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~どん底から見えた光に向かって~

脊髄損傷になることは、歩くことを諦めるに等しいケースが多々あります。
医者から、「あなたはもう一生歩けない」と宣告されればほぼアウトです。

突然不慮の交通事故がプロ野球選手を目指した少年の夢を無残に砕いた。
絶望する日々。心の葛藤が波のように押しよせる。

そんな状況から懸命にリハビリをして復活にかける男がいます。
リハビリの成果は、常時車イスの生活から彼を立ち直らせる。
そして目指したのはトレーニングジムの開業。

普通のジムは、筋トレを中心にアウターマッスルを鍛えるのが中心。
体幹というインナーマッスルに注目したのがこちらのジム。
『Revive Gym北堀江』

ゴルフの飛距離を伸ばしたり姿勢を正しくすることなどに絶大な効果があります。
東大教授が開発したオリジナルマシーンを使用するのは大阪ではここだけ。
専属トレーナーもおり、トレーニングを見守る表情は優しさに包まれている。
パーソナルトレーニングも行っており、健常者から軽度の脊髄損傷者まで経験あるトレーナーの個別指導を受けられる。
また、オーナー自身が脊髄損傷者だから同じ境遇の人の気持がわかります。

このジムがOPENしたのが昨年の12月。
僕が開業準備段階から伴走をはじめたのが8月から。
マネジメント全体をサポートする中で注力したのが戦略の構築と笑顔あふれる場づくり。

戦術ではターゲットの絞り込みとメニュー開発、決済システムの工夫。
開店前からSNSでの積極的な告知も開始しました。

オープン後3ヶ月が経過した段階で少しずつですが、会員が増えています。
途中からゴルフ好きの人が集まりだしたからでしょうか。
スイングのビフォー・アフターが明らかに変わるので、口コミで紹介が続いている傾向。
ターゲットは会社経営者層ですが、個人事業主も含めゴルフ好きの経営者層にさらに絞り込まれてきた感じです。
姿勢の矯正も、同じように体験トレーニングをすれば明らかに違いを実感できます。

このように新規事業は小さくはじめるのがコツ。
まだマンパワーの都合があるし、急激な右肩上がりはその反動がかならずくるのでコツコツと…。
それでも、開業6ヶ月後の今年6月には損益分岐点を超える見込み。
7月からは黒字化すると予測しています。
もしそうなれば早いほうでしょう。

もちろん、それまでには問題点や課題がでてくるのは必然。
解決に導くのが楽しみです。
サポートの延長が決まったことで、気持ちを新たにこれからも寄りそっていきます。

最期までお読みいただき有難うございます! これからも【人としてのあり方とやり方としての戦略】に特化して情報発信していきます。 記事内容向上のためにも感想等をいただければ嬉しいです!