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春の誘惑|アラサー女の徒然日記

わたしは春と秋の誘惑に弱い。
春の桜、秋のかぼちゃと栗。

寒さも弱まったこの頃、桜味の誘惑が多い。
桜のケーキ、桜餅、桜ベーグル、桜コーヒー。

今日はドトールで桜のミルクレープを食べた。
層状になった桜味がクレープと混ざって、美味しい。
春を感じる…とまでは思えないが、せっかくなので大げさに春を感じてみた。
桜を食べたことはないのに、なぜ桜味だと分かるんだろう。
このピンク、本当に桜なのかな。

気になって調べてみた。

咲いている桜や葉っぱを食べても、ほぼ無味らしく、
”桜味”は、ピンクが鮮やかな八重桜の花を塩漬けし、
その際生み出される「クマリン」という成分でできるそう。

つまり、塩漬けにして初めて、”桜味”になっている。

ひと手間加えて味を作っているなんで、手が込んでいて素敵じゃないか。
人生と同じみたい。
生まれてきたときはまだ何の経験もなく、無垢で味がしない。
いろんな経験という手間を経て、味がついてくるんだから。

なんて、こじつけっぽいことを考えて出た自分なりの結論に満足する。

しかし、桜を見たり、食べたりすることで春を感じるし、
幸せな気持ちになれるのだから、素晴らしい。
日本人であるアイデンティティを感じるし、誇りに思う。
桜=春、日本 というイメージが根付いているのだからそれはそれで面白い。

さあ、まだまだ春は始まったばかり。
あっという間に過ぎていく春の間に桜を存分楽しむぞ。



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