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2020年12月の記事一覧
「行動に焦点を当てる」ことは一所懸命やってる姿を評価するのとは違うらしい
ボルドリッジでは、チームのミッションを達成するために「行動に焦点を当てる(create a focus on action)」ことがリーダーの役割になっています。
言葉だけを見ると、(たとえ結果が出なくても)一生懸命やっている姿を評価する日本的経営に通じるところがあるように思えます。
でもどうやら違うようです。
また反対の概念は「結果に焦点を当てる」ではないようです。
それは、ボルドリッジで
なぜボルドリッジの質問は「あなたの組織は」で始まるのか?
なぜボルドリッジの質問は「あなたの組織は」で始まるのか。「あなたの会社は」というほうが自然では?
なぜボルドリッジでは「働き手」というのか?「社員」とか「従業員」と言ったほうがわかりやすのでは?
そうですよね。
ここで紹介ている「ボルドリッジ」は、米国が企業の競争力強化を目的として創設した国家プログラム「ボルドリッジ・パフォーマンス・エクセレンス・プログラム」、あるいはそれに含まれる「ボ
組織文化と価値観の関係
ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークの組織プロフィールでは、組織の特性の質問で、あなたの組織のミッション、ビジョン、価値観、文化を確認しました。
組織文化と価値観は似ています。ボルドリッジでは、価値観について用語集で次のように定義しています。
価値観(VALUSE)
組織とその働き手がどのように業務運用することが期待されているかを表現している指導原理と行動
(Baldrige Key T
働く人を幸せにすること
②社員満足と社員ロイヤリティと社員エンゲージメントの違い
これは、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」の作成に支援いただいた田中典生氏が毎日発信されている中で紹介された「いま必要な経営の基礎知識」の二番目です。
これに直接答えてはいませんが、田中氏はこれに続けて、次のような投稿をされています。
ドラッカーの原書に当たってはいないので、正しいかどうかわからなのですが、これ
いま必要な経営の基礎知識①・・・・・ボルドリッジの答え
①顧客満足と顧客ロイヤリティと顧客エンゲージメントの違い
これは、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」の作成に支援いただいた田中典生氏が毎日発信されている中で紹介された「いま必要な経営の基礎知識」の一番目です。
これについて、ボルドリッジ・エクセレンス・フレームワークではどう言っているか。それは先に次の記事で紹介しました。
この記事では顧客満足を起点として、次のように違
いま必要な経営の基礎知識①
①顧客満足と顧客ロイヤリティと顧客エンゲージメントの違い
これは、「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」の作成に支援いただいた田中典生氏が毎日発信されている中で紹介された「いま必要な経営の基礎知識」の一番目です。これについて田中典生氏はつづけて、興味ある視点で発信されています。
お客様エンゲージメントとはお客様と最高の心の絆を結んでお客様にとって
欠かせない存在の組織になること
いま必要な経営の基礎知識
ある雑誌からボルドリッジについての記事執筆の依頼があり、これまでこのnoteに書いた記事を振り返って眺めながら、どのようにまとめればよいかを思案しています。
「ボルドリッジ・エクセレンス・ビルダー【日本語版】」が米国政府機関NISTのウェブサイトに掲載されたのは、きっと、生産性やエンゲージメントの低迷、俊敏性の欠如に苦しむ日本と日本企業、組織への米国からのプレゼントであろう。そうであれば、日本
トライアル・アンド・ファインディング
ボルドリッジ・プログラムは、イノベーションを生み出す組織づくりです。組織としてイノベーションを生み出す仕組みづくりについては、ISOのイノベーション・マネジメント・システム以前に、日本でもいくつかの方法論が提案されています。
そのひとつに、特定非営利活動法人 ITコーディネータ協会から出されたイノベーション経営プロセスガイドラインがあります。
イノベーションを起こすことができる経営のあり
時代の流れの中で捉えること。。。KSBS#4からの学び
経済産業ビジネススクール’時代セミナー’「二水会」の第4講座は、オンラインとリアルで12月2日に開かれました。いつもは第二水曜日ですが、今回は特別です。
第4講座は「イ・ショク・ジュウが変わった!」と題して、戦後の高度経済成長期から現在までの事業環境の変化を5つの段階に分けて捉える試みが、高梨智弘講師から紹介されました。
5つの段階の説明の前に、大きな流れを捉える図が示されましたが、そこに