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人生初のスリ被害に...

フランスのパリへ旅行中に、人生初のスリ被害に遭いました...
旅行6日目 1月28日
パリのオペラ駅から地下鉄に乗り、セーヌ川のクルージングに向かう途中でした。
電車は満員電車で、乗り込むか迷うほどでしたが、予約していたクルージングの時間が決まっていたため、乗らざるを得ませんでした。
電車に乗車後、後から数名の黒人男性集団が駆け込み乗車をし、自分の周りを囲うようにしてきました。
1人の男性がバックを上げ、そのバックが私の顔をかすめました。それに対して申し訳なさそうな表情で「sorry...」と一言。
それで悪い人ではないと思い込んでしまったのが誤りでした。
そのときは全く気づかなかったですが、バックで目隠しをされた一瞬にもう1人が私のバックの中身から現金等を取り出していたのです。何も気づかないまま、その人たちは、次の駅で降りて行きました。
さらに、降りて行った人たちに続き、私の後ろにいた人がドアが閉まる間際に走って下車をしていきました。その一瞬、ポケットに入っていた私のスマートフォンを奪い去って行ったのです。
何が起きたのかわからないほど一瞬の出来事でした。その一瞬の後すぐに、同じ電車に乗車していた現地の人がスマートフォンを盗られたことを教えてくれました。それまではバックの中身を荒らされたこと、スマートフォンをポケットから盗られたことに全く気づけませんでした。
フランスではスリが横行していると前情報もあり、警戒をしていたつもりでしたが、6日目ともあり気が緩んだ一瞬わ突かれました。今思えば、気を緩めていたことに後悔しています。

犯人は絶対許せないですが、スリ被害に遭ったのは自分の自己防衛が足りていなかったと反省しています。

その日の夜にホテルのスタッフさんに相談した際にフランスで起きているスリのほとんどはフランス人ではないという事実を知りました。
フランスで起きているスリの7割は10〜20代のルーマニア人のいわゆる「ジプシー」がほとんどのこと。
※ジプシー: ヨーロッパで生活する移動型民族
彼らは集団で行動し、それぞれが「人を惹きつける役」「盗む役」「持ち去る役」などの役割を決めて犯行に及んでいる。
主に観光地や地下鉄に潜伏していることが多い。
地下鉄でも満員電車の窓際は彼らの得意分野のようだ。

今回の旅ではとんだ災難に遭ったと思ったが、それ以上にフランス人の優しさにも触れることが出来た。被害に遭った直後の電車内では、私のことを心配し、声をかけてくれる人がたくさんいた。そのうちの数名は一緒に次の駅で降りてくれ、つたない英語で色々と教えようとしてくれた。最終的には言葉が通じ合えなかったため、駅の窓口まで連れて行ってくれ、事情を説明してくれた。その後は、一番近い警察の場所を教えてくれ、素早く対応をすることが出来た。もう一度会えたら改めてお礼を伝えたい。

4年後の2024年はパリオリンピックが開催される。今と同様に観光客を狙ったスリが横行することが予想される。そうならないことを願うが、現実は甘くないだろう。そうなれば、自分の身は自分で守るしかない。旅にトラブルは付き物だが、犯罪ほどの大きなトラブルに巻き込まれるは避けたい。1人でも被害者が減ること願ってます。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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