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【転職物語】中堅Sierから外資系ITに合格した面接の秘訣

こんにちは!ながきちです。

2023年10月末に現職を退職し、外資系ITに転職します!

前回に続いて、今回は第二新卒での面接準備と面接での意識していたこと、オフォー内容といった辺りについて具体的に書いていきます。


  • 第1章:転職活動を始めた理由や転職軸

  • 第2章:転職活動で登録したサイトや準備内容

  • 第3章:転職活動の流れ 〜書類選考編〜

  • 第4章:転職活動の流れ 〜面接とオファー編〜☜ 今ココ

  • 第5章:転職活動の感想


選考の中でも苦手意識が強い人が多いのが「面接」ではないでしょうか??

確かに面接は難しいですよね。

でも忘れないでいて欲しいのが、面接といっても要はコミュニケーションを通してあなたのことを知りたいだけなんです。

そんなこと言われても抽象的すぎるので、実際に面接で意識していたことや上手くいった点、失敗した点などを書いていこうと思います。

同じ境遇にいる方は、選考対策の一例として参考にしていただければと思います。

ブログもやっています!第二新卒についてさらに具体的に書いているので、覗いてみてくださいね


◾️選考結果

全体の選考結果はこちらをご覧ください。

面接のみの選考結果はこちらです。

  • 一次面接通過:5社

  • 二次面接通過:4社

  • 最終面接通過数:4社(二次面接:2社、三次面接:2社)

面接全体での通過率は、80%となりました。

比率だけを見ると高いですが、面接まで進んだ企業の母数が少ないため驚く数字ではないと思います。

内定となった企業の詳細やオファーについては最後にまとめてますのでご覧ください。

◾️面接をするまでの準備

面接対策として何をやったのかを良く聞かれるので、下記にまとめておきます。

面接対策
・良く聞かれる質問への回答準備(チート資料)
・業界分析
・企業分析
・noteを読み漁る
・エージェントとの模擬面接
・YouTubeでのケース面接対策

▫︎良く聞かれる質問への回答準備(チート資料)

これは良くある面接対策です。

あくまでも良く聞かれる質問のみに絞ることをおすすめします。
というのも、転職活動は時間がないため高頻度で聞かれるであろうもの以外は、自己分析で振り返り頭の片隅に置いておく程度に留めておくのが良いと思います。

想定した質問はこんな感じです。

  1. 現職の志望理由

  2. 転職理由

  3. 業界の志望理由

  4. 志望職種でどうなりたいか

  5. キャリアプラン(3年後、5年後)

  6. 成功体験

  7. 失敗体験

1〜5の質問はほぼ確実に聞かれたので、用意しておいて正解でした。
6〜7は五分五分なのですが、内容的にボリュームがあるのでまとめておくことで頭の整理をするという目的で用意するくらいがちょうど良いです。

▫︎業界分析

業界分析はマストです。

業界分析でも多岐にわたるのですが、最低限やっておくべき内容をまとめます。

業界分析内容
・業界における職種や企業の種類
・企業群とその中身においての順位や資本関係
 例)コンサル:戦略コンサル、総合コンサル、ITコンサル etc…
・業界の市場規模、伸び率、歴史、将来性
・マネタイズの種類やサプライチェーンなどの流れ

基本的には広く浅くで良いです。
企業分析をする上で嫌でも絞って深く見ていくことになるので、最初から深掘りすぎると時間がいくらあっても足りなくなります。

業界地図や業界についてまとめているサイトを参考にすると良いです。

下の書籍やサイトは一例です。

業界地図は有名な業界分析の書籍です。

売上や業界順位、資本関係などをまとめているので数字ベースでの比較を行いやすいです。

こちらは、コンサルティング業界のまとめサイトみたいなものです。
例としてコンサルティング業界を表示していますが、他の業界についてもまとめられているので安心してください。

