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2人展&初ライブレポート

こんにちは。
DJ ねこちぃねこちぃ a.k.a  廃店長です。

オリエンタルフォースでの虚氏との2人展&初ライブが終了しました。
関わって下さったすべての皆様に大感謝しております!

私は 展示+ライブという状況は初の事だったので、これまでのイベントの中では断トツトップで緊張してました。
展示の搬入してからも 最終日のライブが頭をよぎり、ずっとハラハラしてましたね…
年末年始もカウントダウン気分0で、ずっとハラハラしてました。。

これから展示とライブに分けてレポートさせて頂きたいと思います。

2人展【Heaviness & Madness】

私の展示物はこちら。

立体物2点が私のでした。
ここまで大きいのをワイヤー吊るして展示するのは初めてでした。
大きい方は少々斜めって展示してしまったと思うので、この点反省ですね…
2つとも耐久度がなかったと思うので、この点も反省です。

大きい方がライトなしでは全く細部が見えずだった為、店主のオリラブさんに許可を頂きライトを設置させて頂きました。
設置させて頂き感謝致します。
設置しなければお客様の反応が大分変わってしまっていたと思います。

虚氏と私の作品だと虚氏の方がキャッチーですし物量も多かったと思うので、お客様の視線はほぼ虚氏のに向いてしまうだろうと予想しておりましたが、私のも色々感想頂いたり、撮影頂けたりしたのでよかったです。


↓ 虚氏の展示はこちら。

骸骨率高めでオリフォがカタコンベ化しておりました…

最近私は骨を負傷しました。
今回骸骨ばかりだったのは この予知だったのかと思えてきました笑

虚氏の展示は10年ほど見ておりますが、展示の仕方は大きく変わってないですね。
配置はごちゃごちゃしすぎず、額はずっと同じ黒額使い続けてます。
ごちゃごちゃした感じは似合わないと思ってるので、この展示スタイルを貫いていいと思ってます。

個人的にはカラス主体の作品も好きなので、新作カラスも増えるといいなと思います。

時間あればコラボも作りたかったです。
虚氏の作品をプリントしたものを私が自作した額に収めるコラボをしてみたいですね。


以下は物販スペース写真です。

物販スペースもほぼ虚氏で埋め尽くされる笑
自分のは素早く大量生産するのが厳しく、家に他の在庫もなかったので仕方なしですが…
時間あればユーロラック用の廃なブランクパネルも用意したかったです。




以下は最終日のライブについてです。

ライブ「再会廃墟再開」

展示最終日にこちらのライブ企画をさせて頂きました。
ライブ企画するのも 自身がライブするのも初でしたので、大変思い入れ深いイベントとなりました。
お客様は予想以上に沢山いらっしゃり、大変ありがたかったです!

以下が出演頂いた方々になります。演奏順です。
写真が動画のキャプチャーかつ汚い画質になっていて申し訳なく思います。
次はもう少し良画質で撮れるようにしたいですね…

①DJねこちぃねこちぃ(私)

トッパーは勿論私でした。
猫との会話音声を加工したものたちをレイヤーさせました。
どのアルバムにもない、この日の為に用意した30分でした。

壁に猫映像を投影し この壁の方を向いて演奏しました。
その結果「潜水艦に乗ってねこねこ空間を旅してるみたい!」という感想を何名か頂きました。
自身の背後から撮影されたものを見ると確かにそう見えましたね…私が操縦してるようにしか見えない笑
この演奏スタイルは 自身に合ってると感じたので、精度を高めてリピートしたいと思います。

ちなみに気づいた方もいらっしゃると思いますが、機材トラブルがありました。
MIDIパッドが途中で反応しなくなりました。
幸い音は止まりませんでしたし 直す方法も分かってたのですぐ直せましたが…
今の所 機材がないと演奏不可なので、機材が止まった時でもやれる奥の手を考えておかないといけないと思いました。。

②poltergeist sound system

DJではない出演ではかなりぶりだったpoltergeist氏。
私の記憶では5年ぐらい前にMAN's EYEさんの個展でライブ披露されていた記憶があるので、5年ぶりではないかと思います。
複数の小型シンセやエフェクター、ピエゾを仕込んでそうなバネ付き機材など、ハーシュノイズ勢らしい何がどう繋がってるか分からない機材並びを展開。
脳手術を受けるような感覚になり麻痺しっぱなしでした。
帽子も手術中の帽子寄りなので、無免許医者に見えなくもないです笑

ラストはまさかの叫びが発生しました。
どちらかというとクールな方で叫ぶキャラではないと思ってたので、これには衝撃でしたね。
この叫びを見て 最初は麻酔が効いてた手術が 麻酔が解けて痛みで喚き散らすというストーリーのようだと思ったのでした。。

前にXでタイマンやるとしたら誰がいいかを投稿したのですが、MACRONYMPHAはどうだろうと思ったりしました。
MACRONYMPHAとのスプリットリリースしてますしね。
実現したら熱い!!!

③古賀郁

自作のジャンクシステムでのメタルパーカッション。
このジャンクシステムの土台は台所のシンクをひっくり返した物で、これに鉄屑やバネ等を組み合わせて制作したとの事です。
インダストリアル嗜好の私は興奮するしかないシステムですね。
当日忙しすぎてこのシステムの全体がちゃんと見れなかったのが残念です…

ライブでは映像はなく音だけだったのですが、終始ホラー映画を見ているようでもありました。
空間エフェクトが効いたウォーターフォン寄りの音や、怪しい儀式で聞くようなパーカッション。
ホラー映画ファンのツボを激しく突いてきますね。
ホラー映画の音楽を古賀さんが担当すれば最高なのに…

絶妙なタイミングで電子音楽を入れてきたり、初めと締めにシンギングボールを使うというセンスいい事もしてました。
ソロでは今回が初との事でしたが全くそうには見えない洗練ライブでした。

④米澤一平+salta

トリはタップダンサー米澤氏(左)とサウンドアーティストsalta氏(右)のコラボレーションでした。
タップ音、カラスの鳴き声、水滴のような音、銅鑼などを用いた即興が展開されました。

このお2人は似てると思ってるので即興でもうまくまとまるだろうと思ってましたが、実際に美しく調和しました。
暗くて美しい幻想でしたね。
廃墟を音に変換したようにも思えましたし、内面へ向かう音でもありました。

お2人の向き合って演奏する姿もミステリアスで素敵でした。
自身の裏人格と裏人格が心の内で会話する事がありますが、これを具現化すると同じような構図になると思います笑

このお2人も音だけの人ではないですね。
音以外のものもストイックに研磨していき、更なる崇高な領域へ行くと思ってます。

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以上、出演者と当日模様でした。
全員出演頂いて本当によかったです!
同メンツでパート2をしたいと思えるぐらいの好み内容でした。
最後の集合写真を撮り損ねてしまったのが心残りですね…次は逃さない!

転換が心配でしたが、店主のオリラブさんがスムーズに転換指示して転換されていったのでさすがだ!と思いました。
転換も非常に勉強になりました。

オリラブさんにもとてつもなく感謝しております。
また近日コーヒー飲みに行きますね…



ちなみにこのライブの前日に、虚さんのビデオアートがライブで公開されました。
主催の1人である狐魔さんのnoteでその時のレポートがされてます。
以下がそのnoteなので興味ある方は以下をご覧になってみて下さい。
https://note.com/yingoh/n/n9d3af0b16dd9



あと、ありがたい事に2回目のライブが決まりました。
只今腕が軽く負傷中ですが、まだまだ先のライブなので問題なく出演出来ると思います。
こちらも詳細決まってきましたら告知させて頂きますね。

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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