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日常のこと、思いつくまま

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2020年5月の記事一覧

市場通い

在宅勤務が始まって、毎日自炊するようになった。運動不足解消にと始めた週末の散歩では、買い物籠を下げて、1駅先の市場まで歩いて買い物に行く。

市場には、八百屋、魚屋、肉屋、果物屋、乾物屋、練り物屋、漬物屋などなど、業務スーパーなんかもある。人も結構来ているのだが、狭い通路をうろうろとさまよって、いろいろなものを買っていく。何を買うかを決めていくこともあれば、うろうろしながら決めることもある。八百屋

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朝日と夜景

家で仕事しているときは窓を少し開けて、カーテンも開けて仕事をしている。カーテン閉め切ってるとなんだか暗いし。風に揺れる洗濯物をみつつ、仕事をしていてもちょっと気分がいいものだ。まあ、仕事に熱中すると外なんか見てないし、たまに外の音をうるさく感じることもあるんだけど、ふと仕事が途切れた時なんかは、外を見ることでリセットされる気がする。

朝起きるとき、朝日を浴びるとすっきり目覚められるらしい。体内時

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在宅勤務

在宅勤務

基本的にスケジュールを埋めるタイプ。
もちろん、何もない土日もたまにはあるんだけど(ものすごくたまには)基本的にはどこかに出かけていて、ほぼ家にいない。芝居を見に行ったり(関西圏だけではなく、遠征も多い)、芝居がなければ、実家に帰っていたり、京都とかにでかけていた。

そんな私だが、3月からは芝居の予定もなくなり、観に行くこともスタッフとしてかかわることもなくなった。仕事は在宅勤務になったものの、

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【ブックカバーチャレンジ:7/7】仏果を得ず

【ブックカバーチャレンジ:7/7】仏果を得ず

ブックカバーチャレンジ、7回目(1回目、2回目、3回目、4回目、5回目、6回目)

「仏果を得ず」作:三浦しをん

文楽の太夫(語りをする人)を主人公にした小説である。文楽を見に行き始めたころ、文楽のことが知りたくて、文楽の解説本をちょこちょこ読んでいたのだが、ふと見つけたこの小説がかなり面白く、若い太夫さんはラブホテルに住んでるんじゃないかとちょっと思ったりしている(決して住んでない。)ちなみに

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【ブックカバーチャレンジ:6/7】花よりも花の如く

【ブックカバーチャレンジ:6/7】花よりも花の如く

ブックカバーチャレンジ、6回目(1回目、2回目、3回目、4回目、5回目)

「花よりも花の如く」作:成田美名子

能楽師が主人公の漫画である。
同じ作者の作品で「NATURAL」というバスケ漫画があるが、この作品に出てくる西門(サイモン、名前である。)の兄・憲人(ケント)を主人公にした作品。憲人と西門の母は能楽師の家系で、父は神職でかつ弓道家の家系である(ただし、父は神職ではなく先生である。)憲人

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【ブックカバーチャレンジ:5/7】神さまたちの遊ぶ庭

【ブックカバーチャレンジ:5/7】神さまたちの遊ぶ庭

ブックカバーチャレンジ、5回目(1回目、2回目、3回目、4回目)

「神さまたちの遊ぶ庭」作:宮下奈都

宮下奈都さんといえば「羊と鋼の森」だと思うが、宮下さんの作品にはまるきっかけとなったのはこの本だ。いわゆるエッセイではあるのだが、「羊と鋼の森」を書くもとになった北海道トムラウシでのくらしを描いている。もともと福井に住んでいた宮下さんが家族全員で、北海道のトムラウシというところに1年間の山村留

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【ブックカバーチャレンジ:4/7】東京會舘とわたし

【ブックカバーチャレンジ:4/7】東京會舘とわたし

ブックカバーチャレンジ、4回目(1回目、2回目、3回目)

「東京會舘とわたし」作:辻村深月

東京の皇居のすぐ近くにある「東京會舘」。この建物にかかわる人たちの物語で上(旧館)と下(新館)の2冊仕立て。1作目にちらりと出てきた人が2作目で主人公になっていたりという1作1作ずつ独立しつつも、つながっている連作方式。東京會舘に勤めている人、東京會舘を利用する人、それぞれの人たちのターニングポイントを

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【ブックカバーチャレンジ:3/7】蘇我の娘の古事記

【ブックカバーチャレンジ:3/7】蘇我の娘の古事記

ブックカバーチャレンジ、3回目(1回目、2回目)

「蘇我の娘の古事記」作:周防柳

私は日本古代史が好きである。大学は史学科だし、卒論の題材は「平安遷都以前の京都盆地の古代史」だった。歴史小説といえば、圧倒的に戦国時代や江戸時代のものがほとんどで、なぜ古代の歴史小説がないのか!とよく思っている。江戸時代だといろいろな文献もあるから書きやすいというのがあるのかもしれないが、全くわかってない古代のほ

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【ブックカバーチャレンジ:2/7】八朔の雪ーみをつくし料理帖

【ブックカバーチャレンジ:2/7】八朔の雪ーみをつくし料理帖

ブックカバーチャレンジ、2回目。(1回目)

「八朔の雪ーみをつくし料理帖」作:高田郁

いろいろドラマ化されたりして、はまった人が多かった本だと思う。例にもれず私もはまった一人。これは「みをつくし料理帖」というシリーズの第1巻。全10巻ある。

登場人物それぞれにドラマティックなストーリーと展開があって、1人だけのストーリーでも1作品できるのではないかと思われるような群像劇で、それぞれが絡み合う

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【ブックカバーチャレンジ:1/7】ツバキ文具店

【ブックカバーチャレンジ:1/7】ツバキ文具店

Facebookで流行ってる【ブックカバーチャレンジ】。こういうものは昔のチェーンメールと同じようなものなので参加しないのだけど、ま、これを機会に、今まで読んだ本から7つ、ピックアップしてみるのもいいのかなと思って、依頼いただいた友人からのバトンを受け取り、記事にしてみようと思う。Facebookでは簡単に紹介するだけだけど、ここではちょっと詳しめに。
あ、誰にもバトンは渡しません。

「ツバキ文

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新香巻き

新香巻き

新香巻きが好き。
友達にはよく言っているのだが、私はあまり生魚に興味がない。嫌いではないのだけど、能動的に食べたいと思うことがあまりないのだ。いや、目の前に出てきたらおいしく食べるけども。自分から進んで買うことはないかな。
たぶん、内陸育ちであまり刺身になじみがないからだと思う。子供の時から、刺身はお父ちゃんの酒のつまみとして少し出るだけで、たまにお父ちゃんから数切れもらう程度。もりもりと刺身を食

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