ヒント@総合内科専門医試験

総合内科専門医試験(2022年度)を受験。余裕合格したが、こんなエグい試験は二度と受け…

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総合内科専門医試験(2022年度)を受験。余裕合格したが、こんなエグい試験は二度と受けたくない。合格までの体験談や思考を書いています。

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【有料版】 総合内科専門医試験を余裕合格に導いた最強メソッド

(※内科専門医試験については下に書いておりますのでご参照ください) (※2023年の総合内科専門医試験用にご購入をいただいた先生から、こちらの方法が非常に役に立ったと複数のお声をいただきました。ありがとうございました。) 今回は総合内科専門医試験で確実に合格点に到達させる勉強方法について書かせていただきます。 総合内科専門医試験は、試験範囲がとてつもなく広く、さらにそれぞれの診療科で出題される問題の難易度も相当高いです。 「ここまでハードでエグい専門医試験は他にはない」、

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    • 総合内科専門医試験対策 コラム(総合内科専門医を取得する意味とその価値)

      先生方、日々の勉強本当にお疲れ様です。 今回は、「総合内科専門医を取得する意味とその価値」について書きたいと思います。勉強の息抜きにお読みいただければと思います。 なぜ総合内科専門医試験を受験するのか。 このように書くと壮大なテーマにも思えます。思い浮かぶ理由は先生ごとにちがうのではないでしょうか。 まず、言うまでもなく、本試験を受験される先生方の背景は多種多様です。過去記事でも書きました。現在の職場環境、家庭環境に加えて、これまでのキャリアや今後の人生設計など、先生に

      • 総合内科専門医試験対策 コラム(試験問題のカテゴリー:専門分野と出題形式)

        先生方、日々の勉強本当にお疲れ様です。 今回は試験問題の全体像、カテゴリーについて書きたいと思います。試験勉強を開始される段階で、ざっくり知っておいていただくと本試験を少し把握しやすくなるかと思います。 まず、2024年の総合内科専門医試験は200問と内科学会が発表しています。 この200問がどのような問題から構成されるのか。私がお伝えしたい私見の分類の前に、まずは公表されている分類について書きます。 ①専門分野 各診療科のことです。本試験は内科学会が10の専門分野に分

        • 総合内科専門医試験対策 コラム(2024年 総合内科専門医試験:序章)

          2024年5月26日(日)に第4回内科専門医試験が実施されました。 受験された先生方、本当にお疲れ様でした!!! 専攻医を終えたばかりで、4月に環境が大きく変わられた先生も多かったと思います。そんな中、5月に試験だったので本当に大変だったと思います。試験結果の発表は7月末とのことです。本当に本当にお疲れ様でした!!! 試験後1週間、続々と情報が出てきています。試験に関する情報につきましては少し落ち着いた頃にまとめたいと思います。 そして、いよいよ次は総合内科専門医試験で

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          内科専門医試験について④(試験日が早いことは難点か利点か)

          今回も内科専門医試験についてお話しします。 2024年の内科専門医試験は、5月26日です。この試験日、客観的に見るときついと思います。しかし、それはそれで利点もあるかもしれない。そんなお話です。 今年の本試験は5月26日。 通常、どの専門医試験であっても、それぞれの先生が合格するまでにどれくらいの勉強期間が必要なのかを見積もって、試験日から逆算して勉強を開始する時期を決めることになります。 その点で、この内科専門医試験は特殊な状況に遭遇してしまうのです。 まさにこれをお

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          内科専門医試験について③(受験生の背景)

          今回も内科専門医試験についてです。 現在、内科学会は、内科専門医試験と総合内科専門医試験の2つを実施しています。認定内科医試験は内科専門医試験の開始によりすでに廃止となりました。 内科専門医試験と総合内科専門医試験。 この2大巨塔とも言える試験はどうしても比較されることが多いです。 内科専門医試験を受験される先生も、余裕があれば総合内科専門医試験についての情報を少し持っておいてもらった方が強いです。それは、制度上の都合で別々に行われてはいるものの、同じ内科学会が並行して

          内科専門医試験について③(受験生の背景)

          内科専門医試験について②(難易度と合格のしやすさ)

          今回は内科専門医試験についての続きです。 話したいことが多いので、何回かに分けて書いていきます。 勉強の息抜きにお読みいただければと思います。 突然ですが、内科専門医試験の難易度は「認定内科医試験と総合内科専門医試験の中間のイメージ」とされています。「イメージ」とは、やけにざっくりとした口語的な表現ですが、内科学会の公式HPに実際に記載されています。 しかし、本試験を受験される先生は、そもそも認定内科医試験も総合内科専門医試験もどちらも受験したことがないわけです。その中

