![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/28398217/rectangle_large_type_2_9d5a308e7f3f7588d09a81643ee43d72.jpg?width=800)
けふの一句/6月16日
6/8刊行、北大路翼 著「見えない傷」の掲載俳句の解説を5/20~6/20まで毎日一句公開中。
隕石は宇宙のウンコ捕虫網
色紙に書けるウンコの句が欲しくて、むりやり作つた一句。捕虫網で童心を出してみたが、成功してゐるだらうか。あざといか。今度はうんこを兼題にして、句会をやつてみよう。ちなみに「糞」はクソと読むべき。「ふん」と読む奴は冷たいし、「まり」と読む奴はセックスが淡白さうだ。
見えない傷(春陽堂書店)
著者:北大路 翼
二〇一七年以降の作品から厳選収録。新宿の片隅から世の中を憂う第三句集。これまでの“アウトロー”とは異なる、加藤楸邨からの”本格派”の系譜。
|この記事を書いた人
北大路 翼(きたおおじ・つばさ)
1978年5月14日、神奈川県横浜市生まれ。種田山頭火を知り、小学5年生より句作を開始。2011年、作家・石丸元章と出会い、屍派を結成。2012年、芸術公民館を現代美術家・会田誠から引き継ぎ、「砂の城」と改称。句集に『天使の涎』(第7回田中裕明賞受賞)、『時の瘡蓋』、編著に『新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」アウトロー俳句』『生き抜くための俳句塾』『半自伝的エッセイ 廃人』『見えない傷』など。新宿歌舞伎町俳句一家「屍派」家元。「街」同人。砂の城城主。
Twitter:@tenshinoyodare
連絡先:shikabaneha@gmail.com
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?