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木曜日

朝に書類提出メール。昼からイレネさんとカメラマン役者の方達と劇場の下見。ハビさんと舞台大道具のデザインのことで意見の違いが発端となり、日本だったら絶交になるほどの勢いの言い合いが3時間ぐらい続いたけれど、彼いわく今日の話し合いはこれからの将来にとても役に立ったと満足して去っていった。確かにスッキリして軽い気持ちになりました。文化の違いを埋めるのには労力がいる。この会話で気づいたのはメキシコで移民として生活している私の環境、言語の問題や幼少の頃の記憶、テレビや食事など一つも共有するもののない相手のことを想像するのはとても難しいということ。甘えて流されてはいけない。将来先延ばしした問題が大きくなるだけだから。海外では、遠慮などせず「あなたは私のような環境の人のことを理解する必要がある」との主張をしなくてはいけない。

その後ソーシャルランドスケープ基金ケレタロの美術史家、マリアナ・モラレスと久しぶりに電話。私の疲れ切った様子に「大丈夫?」と心配してくれました。いつもありがたい。昨日アドリアナにいただいた手作りナッツパンを食べようと思ったけれど、深夜のパンは胃の負担になるかと思いとどまったのに、パイナップルが美味しすぎて一つまるごと平らげてしまった。おやすみなさい。

写真は舞台の下見の時の様子。

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