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怒りのコントロール その2

ジェームズ=ランゲ説を活用する(筋肉の状態を変える)
アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームズとオランダの心理学者カール・ランゲが提唱した、ジェームズ=ランゲ説という考え方があります。

簡単に意訳してお伝えすると感情は体で先に知覚して、その後で心で感じるという考え方です。

ですから、
例えば悲しくて涙が出ている状態というのは、
「悲しい→泣く」ではなく、「泣く→悲しい」という順番で私たちは感情を処理している
という考え方です。

「人は悲しいから泣くのではなく、泣くから悲しくなるのだ」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、まさにこのことです。

動物の本能的な反応を思い浮かべればわかってきますが、敵が現れたストレス状態の時には、逃げる、
または戦うといった状態で、筋肉が緊張状態にあります。
これは刺激に対する身体反応の一種です。

表情の筋肉で言えば喜びの場合は、目の周辺の筋肉が収縮し、口角が上がります。

怒りの感情の場合は、眉間にしわがより、歯を食いしばるといった反応が現れます。ちなみに悲しいという感情は、顔の中心に向かって筋肉が収縮します。

つまり、
筋肉の状態と感情には相互に関係があり、感情を変えたければ、表情や姿勢といった筋肉の状態を変えていけばいいわけです。

表情から変えてもいいですし、姿勢を変えて怒りをコントロールしてもかまいません。表情や姿勢を変えて怒りをコントロールしてください。

「視点」を変える

ここでご紹介する「視点」というのは、先にお伝えした実践心理学NLP(神経言語プログラミング)の中の「知覚位置」という考え方を活用します。

知覚位置とは、下記3つで物事をとらえると、その出来事や人に対する意味や解釈が異なって認識できるというものです。

『自分の位置』
『相手の位置』
『第三者の位置』

怒りを感じている時、最も認識しやすいのが
「自分の位置」です。

人との関係で怒りを感じている時であれば、まさに今自分の目でみて、自分の耳で聞いて、感じることができている情報です。

そこから見ているという自覚もなく認識できている世界ですね。

これを第三者の位置でとらえなおすと、
怒りの感情が薄らいだり、慣れてくると感じることすらできなくなります。
この第三者の位置や視点とは、例えば、壁にとまっているハエの視点とか、天井の蛍光灯からみた自分と相手の姿、といった視点です。

もっと極端に視点を高めるならGoogleマップの「写真」を想像するとわかりやすいでしょう。

グンと視点を大空にもっていって、自分が存在している地上を見下ろすようにすると、怒りの感情と自分自身の感情を容易に切り離すことができてきます。

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