山寺宏一さん参加曲!GLAY「GIANT STRONG FAUST SUPER STAR」と発売20年「またここであいましょう」を考える。
7月24日は、2002年にGLAYが26枚目シングル「またここであいましょう」を発売した日です!
(2013年には48枚目のシングル「DARK RIVER/Eternally/時計」が発売。またの機会に語ります)
はじまりのうたこ(まりうた)です。
「アクセス」や「スキ」ありがとうございます!
私のnoteでは毎回大好きなGLAYやラジオについて語っています。
今回は「またここであいましょう」についてがテーマです。
<最初に読みたい、私とnoteの軌跡>
☆
【「またここであいましょう」とは?】
丸20年前2002年7月24日発売のシングル。TAKUROさん作詞作曲。
JAL NEW CHINAのCMソングにもなっていて本人も出演。「VIDEO GLAY5」では曲中で隠しコマンドがあり、とある場所でこのCM映像が観ることができる。
収録楽曲は2曲のみとシンプルだが、2週連続シングルリリースの1週目。
この翌週7月31日には27枚目のシングル「逢いたい気持ち」を発売した。
「またここであいましょう」のCDジャケットは劇場の幕に青空と白い雲と海が投影されている。対称的に「逢いたい気持ち」では、同じ場所と思われる風景が夕陽?朝?オレンジと紫で包まれている。
以前の記事(7月24日現在の固定記事)でも書いたが、私のnoteの最後には毎回「それでは、またここであいましょう」と挨拶している。
それは記事を最後までスクロールや読んでくださった感謝もこめて。「あなた」とnoteを通して繋がれたらという気持ちを込めている。
【1曲目「またここであいましょう」】
優しくも明るい心が弾むようなイントロが印象的。
自分なりに細かく歌詞を紐解いていく。分かりやすい歌詞なので感情移入しやすい。
手紙のような、物語のような。
私たちも日常生活で誰かに送りやすい言葉が溢れている。
曲はサビのメロディから曲ははじまる。
久しぶりに逢う友人等との話は「何気ない会話」でも一瞬で会っていなかった期間を埋めるように会話が弾むことがある。このご時世で逢えなかった人たちとの再会を喜ぶときにもピッタリ。
2002年の時点で「約束の地」とは、どこなのか。
アラサーのGLAYは前年の2001年に2回目のドームツアーを終えて、8月には夏のファンクラブ限定ライブツアー「HAPPY SWING Presents GLORIOUS NIGHT CRUISE」を行う。
9月にアルバム「UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY」発売を控え、10月には北京での「JAL Presents 日中国交正常化三十周年特別記念コンサート GLAY ONE LOVE in 北京」を行うことが決まっていた頃。
歌詞の続きを読んでみる。
遠距離恋愛?
「春の匂い」は季節的なことなのか「春」のイメージ=出会いと別れや希望などなのか。
この後サビがきて「張りつめたガラスの心の置き場」が見つからず悩んでいる様子が描かれる。2番では悩みの理由が具体的になっていく。
「夢」と「恋愛」との葛藤。まだ主人公は、大切な人にあの日誓った目標を叶えていなかった。
歌詞の最後には、最も印象的なフレーズが。
「立ち止まる事も逃げ出すことも それもまた勇気なら」は、この曲の隠れた一番のメッセージな気がする。
今の自分を受け止めて、ここままの道か違う道か「新たな一歩」を歩むために。主人公は前進するけど「またここであいましょう」と。
「君の事傷つけている全てから 僕が守るから」って凄いキュンな言葉。
また、歌詞のラストはGLAYでは珍しい終わり方。
文字だけで見るとシンプルだけど、ここの歌い方にはTERUさんの魂の叫びのような抑揚が。
これがメロディと共に変身する「言葉の魔法」
声のトーンで伝わり方の印象が変わるように、本当に「またここであいたい」という気持ちが伝わる。
主人公はまだ夢を叶える過程で「この先の自分へ」約束をしたのかもしれない(※個人の感想)
もちろん「GLORIOUS NIGHT CRUISE」ファンクラブツアーでも、アンコール1曲目で歌われた「ファン」との絆でもあるだろう。日常に戻るけど、ライブでまたあいましょうと。
MVは美術館風の場所で金髪のTERUさんが浮くシーンなど、不思議な世界観。途中の魔法使い風の男性が気になる。
【2曲目「GIANT STRONG FAUST SUPER STAR」】
作詞作曲HISASHIさん。この曲は「考えるな、感じろ」的な曲。
衝撃的HISASHIさんワールド全開。一見、ヒーロー(?)ジャイアントストロングと、悪役風のドクタームーブが戦い、ヒロイン役が応援する曲(この時点でGLAY?となる人もいるかもしれない)
この曲で一番驚くのは、プロ声優さんが参加した「セリフ」があること。セリフというかドラマの一部。歌詞にはセリフ部分は書かれていない。
ライブでは会場の大型画面に漫画が描かれ楽曲の通りにコマが進んでいく。
声優さんが豪華。今は「声」を知らない人はいないのではと思うくらい有名なDr.MOVE役の山寺宏一さんとGIANT STRONG役に緑川光さんが素晴らしい。西田裕美さんは最初の東京ドームでも声で出演。
歌詞は冒頭で日本語のセリフが書いてあるが、歌では英語になっている。
所々に「刻むグリッドに音符のナノデバイス」「波形のピークでノーズライディング」や「赤いボタンで塗り替えた世界」などPCでの曲作りと思われるフレーズも。
「ニコ動」もまだない2002年。最先端のガジェット好きなHISASHIさんなりの、曲作りに対する表現だろうか(個人の感想)
前述のアルバム「UNITY ROOTS&FAMILY,AWAY」を初めて聴いた時も驚いたが、新たなGLAYの可能性が広がった瞬間だと思う。その後のHISASHIさん楽曲たちが「新感覚」を私たちに与えてくれたのは言うまでもない。
「HISASHI TV#31」でも振り返って演奏を披露している。
反響音の「無」にこだわった作品など、楽曲づくりについての話が聞けるのは本人のYOUTUBEチャンネルだからこそ。生演奏も貴重。
(※下記、該当部分から再生に設定済)
下記からはライブバージョン(一部)を聴くことができる。このご時世で行われた配信ライブ。観客はFC会員を招待、久々に有観客での収録。
「THE ENTERTAINMENT STRIKES BACK RESONANCE vol.3」
オリジナルは以前の記事で書いた「GLAYアプリ」や各種サブスクで聴くことができる。
☆
ここまで、ありがとうございました!
それでは、またここであいましょう。
第84話【山寺宏一さん参加曲!GLAY「GIANT STRONG FAUST SUPER STAR」と発売20年「またここであいましょう」を考える。】
完
<おまけ>
私がnoteを始めた理由でもあるので、今年の4月29日からGLAYとラジオ(市町村単位のコミュニティFMも含む)について書いています。
もしお時間ありましたら。
noteを始めた一番最初の記事と理由。
ラジオを聴く人が増えているってホント?
全国に約340局ある「コミュニティラジオ」の大切さについて、他にも色々と書きました(きっと災害時などに役立つはずなので、普段から「あなた」の地域のコミュニティFMを)
10代にも「ラジオ沼」が。
「ご褒美ロケ」と一緒に。あなたの地元には「コミュニティラジオ」ありますか?
GLAYが書き下ろしたテーマ曲「クロムノワール」でお馴染みWBSで「防災ラジオ」の特集が。
☆
<「note公式マガジン」に掲載されました>
☆