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オランダ女子ひとり旅_1〔Netherlands〕#Circular economy

こんにちは!
私はこの春、2週間ほどオランダ一人旅に出かけました!(2023.2.25~2023.3.11

大学在学中にコロナ禍を経験した私が、オランダへ一人旅に出かけるまでの3年間をサラっと書きつらね、これから旅に出たいー!と考えている方の参考になればと思っています!(みなさまの良き旅に繫がったらいいな

 大学生活でオランダに興味を持ちはじめ…

私の所属していた学部は、デザイン思考を中心としながら幅広い分野を学ぶ学部でした。もともと自然が好きで環境問題に関心がある私は、デザイン思考を活用しながら日本の環境問題の取り組み促進に貢献したく、日本文化、哲学、生物学など、様々な勉強をしていました。

本来は大学2年次(2020年~)から1年間の海外留学プログラムがあったのですが、コロナの影響で留学は中止に。家の中で過ごす時間が増えたため、興味のある学問を勉強していました。

環境問題に取り組む事例を探しているうちに、「サーキュラーエコノミー (circular economy):循環型経済」という考え方に遭遇。イギリスを拠点とする「エレン・マッカーサー財団」は、サーキュラーエコノミーについて学べるオンラインプログラムなどを開催していました。彼らのプログラムは「Circular economy Hub」で特集され、当時は無料で記事を読めたので血眼になりながらノートにまとめていました…!

そんなこんなではありましたが、コロナ禍ではあったものの激しく充実した大学生活を過ごす中、デザインやサーキュラーエコノミーに関して勉強していると、私の気になるものがすべてオランダと結びついていき…オランダへの興味は積もりに積もり……卒業研究を終えた後に急遽オランダへ行くことを決めました!

  **オランダのサーキュラーエコノミー

サーキュラーエコノミーは、大量生産・消費経済で生まれた廃棄物に対する解決策として提案された経済モデルです。ビジネスを行う上で、生み出した商品が廃棄となって処分されていくことまで考えたうえで、ビジネスを行う、生態系と同じように循環していくビジネスを目指そうというものです!
(ざっくりすぎちゃうので、詳しくは後日追記。。。)

2015年、欧州委員会はサーキュラーエコノミ―政策として「サーキュラーエコノミーパッケージ」提案し、翌年オランダが自国で進める政策を掲げました。そこには2050年には完全にサーキュラーエコノミー都市となることを挙げています。政治的な動きも早いオランダでは、ヨーロッパの中でもトップレベルでサーキュラリティの高さを誇っているのです。

オランダでのサーキュラーエコノミーに関する取り組みが書かれている書籍として、おすすめのものはこちら。日本の本屋さんでは、サーキュラーエコノミーに関する本はまだまだ少ないですが、こちらはオランダの実践例を紹介しながら分かりやすく述べられていて、とても参考になりました!

実際にオランダでの2週間の旅では、この本に掲載されている場所を視察して回りました!他にもWebサイトで調べた情報でプランを練りました。

 3週間後に旅に出ることを決めた!

そんなこんなで、今私は記事を書いているわけですが、本やネット記事に書いてあることをが実際どのようなものなのか、自分で現地に行って確かめてみたい!と思い、旅に出ることを決めました。すべて否定するわけではありませんが、情報があふれる今、本やネットに書いてあることがどんなに理想的であっても、それがありのままの現実かは自分で体感しないと分かりません。

いつかコロナが収まったら、、大学を卒業していつか時間ができたら、、と思っていましたが、卒業研究に追われているうちに計画を立てていませんでした。スケジュール帳を開いて最大限2週間くらい旅に出られる日を探して、、よし!3週間後から飛び立つぞ!と決意を固めました!

 限られた3週間で準備したこと

  ①飛行機のチケット

航空券のチケットは、往復セットで買うとお得な事がほとんどですが、私のように直前で購入する場合、片道ずつ購入したり、海外での出発地を調整することで費用を抑えられます!(滞在都市から電車で移動して、他都市から飛行機に乗る、などEU圏内ではおすすめ)

飛行機の予約では、HISが運営している「Surpr!cehttps://www.surpricenow.com/flights/search/search.aspx)」がおすすめです!日本の会社が運営していることに加え、日本語で表示されていること、おまけに安心、安くて嬉しい!

