるので車で簡単に行くことができます。
で、夫と大島に向かいました。

そして、大島といえば、見てみたかった景勝地があります。
その名も「海金剛うみこんごう」です。

海金剛の名は、朝鮮半島の名勝「金剛山」がもとになっているんだそうです。
事前にネットで見た海金剛は、鋭く切り立った岩礁に荒波が砕け散る迫力の景色。

これは撮らねば(笑)

くしもと大橋を渡る時、たくさんの「トビ」が飛んでいるのが印象的でした。
やたら数が多いな、と思っていたら…

和歌山県串本町串本の串本港や同町大島の権現島とその周辺などで、数百羽のトビが群れている。
集団越冬しており、春を迎えるとあちらこちらへと散らばっていくという。

日本野鳥の会県支部会員は、群れの中心は昨年生まれの若鳥で、餌を求めて集まってきているのではないかという。
養殖業者の餌や漁師の魚などの〝おこぼれ〟にあずかろうと、漁協施設の上空を飛び回り、隙あらばと狙っている。カラスも交じる。

紀伊民報より

なるほど、集団越冬をしていたのですね。
納得。

さて、海金剛に到着しました。
無料の駐車場があるので、車でも安心して行くことができます。

駐車場から海金剛が見える場所までは、遊歩道をしばらく歩きます。
それほど遠い距離ではありません。
展望台まで、徒歩5分くらいだったかと。

遊歩道沿いに、ピンク色の可愛いらしい花がたくさん咲いていました。
キルタンサス、という花です。
ヒガンバナ科。

遊歩道は、ところどころに「椿のアーチ」がありました。

可憐な花が、たくさん咲いていました。

花びらにちょっと穴が開いているのも、ご愛敬。

さらに遊歩道を進みます。

椿のアーチを抜けたところに、「海金剛」がそびえたっておりました。

…すさまじい迫力です。
何という景色。

鋭くとがった巨岩が、立ち並んでいます。

紀伊大島の樫野埼から鷹ノ巣にかけては、硬くて規則的な割れ目が発達する流紋岩からなる断崖・絶壁が特徴的である。

海金剛はこれらの割れ目によって作られた離れ岩が林立する景観を作り出している。
この地域は南海トラフの巨大地震ごとに隆起し、海岸段丘が発達する。

南紀熊野ジオパーク公式サイトより

地球…自然…すさまじい。

岩に打ち寄せる波が、荒々しい。
漁師の息子でもある夫は「潮の流れがだいぶ速いんやな」と言っておりました。

灯台も見えました。
「樫野崎灯台」です。

青い海、青い空。
そそり立つ巨岩。
黒潮の荒々しさ。

海面がキラキラ光っておりました。

さて、遊歩道を引き返します。

こちらは、歩道の途中にある休憩所から撮った写真。

休憩所で、ツワブキの種を見つけました。
綿毛です。
キク科です。

夫の後ろ姿。
(なお、需要はないと思われる)

夫と二人、楽しい旅でした。

落ち椿。

椿の花が、見送ってくれました。

さて、10回にわたって書いてきた「南紀の旅」の記事ですが…
今回でメインは終了となります(*^^*)
長らくお付き合いいただき、ありがとうございました!

まさか10記事も書くことになるとは、思っていませんでした。

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