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「伝達のタイムラグ」・・・心に出来る隙間の一瞬。

  

昨日アップした記事 「空想を現実にするもの」・・・驚異!憧れを追求した人々。」が、   #しゃかせん/社会人先生担任になって欲しいフォロ応援求ム さんに 取り上げられました。ありがとうございます。 https://note.com/kisha_koku/m/m5c2ffd8bba19 

 また、9月8日には、 あづき れお さんの イマスカ(イマジンの空)にて 「二度と戻れない世界」・・・怪談。鬼の供養塔と刀の伝説。 を紹介して頂きました。 ありがとうございます。 https://note.com/mysteryreosan/n/ne90c3e176ac8   

さて、
嬉しい事があると、さあっと心が腫れるのが分かりますよね。
逆に、悲しい事があると、ドンと暗く落ち込みます。


ちょっとそんな経験をした時の事を思い出してみてください。
特に考えてもいなかったサプライズ的な喜びや、突発的な悲しみに出会った時の事を。

その出来事が喜びや悲しみ、又は急いで対処しなければならない緊急事態であると理解するまで、ほんの少しの時間、ぼうっとしていた、という経験はありませんか?

喜怒哀楽に関係なく、考えもしない大きな出来事に遭遇すると、
人は一瞬呆然とすることがあります。
大きければ大きいほど、その傾向があると思います。

脳科学的には、この呆然として程度動けないのは至極全うなことのようです。

「脳」と「身体」は、常に連携をして体を動かしているわけではなく、
歩くとか走るとか、継続的に行う動作には、いちいち意識せずに行動できるように慣性的に体を動かすそうです。「脳はなるべく脳を休もうとする、怠け者なのだ」という事でした。

だから、歩くとか食べるとか、何か習慣的な行動をしている時に
普段と違う特殊な出来事が起こったり、奇怪な状況に遭遇したりすると
脳は急にはそれらの情報を処理しきれず、パンクぎみになるため
情報を整理する時間が必要になります。

その結果、脳から指令を体に出すのが遅れ、
指令の来ない身体はどうしていいかわからず、
数秒間動けなくなってしまうらしいのです。


これ、脳科学的には「伝達のタイムラグ」ですが
あやかしの世界では、

「ココロのスキ魔」

と仮に呼びましょうか、この現象。

体を動かすまでの時間差だけではなく、
思考の連続性も途切れてしまうことがあります。

その隙に「ココロのスキ魔」がサッと忍び込み、
普段とは違う行動や考えをさせてしまうのです。

それは日常茶飯事のように、世の中に溢れ、
「ココロのスキ魔」が常に狙っています。


でも、嬉しい時は、どうあっても嬉しいですよね。

                 おわり


こちらは、店頭で発見して嬉しいショックだった。まだ第二巻も買ってないのに。



こちらがその第二巻。






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