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3月16日 日帰りで高野山へ その1

昨日は、夫も私も仕事が休みでした。
午前9時半くらいに自宅を出発して、高野山へと向かいました。

昨年11月から、「近畿36不動尊霊場」を巡ってきましたが…
今回の高野山で、めでたく「結願けちがん」となりました。
35番の明王院、36番の南院なんいんが、高野山なのです。

近畿36不動尊霊場巡りで、あちこちのお寺に参拝しましたが…
最後は、勝手知ったる高野山。
ホッとします。

まず明王院にお参りしました。
境内が工事中だったので、写真は撮っていません。

「ようお参りです」

と、温かく丁寧に御朱印を書いてくださいました。

そして、いよいよ結願。
南院にお参りしました。

とても立派な本堂です。
最後の御朱印をいただき、感無量でした。
この達成感があるから、巡礼はやめられません(笑)

さて、時刻は午前11時過ぎ。
ちょっと早いけど、お昼にしようということになりました。

夫と高野山に行くと、たいていは中の橋駐車場近くにある「はちよう」でお昼をいただきます。

和食のお店です。
丼がおいしいので、いつも注文します。

この日は、他人丼にしました。
うん、安定の美味しさ。

お昼ご飯の後は、奥の院へ向かいます。
奥の院へは、参道が2本あります。

ひとつは、昔からある一の橋からの参道。
もうひとつは、中の橋駐車場から歩く参道。
中の橋駐車場から続く参道は、奥の院までの距離が短いので、たいていの人はこちらから歩きます。

観光協会のサイトで、マップを確認することができます。

私は、まず中の橋駐車場に車を停め…
バスで一の橋まで行き、そこから参道を歩きます。

そして、奥の院から戻る時に、中の橋に至る参道を歩くことが多いです。
なのでこの日も、夫とバスで一の橋まで行こうか、ということになったのですが。

バス停の時刻表を見ると、少し前にバスが出た後でした。
次のバスまでは、30分くらい待たねばなりません。

ということで。
徒歩で少し引き返し、一の橋からの参道に合流するルートにしました。

車道から、参道に入る道があります。
人はほとんど歩いていません。

木々の中を歩きます。

一の橋からの参道(表参道)に合流しました。
この橋が、「中の橋」です。

中の橋を渡ると「汗かき地蔵」のお堂があります。
こちらのお地蔵さんは衆生しゅじょうを助けるために、汗をかきながら一生懸命働いている、とされています。

実際、「汗」をかいていることがあるんだそうです。
高野山は、とても湿度が高いので…
それが結露している、というのが実際のところです。
(現実的)

さて、汗かき地蔵のお堂の横に、「姿見の井戸」があります。

この井戸の水をのぞきこみ…
顔が映らなければ、「3年以内に死ぬ」と言われています。

さて、参道を進みます。

参道の両脇には、たくさんの慰霊碑や供養塔、墓碑が建立されています。
その数なんと、20万基以上!!!

お大師様のもとで眠りたい。
弘法大師を慕う人が、どれほど多かったのかが想像できます。

参道には、いたる所に杉やヒノキの大木があります。
そして、大木のくぼみ「うろ」には、石仏が祀られていることが多いです。

木の洞を、厨子ずし(仏を祀る箱)に見立てているんですね。

こちらは、可愛らしいお地蔵さん。

先ほども書きましたが、高野山は非常に湿度が高いです。

ゆえに、参道のあちこちで「苔」が生えています。

ヒノキゴケかな?
もう少し暖かくなると、長毛猫の尻尾のような「ふわっ」とした姿になります。

表参道は、全長2Kmほどあるので…
あまり人の姿を見かけません。
静かな雰囲気を、漫喫することができます。

おっ
こちらは、元気いっぱいのスギゴケです。

時折、鳥の声が聞こえました。
それ以外は音もなく、本当に静かです。

小さな五輪塔ごりんとうが固まっています。
五輪塔は、仏教における自然界の5大要素といわれる「空・風・火・水・地」を表しています。

五輪塔は、大小を問わず、奥の院までの参道ではよく見かけます。

さらに参道を進みます。

モフモフのヒノキゴケ、発見。
この苔が大好きで、見かけると必ず撮ります(笑)

…さて、続きます。
奥の院までは、あと少し歩きます。

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