こういったサイトは山ほどあるので、参考にするサイトの見極めが重要になってきます。

▫︎企業分析

企業分析も必ず行いましょう。

「そんなの当たり前だろ!」
「分かってるわ!」
↑こんな声が聞こえてきそうです笑

企業分析をする際は、徹底的に調べるべきです。
僕が見ていた媒体や情報源はこういったものになります。

  • 企業のHP

  • 転職サイトの求人詳細欄

  • OpenWorkや転職会議、OpenMoneyなどの口コミサイト

  • ニュース記事で出てくる役職者のインタビュー記事

  • 働いている人との直接的な会話

  • 働いている人の情報(LinkedInでの職歴、YouTubeでの生の声)

今の時代、インターネット上には大量の情報が落ちています。
個人的には情報は多く集めて取捨選択する手法を取るのですが、業界分析でも書いている通り情報の見極めが鍵を握るので慎重さを欠くことがないよう注意しましょう。

▫︎noteを読み漁る

今あなたが見ている「note」という媒体ですが、企業が運営しているアカウントが結構あるのをご存知ですか?

例えば、人気企業で良く名前が出てくる「アクセンチュア」という企業。

この企業で調べてみると、企業の公式アカウント記事だけでなく、多くの情報が投稿されています。

企業の公式アカウントでしたら内部情報を分かりやすく知ることができますし、個人のアカウントでしたら各個人が感じた内容が投稿されています。

公式アカウントの投稿でしたらある程度の信憑性は担保されているため、参考にすると良いでしょう。

また、noteには企業の情報の他にも転職の流れや実際に感じたことを赤裸々に投稿されている物も見受けられます。

何も分からない状況で進めるよりは、既に転職活動をされた方からイメージを付けることで転職活動を成功に運べる可能性が向上するでしょう。

▫︎エージェントとの模擬面接

面接の流れを掴む、面接慣れをするといった目的で模擬面接はかなり有効的です。

特に転職エージェントは多くの方との模擬面接をされているため、FBのポイントや聞かれる事項を把握されています。

実際に僕自身も模擬面接を数回行うことで、面接本番を円滑に進めることができました。

必ず模擬面接のFBを生かす、自分でも反省をするという点は忘れずに!!

