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認知症になっても大丈夫な準備 その①
私は約18年、認知症の方やそのご家族とデイサービスの管理者(兼現場のスタッフ)として密に接し続けて現在に至る。そんな私だからこそ伝えられることがあると思っている。
医学が進んでも認知症にならない薬は未だ出ていない。だとしたら、高齢者の4人に1人はなると言われている認知症になってもいい準備について考えた方がいいと私は思っている。
私の立場で発信できるのは言うまでもなくお金や保険の備えについて
聴くこと/聞き取ること
話をきいていても、それは単に自分の聞きたい情報を自分の都合のいいように聞き取っているに過ぎないことは意外と多い。
これは大なり小なりはあれど、誰にでもあるものだろう。それでも自覚しつづけることで、自分の聞きたい情報枠や概念をずらしたり広げたりするのとは出来ると私は思っている。
そのためには、感覚や思考、想像力をプラスアルファ働かせることは必須となる。そうしなければ、やはり自分の思う常識や感じ方
決め打ちしてないか?
人と向き合う時、何か情報に触れる時、自分の求めたり期待するものを限局して向き合ってはいないか?
いや、基本的にはそうしてしまう方が多いんだろうと思う。自分に都合のいい結論を言ってくれる人、記事…。その方が自分の考えや感覚も肯定される気がするし、その事自体すべてがダメな訳じゃない。
ただ、そうすると情報は偏る一方になってしまう。【こうでしかない】【こうに決まっている】【これ以外はダメ】そんな