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11 : 「わかる問題を見つけた瞬間、解かずに休憩に入る」ことで勉強効率アップ。

こんにちは。第11弾となります。今回は、前回の続きで、「休憩時間」の工夫について別の観点からお伝えできればと思います。

~「あ!この問題わかる!」そう思ったら、休憩のチャンス~
前回の10弾では、休憩の取り方の工夫を定量的にご紹介させていただきました。今回は、もう少し定性的な工夫を一つ紹介できればなと思います。

勉強生活を長く続けていると、勉強の区切りの取り方をふと考えたことはないでしょうか?どういうことかというと、例えば勉強をしていたら、お母さんから「ごはんできたよ~。」と声掛けがあった。ごはんを食べに行かなければならないから、「ここまで解いたら、一旦ご飯を食べに行こう」と考える。そうです。この瞬間です。一瞬ではありますが、勉強をどこで区切るか考えたと思います。私は、この勉強の区切り方に工夫を施して休憩時間をとっていました。

多くの人は、大問が終わったら、ページ内の最後の問まで終わったら、この宿題が終わったら、などキリがいいところで区切ると思います。そして、休憩やごはんなどを済ませたあと、キリがいい問から勉強を再開すると思います。勉強を再開すると、キリがいいところで勉強を区切っていたため、また新しい内容から勉強をスタートすることになります。しかし、これこそが「重い腰」の天敵になるのではないか、私はそう考えるのです。さっきまで、勉強に集中できていたのに、休憩やごはんなどで区切りをつけてしまうと、「重い腰」との闘いが始まることは誰しもが想像できると思います。

では、ちょっと発想を変えて、この「キリがいい」区切りを変えてみましょう。ものすごく「キリが悪い」ところで区切ったとします。ちょっと気持ち悪いな、と感じる人が多いかもしれません。しかしながら、キリが悪い、言い方を変えると、休憩前に解くこともできた問題で区切ったわけですから、休憩後も解ける問題なのです。解ける問題から勉強スタートにすると、、、はるかに「重い腰」との対決に勝ちやすいようになるのではないでしょうか?

想像してみてください。いざ勉強をやろう、となった時に、わかる問題からスタートする自分とわからない問題からスタートする自分。おそらく前者の方が勉強の集中ゾーンに入りやすくなるのではないでしょうか?
つまり【わかる問題からスタートできるように、キリが悪いところで区切って、休憩を取るように」することが「重い腰」に勝ちやすくなるのです。問題を解いていて、お母さんから「ご飯できたわよ〜」と言われたら、ぜひ、できる問題を残して、区切りをつけてみてください。そろそろ休憩を取りたいなと感じた時、ぜひ、わかる問題を残して、区切りをつけてみてください。

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