graceyoshizaki

考え続けたい。感じ続けたい。でも、時には、それらを一時停止したりゆるめることも必要。そ…

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考え続けたい。感じ続けたい。でも、時には、それらを一時停止したりゆるめることも必要。そのツマミを自在に扱えるようになれたらなと思ってます。 https://www.amazon.co.jp/dp/4286207781/ref=cm_sw_r_apa_i_3DLXEb1JA2M3B

最近の記事

続けるコツ

何にせよ、始めるより終わらせることはちょっと手間がかかる。 物事も、誰かとの関係も…。 それでも、始めるのも終わらせるのも、 続けることに比べれば、 ううんと簡単だと私は思う。 私自身が思う続けるコツは… あまり先を見過ぎないこと あれこれ、先に心配事を並べ過ぎないこと 今日一日、目の前の一つひとつを丁寧にすること 基本のリズムは刻みつつも、時々アレンジを加え続けること 心の揺れは止めないけれど、その揺れ幅を狭めたり、 大きくし過ぎないこと 淡々と、小さな小石を丁寧に

    • 胆力

       デイサービスを立ち上げて、今日で20年目に突入。 小さな小さなデイサービスだけれども、色々な力を鍛えられて今に至る。 少しずつ与えられる課題もレベルアップしながら、最も鍛えられた力は胆力だと思っている。 胆力とは「物事に恐れたり尻ごみしたりしない精神力」もしくは「ものに動じない気力」とある。そもそも、胆力が備わっていなければ、起業なんてしないのでは?と考える人もいるかもしれないけれど、いやいや胆力が無くても、起業はある意味誰でも出来るのだ。1か月持たないかもしれないけ

      • 鉛筆

        今でも職場で鉛筆も使っている。 単純な私の好みだ。 使おうとした時、芯が丸くなっていると、我慢してそのまま使うか、鉛筆削り(小さな削り器)をしてから使うかなのだが、私は、必ず削る。 その方が自分が気持ちいいからだ。 鉛筆削りをする度、小学校時代の淡い記憶が蘇る。 顔も鮮明に思い出せないあの子の筆箱の中の鉛筆はどれもキレイに削ってあったな〜と。 勤勉とは程遠い私の筆箱の中は、ゴチャゴチャな上に、当然のように鉛筆の先は丸いものだらけ。 今ならわかる。削ってあれば気持ちよく仕事

        • 認知症になっても大丈夫な準備 その①

           私は約18年、認知症の方やそのご家族とデイサービスの管理者(兼現場のスタッフ)として密に接し続けて現在に至る。そんな私だからこそ伝えられることがあると思っている。 医学が進んでも認知症にならない薬は未だ出ていない。だとしたら、高齢者の4人に1人はなると言われている認知症になってもいい準備について考えた方がいいと私は思っている。  私の立場で発信できるのは言うまでもなくお金や保険の備えについてではない。認知症になった時にでも、本人も周りも比較的これまでと変わらず生き続けら

          聴くこと/聞き取ること

          話をきいていても、それは単に自分の聞きたい情報を自分の都合のいいように聞き取っているに過ぎないことは意外と多い。 これは大なり小なりはあれど、誰にでもあるものだろう。それでも自覚しつづけることで、自分の聞きたい情報枠や概念をずらしたり広げたりするのとは出来ると私は思っている。 そのためには、感覚や思考、想像力をプラスアルファ働かせることは必須となる。そうしなければ、やはり自分の思う常識や感じ方、経験の範囲でしか、聞くことが出来なくなる。 相談を受ける時や、仕事で新規のお

          聴くこと/聞き取ること

          決め打ちしてないか?

           人と向き合う時、何か情報に触れる時、自分の求めたり期待するものを限局して向き合ってはいないか? いや、基本的にはそうしてしまう方が多いんだろうと思う。自分に都合のいい結論を言ってくれる人、記事…。その方が自分の考えや感覚も肯定される気がするし、その事自体すべてがダメな訳じゃない。 ただ、そうすると情報は偏る一方になってしまう。【こうでしかない】【こうに決まっている】【これ以外はダメ】そんな風に決め打ちしか出来ないと、どんどん息苦しく生きづらくなる。 信念やポリシーを持

          決め打ちしてないか?

          プロパガンダ

           戦国小説の中でも、一時期ひたすらはまっていたのが「忍びもの」が出てくる小説だ。池波正太郎の「蝶の戦記」「火の国の城」「忍びの風」などなど一人の忍びが主人公のシリーズものもいくつかある。  一般的な忍びのイメージは手裏剣を投げたり相手を煙にまいて逃げたり忍術を巧みに使って戦うなどのものだろうと思う。ただそういった仕事をする準備として、多くの忍びは街中に入り商人や一般住人として社会の中に溶け込んで生活をしている。諜報活動や噂などを街中に広げるといった工作活動も忍びの仕事でもあ

          プロパガンダ

          明智光秀からの…

           全てを疑ってかかるというわけではなく、目にしたもの耳にしたことをまんま鵜呑みにするのではなく、一旦自分の中に落とし込んで考えるという癖がいつの頃からある。その時のポイントは、なるべく色々な角度から考えてみるということ。  10年ほど前から戦国時代を舞台にした本にはまりそれ以来何かしら常に戦国小説を読んでいる私。入り口は、三浦綾子著「細川ガラシャ夫人」。明智光秀の娘が主人公でそれまでの明智光秀像がガラリと変わった。一般的な認識同様、「三日天下」「裏切者」というイメージしかな

          明智光秀からの…

          思考体力(体幹)

           コロナによる、以前と異なるワークスタイルや生活が模索され始めて半年近くが経とうとしている。未知のことが多かった時よりは、緊張感、恐れ、不安といったものは確かに軽減しているとは思う。  それでも世の中で、何とも収まりのつかない感覚や所在無い感じは依然続いていると私は思っている。そして、今の状況のしんどさやストレスになっている要因の一つは、行動指針が明確でない事や一旦打ち出された指針ですら明日には、「間違っていた」となって新たな指針に変更されてしまったりすることにもあると思っ

          思考体力(体幹)