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【コラムvol.10】おとなの歯とこどもの歯の健康のための共通点

GoodAgeingに向けて、大切な人、家族、親戚、お友達、近所の人、お互いを思い合う関係大切にし、各界の専門家の方々が発信していることの点と点が線になって、口も体も心もつながっているNetworkを広げていきたいと日々願っています。


おとなの歯とこどもの歯の共通点

まずは、お子さんの歯の健康をサポートする方は、お口の運動と体の運動を意識してください。そして、フレイル予防のためのサポートをされている方は、お口のフレイル(オーラルフレイル)があることを忘れないでください。

おとなの歯の健康もこどもの歯の健康も守るために共通していることは、歯を含むお口に関連する筋肉を最大限「動かすこと」です。
噛むことでいうと、奥歯だけでなく全部の歯を「使うこと」を意味します。

「今日、あなたは前歯を使いましたか?」

さらに、「動かすこと」でいえば、話す、表情を作る、、、それぞれの動きを毎日の生活の中でどれだけ積み重ねていくか!!が、実は虫歯、歯周病を始めとする様々な歯科疾患を予防するための土台となり疾患と戦う力となります!!

私は、こどもは<育み期>とおとなは<見直し期>と大きく分けています。

こどもたちは、まず動かすことで様々な動きを学ぶことができます。育みます。
おとなは、とにかく動かさなければ知らず知らずのうちに動かなくなります。動かしていますか?見直してみましょう。
(※HPをご覧ください簡単にまとめています。)

こどもたちが将来へ備えたポテンシャルを獲得するためにどのように育んでいけばいいのか?
おとなは自分の体に耳を傾けるきっかけを一緒に見つけるためにはどうしたらいいのか?
いろいろと患者さんのお話を伺い模索している中で、こどもたちの未知なる可能性と人生の先輩方の健康観や人生観に触れてどのようなサポートをさせていただけるか・・・と熟考した末の私なりの考え方です。

歯ではなく「あなた」を診て
いる院長の診療のもとに働き、患者さんを通して学ぶことはたくさんあると実感します。

こどもの歯もおとなの歯も健康を獲得するための共通点は、とてもシンプル。
世代を超えて一緒にできること、小さなバトンを丁寧に受け継ぐ心を忘れないでいきたいです。


#未来のためにできること

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