▫︎YouTubeや書籍でのケース面接対策

ケース面接対策は主にコンサルタントを志望している方向けです。

コンサルティングを行う企業では、フェルミ推定やビジネスケースといった形式でのケース面接が行われます。

通常の面接での経歴や考えを聞くというよりは、架空の事柄について思考のプロセスや適切なアウトプットを出すことができるかを見られています。

そのため、YouTubeや書籍での別対策が必要になってきます。

僕個人としては、YouTubeで「ケース面接対策」として調べ、検索結果にある動画を20個ほどは視聴することで流れを掴みました。

また、書籍は6冊ほど読み込みました。

これらのインプットをもとに、インターネット上にある過去問題やエージェントからのケース面接対策で面接準備をしていました。

◾️面接中に意識していたこと

面接は選考の中でも重要な局面ですよね。

僕はどちらかというと面接は得意な方なので、ゲーム感覚で受けるくらいでリラックスして臨んでいました。

そんな僕が面接中に意識していたことをまとめます。

※身だしなみを整える、明るい表情で話す、良い姿勢を保つといったことは最低限できている前提でお話しします。

▫︎相手が求めている答えを推測する

1つ目は、相手が求めている答えを推測する=質問を通して聞きたいことを先読みするということです。

例えば、次のような場合を想定してください。

面接官:プロジェクトでの成功体験を教えてください。

この場合、ただ成功体験を聞きたいわけではないです。

ここで面接官が聞きたいことは、採用した際に成果を出すための再現性があるかどうか

だからこそ、面接官はこういったポイントを見ることになります。

・どういったプロセスで成功させたのか
・なぜそのようなプロセスにしたのか
・上記の考えで、転職後の業務でも応用が効きそうか

この例では、成功体験を話す中で思考のプロセスやナレッジを構造化して話すことで面接官の要望に即した話し方をすることができます。

要するに、面接官が聞いてきた質問に対してその真意を考えながら話すことが重要ということです。

▫︎結論ファースト

2つ目は、結論から話すということです。

ビジネスにおいて結論ファーストは重要という話は良く聞きますよね。

だからこそ面接でも結論から話すことを求められます。

なぜ、結論から話すことが重要なのか?
答えは、聞き手が要点を把握し、全体像を分かりやすくするためです。

面接の時間は限られており、面接官もその中で候補者の人となりを理解しなくてはなりません。

そんな中、何の話をしているか分からないと候補者の内面を知ることは愚か、マイナスな印象を抱いてしまう恐れがあります。

成功体験は何ですか?→〇〇というプロジェクトで、〜〜の成果を出したことです。

このくらいシンプルで良いので、とにかく結論から話すことを意識してください。

▫︎抑揚を付ける

3つ目は、話の中で抑揚を付けることです。

  • 同じトーンで話す

  • 重要なところは語尾を強め、身振り手振りを付ける

上記は極端な例ですが、100人に投票したら99人は下が良いというのではないでしょうか。

抑揚を付けることで、話の中でリズムが生まれ、聞き手は心地よく聞くことができます。

また、自分が伝えたい点は強調することでアピールにも繋がるでしょう。

▫︎具体的に話す

4つ目は、話に具体性を持たせることです。

抽象的な話はふわっと全体像を理解する際には良いですが、その人の思考プロセスや成果を伝えることができません。

成果を伝える際にも、、、

  • Aプロジェクトを成功に導きました。

  • 50人規模のAプロジェクトをPMとしてローンチさせました。

見ての通り、具体的に話すことで成果を把握しやすくなります。

また、具体性に欠けるとどのくらいの成果を出したか把握できないため、せっかく成果を出していても面接官はピンと来ないんですよね。

誰だって成果はあるはずなので、具体的に話すことで積極的にアピールしていきましょう!!

▫︎会話を楽しむ

5つ目は、会話(面接)を楽しむことです。

面接も言うなれば、志望している企業の人と話すチャンスな訳です。

せっかく話すチャンスを得たのであれば、楽しんだ方が得だとは思いませんか?

僕は企業の役員の方や社長と話す面接こそ最大限に楽しんでました。

だって、社会人経験が1年程しかない若者が社長と話せるんですよ?

そんな経験なかなかできないですし、数々の修羅場を潜ってきた方だからこその考えを聞くことは、一つの映画を見るような気分にさえなります。

面接だから頑張らないといけない、、、

緊張のしなさすぎは良くないですが、気負いすぎても自分の本来の実力を発揮できません。

肩の力を抜いて、面接も1つのコミュニケーションと思って楽しんでください。

◾️オファーについて

▫︎内定企業とオファー

内定企業とオファーの詳細はこちらです。

内定企業の業界・職種
・外資系IT:コンサルタント
・日系総合コンサル:コンサルタント
・日系ITコンサル:コンサルタント、PM、PMO
・ベンチャーコンサル:コンサルタント、PMO、新規事業開発

オファー額
Min:400M
Max:600M
※福利厚生含む、固定残業は企業によって含む

基本的にはコンサルティングを行なっている会社をメインで見ていたため、オファー額も第二新卒にしては平均よりは高くなってきます。

あくまでも社会人2年目の第二新卒として参考してください。

働き方として、ハイブリット勤務で提示されている企業が多かったですが、中にはフルリモートの働き方もありました。

▫︎想定していたオファーかどうか

僕が内定承諾をした企業のオファーは想定以上の条件となりましたが、オファーに少しでも懐疑感があるならば確認をしましょう。

例えば、給与や働き方、休日などです。

特に給与は、実際の給与よりも盛って記載されている場合があるそうなので、要注意ですね。

◾️まとめ

いかがだったでしょうか??

今回は以下の内容について書きました。

●選考結果
●面接をするまでの準備
●面接中に意識していたこと
オファーについて

次は、転職活動を通して感じたことについて書きたいと思います。

こんな記事について書いて欲しい!!といった要望があれば是非コメント頂けると幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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