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私は飲み屋の女将です!自分のお店なんだから好きなようにやる!

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神田で間借りで飲み屋を始めてから、考えたこと、迷ったことなどをまとめた記事です。一般的にいいと言われていることが呪縛になることもあったから、やり方は一つじゃないいう参考になればい…
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#日記

飲み屋が料理を諦めた日②:なんかむしろ理想のお店になった

飲み屋が料理を諦めた日②:なんかむしろ理想のお店になった

料理を諦めて、お客さんの期待に応えられなくなった。

だから、それまで来てくれてたお客さんは足遠くなった。

でも、そんなお店をおもしろいと言ってくれるお客さんが来てくれるようになった。
しかも、お土産を持って!!

例えば、今週もらったもの↓
ゆず七味チーズ
クッキー
鶏スモーク
サラミ
ごぼう天
牛すじ煮込み
箱根名物燻製たまご
長野県産シードル
クラフトビール
日本酒
博多うどん
神田の名店

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料理を諦めた日③:「集客=善」ではないことを知った。今のお店が私にはちょうどいい。

料理を諦めた日③:「集客=善」ではないことを知った。今のお店が私にはちょうどいい。

「この店は、あんまりwebで集客とかしないほうがいいんじゃない?」

GoToイートのサイトに登録するかどうか、近くの居酒屋さんに相談してたときに言われた。

え?
飲食店に集客って大事でしょ?

確かに、私のお店は、木金の夜しかやってないので、グルメサイトに載ってる訳もなく、常連さんの大半は、店の前を通りかかって入ってくれた方ばかり。

そして、GoToイートに参加するのも、お客さんを増やそうと

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お客さんの数に一喜一憂しないために。

お客さんの数に一喜一憂しないために。

お店をやってると、お客さんが多い日、少ない日がある。

特に飲食店が水商売と言われるのは、売上が水もので、天気(雨)にも左右されるかららしい。

お客さんの数って、気にし始めると心理的ストレスがすごい。

私は、これをどうにか克服したいと思ってた。常に平常心でいるにはどうすればいいか。

私が採用した考え方は、「お客さんが多くても少なくても自分のせいではないと思い込む」。(意志の力が必要。)

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お店を続ける上で、一番の敵は自分だった。

お店を続ける上で、一番の敵は自分だった。

今となっては、飲み屋の女将が自分の天職だなって思っているけど、始めて1年くらいは、いつ辞めようかってずっと思ってた。

自分は飲食店の経験もないし、料理もしないし、お客さんはなぜこの店にきてくれるのかなってずっとわからず、不安だった。

この不安から逃れたいといつも思ってた。

すごく不思議なんだけど、お客さんが来てくれるのを待ってるのに、いざ来てくれると、期待に応えられないんじゃないか、どうした

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個人事業主のみなさん、自分の商品の値付けって難しいよねって話。

個人事業主のみなさん、自分の商品の値付けって難しいよねって話。

サラリーマンしてた時は、BtoB
(会社対会社。←この言い方ってメーカー特有って言われたけど本当なのかな?)の仕事だったから、値段交渉も、会社の看板を背負って堂々とできた。

だけど、個人事業主は、自分の商品の値段は、自分で決めなければならない。

そりゃ、安い価格設定の方が喜ばれるのはわかるけど、家賃もあるし仕入れ代も私の生活だってかかってる訳で。

一応、飲食店は、原価率30%っていうセオリー

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