![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/36023119/rectangle_large_type_2_55d1fab7a832e3766f585838e4528562.jpg?width=800)
個人事業主のみなさん、自分の商品の値付けって難しいよねって話。
サラリーマンしてた時は、BtoB
(会社対会社。←この言い方ってメーカー特有って言われたけど本当なのかな?)の仕事だったから、値段交渉も、会社の看板を背負って堂々とできた。
だけど、個人事業主は、自分の商品の値段は、自分で決めなければならない。
そりゃ、安い価格設定の方が喜ばれるのはわかるけど、家賃もあるし仕入れ代も私の生活だってかかってる訳で。
一応、飲食店は、原価率30%っていうセオリーがあるから、それをベースにはしてるけど。
私のお店は、そんなに高いわけじゃないけど、決して安くはない。センベロとかでは全然ない。
だから、値付けっていつまでも自信がなくて。お客さんが少ないと、値段下げたほうがいいのかなっていつも思ってた。
例えば、100円200円値下げしたとして、自分は普通に普段そんな額無駄遣いしてるのに、もらう側になると、不安になるのは何故なのだろう。。。
そんな堂々巡りに、私の中で決着が着いたのは、全然違う業種の経営者の方に、値段の付け方を聞いてみたとき。
その人の考え方としては、毎回絶対得しなきゃっていうのではなくて、得したり損したりしながら、関係を作っていけたらいい、っていうことだった。
取引先に、「今回はまけてください」って言われたら、対応することもあるし、その次は、こっちの要望を聞いてもらうこともあるし、お互い様っていう関係で、取引している。
逆に、毎回値下げを要求してきて、得ばかりしようとする取引先とは、関係を続けられない。
とのこと。
これを聞いて、私の中で、値付けに対して、考え方がゆるくなった。
またもや、「値付けはこうあるべき」みたいなのに勝手に囚われていたなって思った。
私も、お客さんとの関係の中で、目先の利益に拘らないで、得したり損したりしながら、付き合っていければいいんだ。
そういうのが許される関係って、優しさを生む気がする。
だから、私は商品のお金は堂々ともらう。その上で、私が他に提供できるものは惜しみなく分け合っていきたい。
お金をもらうことを大層に考えていたけど、お金は、交流の道具なのだと思ったら、気が楽になった。
サポートありがとうございます! 神田の部室にもぜひ遊びに来てください♪