  ②滞在先の確保

私は普段の旅でも愛用している、Airbnbを使って予約しました。宿をとったのは1週間前でしたが、こちらは事前なほどお得です(^-^;

オランダの首都アムステルダムと、ロッテルダムに約1週間ずつ泊まりました。アムステルダムでは、中心市街地からトラム(路面電車)で15分ほどの大きな自然公園の中にある「Genelator」というホステルへ。朝から霧がかる公園の中で、優雅な時間を過ごせました。私が予約した部屋は女性専用部屋でしたが、行ってみたらなぜか男女共同部屋。。。4人で室内の2段ベッド×2、シャワールーム、トイレを共有していました。予約内容と若干違う、、なんてことは多々あるので、何かあるかもくらいの気持ちで寛容に(^-^;

ロッテルダムでは、デザイン性の高いカプセルホテル「City Hub Rotterdam」に滞在。完全個室。室内の明かりが変化し、スピーカーもかけ放題(音漏れの心配なし!)オランダで人気な「RITUALS..(https://www.rituals.com/)」のシャンプー、コンディショナー、ボディ・ハンドソープも置いてあり幸せでした。

友達はAgodaを使って予約している子も多かったです。こちらもかなり安いみたいです。アプリがおすすめ!

  ③必要最低限の英語

英語を話せた方が安心だよなあと思って勉強しようとしたのですが、中々しないもので…本屋に立ち読みしに行って、良い本を見つけました!イラストで覚える英会話、しかも必要最低限なものに限られているので、必要な状況に出くわしそうな前に予習をしていました。(https://amzn.asia/d/ar3MrlW

英語の準備はそのくらいです、、
他は、ジェスチャー、表情、Google翻訳に頼りました!
日本でもそうですが、大抵の場合、困った顔をしてジェスチャーしながら ”How can I …” の3単語を言って目を見つめれば、みんな助けてくれます!

  ④現地にいる日本人の方とのコネクション

私の場合、現地に行ってオランダの環境問題に関する取り組みについて情報を得たり、オランダの文化や特徴など知りたい!という思いがあったので、オランダについて日本語で会話してもらえる日本人の方を探していました。
ご縁に感謝しかないのですが、ご縁があって、旅立ち1週間前くらいにSNSでやり取り、お家でお会いすることができました!
誰かに会いに行ける旅、会いに行く旅ほど、素敵なものは無いなあと感じます!話したいテーマや目的が無くても、旅前、旅中に連絡が取れるとより楽しい旅になると思います!

  ⑤クレジットカードの準備

オランダに着いて驚いたのは”NO CASH! CARD ONLY!”のお店がほとんどな事です。JCBも使えるところはありましたが、VISAが大抵のお店で使えるので安心です!

気を付けてほしいことが一点!私はもともとJCBを一枚、VISAを一枚持っていたのですが、航空券(約20万円)を買う際にVISAを使用、宿泊を取るのにJCBを使っていました。クレジットカードの使用限度額は毎月定められていて、私の場合は30万円だったので、現地に行った際に使うカードがほとんど使えない!!という状況に。。急遽、出発6日前くらいにVISAカードを新規発行しました。海外に持っていくVISAカードは2枚あると安心です。。この際おすすめなのは、海外旅行保険が付いているカードを持っていくことです。海外旅行に関する費用に1度でもカードを使えば保険が適用される、というものです。調べてみるとたくさんあると思いますが、私はEPOSカードにしました。ご参考までに、、

現金をどのくらい持ち歩いたかについてですが、日本円1万円をユーロへ両替しただけです。それでも使い切るのに精いっぱいで、終いには現金が使えるお店を探して、帰国前に使い切ったという感じです。

また、オランダでは銀行口座を持っていないと支払いできないお店が極マレにあるみたいです。私は2週間で1店しか見つけませんでしたが、そういうのもあるみたい!

 一人旅、旅に出るか迷っている人へ

さいごに、コロナが原因で留学が中止になり、大学在学中も自由に海外へ行けなかった身として伝えたいことがあります!

何かの機会につけて海外に行くチャンスを得ることは、もちろんそれなりにサポートをしてもらえるし、手続きも比較的スムーズに進むと思います。でも、世の中に通じて言えることは、変わらないものが何も無いことです。無常です。すべてが変化し続けるのです。

何かに身を任せていると、自分でやりたいことが思うように動かなくなることを、大学4年間で実感しました。やりたいと思ったときに、やりたいことができるように、自分の時間の舵を握れる大切さを感じています。

うまく説明ができなくても、何かの理由が明確に無くても、直感でやりたいと思ったことを信じてみてください!何が「正しい」かは分からないですが、ただひとつ「ちがう」と感じることだけは見分けられると思います。





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