スマホを触らない夜を経て、目覚めた朝は。

「やばい」と感じつつも、なかなか止められなかった寝る前のスマホ使用。この度ついに、一切の使用をせずに眠りにつくことができた(!)ので記録します。

今回明らかになったこと。必要だったのは強い意志でも自制心でもなく……日中の適度な疲れでした。お風呂を上がったあたりから眠気に包まれて、子どもの寝かしつけと同時に寝てしまうくらいの。いつもは寝かしつけた後に残った家事をしたり夜食をつまみながら夫と話したりするのですが、昨日はあまりにも強い眠気に負けてしまったのです。そのため自由にできる時間もなく、結果的にスマホに触れない夜となったのでした。

ベッドに横になると同時に眠ってしまうくらいの疲れをもたらしたことは…
 ・家族で外出する予定だったため、いつもより少し早めに起きた
 ・日中ほとんどの時間を屋外で過ごして日光を浴びた
 ・それに伴い、たくさん歩いた(時間にして普段の10倍以上)

ざっくり言えば早寝早起き、適度に身体を動かすこと。もう耳にタコができるくらい、異口同音に世間で言われていることですね…

だけどどんなに「大事だ」と分かっていようが、なかなか日常生活で実践するには至らないことでした、少なくとも私にとって。「依存症は良くないことだ」にも似ています。大事なこと(早寝早起き、適度な運動)を実践するために依存症が邪魔していることも、頭では分かっているんですけれどね…

さて、スマホに一切触れない夜を経て、目覚めた朝がどうだったかというと。

最高でした!!! 目覚めスッキリ、頭も冴えていて、行動の意欲がどんどん湧いてくる。スマホに触りたいとも思わない。身体が軽くて、なんでもすぐにこなすことができて、午前中に家事を終えてしまったから午後は自由時間。子どもとたくさん遊んで、合間に読書を楽しんだりもして、夕食はちょっと凝ったものになりました♪

……というコンディションをずっと想定していたのですが、残念ながらそうはいかず(「最高」〜「♪」はすべてフィクション)。うーんおかしいな眠いぞ、身体も重い、やる気が起きない。ちょっと休もう…のついでにスマホを使ってしまう。昨夜から見ていなかった情報をチェックしはじめたら長時間に。

結局、夜にスマホを使わなかった分を補うかのように、(朝は軽い運動をして我慢できたけど)昼過ぎからたっぷりと使ってしまったのでした。補う必要なんてどこにもないのに!

思うに前日の疲れが出たんでしょうね。寝落ちしてしまうほど身体を動かしたから。トシってせつない……いやいや、普段の動きが足りないのかな。休日に疲れすぎないために、普段動く時間を増やすためにも、ボーッとスマホを使う時間を減らさなきゃ。んん、なんだか無限ループ感が。

無限ループに陥らないために。今回分かったこと。
 ・夜にスマホを使わなかったからといって、翌朝スッキリ目覚めるとは限らない
 ・疲れが残っている→ダラダラする→スマホを使う…になりがち
 ・スマホを見ない時間が長い→次に見るときにチェックするものが多く長時間使用になりがち

それを踏まえての、今後の改善点は。
 ・スッキリ目覚めなくても「夜に使わなかったのは快挙!」と喜ぶ(落ち込んだり無意味だと思うと依存に戻りがち)
 ・残り疲れの対処法を用意する。ダラダラしながらも読める本やマッサージなど
 ・スマホを再び開く前に「必ず見る情報」「見なくていい情報」を決める

あくまで私の場合ですが、「これだけ見たら閉じる!」と決めて開くと、案外短時間で済んだりします。一方で「昨日見なかったからな〜〜」程度の意識で開くと、「昨日見てないしいっか」「まだ見てない情報があるかも」と長時間使いがち。もちろん夜に続いて開かないのが一番なのですが、スマホって日常生活でも使うものだから厄介です。依存と非依存を切り分けること。

「どうせ夜に使わなくたって次の日の質は変わらないよ……」と諦めてしまわない。この記事で一番自分に言い聞かせたいのはこれです。

それまで一度もお化粧をしたことのなかった女性が、たった一回のセルフメイクで劇的変化を遂げるわけではない。この例え、合っているでしょうか? 普通そうですよね、道具や方法の知識も、度重なる練習の実践もどちらも大事。一回しただけで諦めてしまっては、美しい化粧なんて自分で自分に施せるわけがない。千里の道も一歩から。どうか今夜も、二歩目に進むことができますように。

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