          内科専門医試験について②(難易度と合格のしやすさ)

          内科専門医試験について①(これまでの合格率とこれから)

          今回は内科専門医試験についてです。 話したい内容が多いので、何回かに分けて書いていきます。 まずはざっくりと内科専門医試験について書きます。 第4回内科専門医試験は2024年5月26日(日)に横浜と神戸の2地域で実施が予定されています。 本試験を受験される先生のほとんどは、J-OSLERという非常に大変なプログラムを無事に修了された先生です。J-OSLERについては、この記事をお読みの先生はご自身で経験されておられるはずですので、そのシステムの大変さ、面倒くささ、などは

          内科専門医試験について①(これまでの合格率とこれから)

          2023年度の総合内科専門医試験の振り返りと今後について

          2023年9月、第51回総合内科専門医試験が行われ、12月に結果が発表されました。 ●合格された先生方 本当におめでとうございます!! 体力的にも精神的にも、とてもとても大変だったと思います。こんなハードな試験はもう二度と受けたくないですよね。本当に本当にお疲れさまでした!! とてもありがたいことに、私の記事を読んでくださっていて個別で合格のご連絡をくださった先生もおられました。中には、盛大に合格祝いの打ち上げをされたとのご報告もいただき、私もうれしくなりました。 それ

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          総合内科専門医試験対策 コラム(試験当日の心構え、メンタルで勝つ)

          2023年の総合内科専門医試験。 いよいよです。 これまでのハードな毎日、本当にお疲れさまでした。あと少しです。これが終われば全てから解放されます。もうひと踏ん張りです。 試験目前となりましたが、今の段階になっても合格できる自信が持てなかったり、不安だらけの先生も多いと思います。この試験は、試験前に「もう大丈夫だろう」という域に達することは不可能です。ほとんどの先生が、ヤバい、落ちる、と焦った状態のまま試験日を迎えます。みんなが同じ心境なので、安心してください。 今回は

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          【限定公開】生物学的製剤と適応疾患のまとめリスト

          (※過去問の総まとめをご購入いただいた先生は必ず最後までお読みいただくようお願い申し上げます) 免疫チェックポイント阻害薬に続き、生物学的製剤についてです。 今回は、疾患と生物学的製剤の一覧を表にしました。 すでにそれぞれの疾患で生物学的製剤についても勉強しておられるとは思いますが、この表の意味としては一覧にしていますので全体像をつかむことができたり、視覚的に暗記のサポートをしてくれると思います。 これまでの限定公開記事と同様、「【有料版】総合内科専門医試験の過去問の総

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          【限定公開】免疫チェックポイント阻害薬リスト

          (※過去問の総まとめをご購入いただいた先生は必ず最後までお読みいただくようお願い申し上げます) いつも記事をご覧いただきまして本当にありがとうございます。 今回は免疫チェックポイント阻害薬(ICI)についてです。 ご存知の通り、ICIは大規模RCTで続々とエビデンスが確立され、保険適応となる疾患がすごいスピードで増えています。実臨床においても、各科でどんどん適応疾患が増えていき、定期の冊子のガイドラインでは更新が追いつかないため学会HPに追補版のような形で臨時発表されたり

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          【限定公開】妊婦に使用できる薬剤、禁忌の薬剤のまとめリスト

          (※過去問の総まとめをご購入いただいた先生は必ず最後までお読みいただくようお願い申し上げます) いつも記事をご覧いただきまして本当にありがとうございます。 今回も先生方に少しでもお役立ていただきたく、妊婦関連として妊婦に使用できる薬剤と禁忌の薬剤のまとめリストを作りました。言うまでもなく、ここは内科学会の好物であり、どの分野からも妊婦の場合はどうするかという感じで出題されることがあります。ただ、全ての薬剤において妊婦に使えるかどうかをひとつずつ確認して覚える必要はないです

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          総合内科専門医試験対策 コラム(孤独な戦いだった総合内科専門医試験)

          先生方、日々の勉強本当にお疲れ様です。 今回は少し雑談のような話になります。 勉強に疲れた時の息抜きに読んでもらえればと思います。 私は2022年に総合内科専門医試験を受験しました。これだけ大規模な試験なので、受験される先生は多いのですが、なぜかたまたま、私のまわりには2022年に本試験を受ける先生がいませんでした。もしかしたら他にも受験された先生はいたのかもしれませんが、病院の規模が大きいためか面識のない先生も多くて、試験の話をできる人はいませんでした。 一緒に勉強す

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