2021年8月の記事一覧
倫理的行動を組織の文化と価値観の基盤におくことが大切
ボルドリッジで、企業の社会的責任と企業倫理がどのように扱われているかを確認しました。
カテゴリー1.リーダーシップに「倫理的行動」に関する質問があるので、いま一度振り返っておきます。
「倫理的行動」はボルドリッジの主要な用語集に定義されています。
「倫理的行動」は、働き手、株主、顧客、パートナー、サプライヤー、地域社会など、すべての利害関係者とのやり取りに関わります。
ボルドリッジの「
法令遵守、倫理、およびリスク
ボルドリッジで、企業の社会的責任と企業倫理がどのように扱われているかを確認しておきます。
ボルドリッジでは、経営を6つの側面(カテゴリー)に分けて見ていきますが、企業の社会的責任と企業倫理は、いずれもカテゴリー1.リーダーシップの重要なテーマです。
1.1経営幹部で、リーダーに法的行動および倫理的行動の模範となることを求めています。
1.2ガバナンスと社会貢献で、想定される法律や規制上、および、
サイバーセキュリティの整備は必須です
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークを推進する米国国立標準技術研究所(NIST)は、サイバーセキュリティの基準も決めています。
米国政府機関はもちろん、米国政府機関と取引する企業や組織も、そこからの情報漏洩を防ぐために、その基準に基づいてサイバーセキュリティの仕組みを整備しなければなりません。もちろん日本企業も対象です。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの活用は任意ですが、サイバ
サイバーセキュリティを管理し強化する
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは質問集です。質問に答え、その回答を評価し、改善に結びつけます。そして組織の将来の成功を確実なものにしていきます。
ボルドリッジが、今日の組織が直面している重大な問題として挙げている項目を、2021-2022 Baldrige Excellence Framework(冊子)から振り返ってみました。
その中でこれまであまり取り上げてこなかったものにサイ
核となる価値観と概念から描き出される経営の形は一般に言われる米国流の経営とは異なるようです
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークがその基盤としている核となる価値観と概念を概観しました。
ここから描き出される組織経営のモデルは、一般に言われている米国流の経営とは異なっているように見えます。
米国流の企業経営の特徴と言えば、まず挙げられるのが「株主第一主義」「短期的業績重視」です。
ボルドリッジでは、すべての利害関係者の利益のバランスをとることを重要としています。そして目指すは、
この機会にマガジンを紹介します
このノートは、昨年6月にボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」(2019-2020年版)が米国政府の機関NISTのウェブサイトに掲載されたことを機に、その中身を多くの方々に知っていただきたいと、自身の勉強を兼ねて始めました。
テーマは、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダーの内容の紹介と、イノベーションや多様性など、時々の関連するテ
ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー2021-2022【日本語版】がNISTのサイトに掲載されました
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの要約版、ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー2021-2022【日本語版】がNISTのサイトに掲載されました。
米国にはPDFとWORDをお送りしたのですが、今回掲載されたのはWORD版です。(一部修正されたのかもしれません。これから確認します。)
WORD版のため、開くツールによって、一部のページが期待通り1ページに収まらない場合がありますが、一見
実践 強靭な組織構築の法
予約していた新刊書が届きました。米国マルコム・ボルドリッジ国家品質賞をベースに日本で創設された日本経営品質賞の審査活動に長く携わっておられる、経営コンサルタントの末松清一氏の本です。
日本経営品質賞受賞企業に学ぶ 実践 強靭な組織構築の法
(末松清一著、2021年7月、同友館)
強靭な組織とは、「経営環境の変化、市場や顧客の変化、競争環境の変化、社内の組織構造の変化などに、しなやかで粘り強
イノベーションを生み出す組織に必要な8つのこと(つづき)
イノベーションを生み出す組織に必要な8つのこととして、組織の基盤となる内部統制の仕組み8つのカテゴリーの目指す姿を挙げました。
「内部統制評価基準 勝ち抜く会社の800のポイント」は、従来の5つのカテゴリー(①顧客/社会、②経営資源、③学習組織、④経営管理、⑤知の経営)に、DX時代の到来を迎え、新たに3つのカテゴリー(⑥情報セキュリティ、⑦イノベーション、⑧法務・コンプライアンス)を追加し、
どのパフォーマンス改善ツールが組織に適しているかを知る
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークと互換性のあるアプローチとして、リーネエンタープライズシステム、シックスシグマ、ISO9000シリーズを紹介しました。
しかし、それらを実際にどのように活用していくかは、課題です。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワーク、リーン、ISO、シックスシグマ・・・・・・どのパフォーマンス改善ツールが組織に適しているかはどのようにしたらわかるでしょう
シックスシグマやISO9000でボルドリッジの基盤を作る
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークは質問集です。質問に答え、その回答を評価し、改善に結びつけます。そして組織の将来の成功を確実なものにしていきます。
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークそれ自身がパフォーマンス向上のシステムですが、ボルドリッジと互換性のあるアプローチとして、シックスシグマ、リーン、ISOなどが挙げられています。
シッスクシグマとISO9000についても概要を