【転職物語】第二新卒で外資系ITに転職した24歳が書類選考で意識したこと
こんにちは!ながきちです。
2023年10月末に現職を退職し、外資系ITに転職します!
前回に続いて、今回は第二新卒で登録した転職サイトやエージェントと転職のために準備した内容を具体的に書いていきます。
第1章:転職活動を始めた理由や転職軸
第2章:転職活動で登録したサイトや準備内容
第3章:転職活動の流れ 〜書類選考編〜 ☜ 今ココ
第4章:転職活動の流れ 〜面接とオファー編〜
第5章:転職活動の感想
第二新卒限らず、書類選考突破が転職活動成功の鍵を握るといっても過言ではないです!これマジです!
そんなわけで今回は、僕が転職活動時の書類選考対策として意識していたこと、活動内容を書いていこうと思います。
ブログもやっています!第二新卒についてさらに具体的に書いているので、覗いてみてくださいね
◾️選考の結果
今回は合計11社に応募しました。
結果を先に出すと、、、
応募数:11社
書類通過数:5社(選考免除含む)
最終面接通過数:4社(1社は二次面接落ち)
全体の選考通過率は、約36%
書類選考の通過率は、約45%でした。
◾️書類選考までにやったこと
書類選考のために必要になるのは履歴書と職務経歴書です。
ですが、いきなりこの2つの書類を作成せずにある程度戦略的に進めていきました。(戦略的なのかは分からないですが、、、)
頭の中をざっくり書き出すとこんな感じになります。
転職する企業や業界が求めていること、欲しい人材の特徴は何か?
上記を把握し、それに対しての自分のキャリアや性格など自分に関するあらゆることを棚卸しする必要があるよな?
棚卸しを一旦終えた後、自分で考え出したこと以外にも人と話す中で浮かび上がってくることがあるのではないか?
これらを7割程度把握できた上で書類のフォーマットを選定し、文字に起こそう
つまり、求められることを把握した上で自己分析やエージェント面談を行うことで効率的かつ面接突破しやすい書類を作成していこう!ということです。
転職となると本業以外の時間で用意しないといけないので、時間は限られているので意識的に取り組むことをおすすめします。
▫︎転職先の候補や業界分析
大前提として転職したい企業や業界はある程度先に決めておく方が良いと思います。
仮説思考ではないですが、ある程度絞り込んだ方が比較や調査がしやすいからです。
ですが、エージェントと話す中で他の業界に興味を持つ場合も想定できるので、確定というわけではないです。
▫︎自己分析
自己分析は書類だけでなく、面接、そして自分のキャリアを積んでいく際の転職先を選定する軸として大きな影響力を持ちます。
逆に自己分析が100%であれば、転職先や業界、今後のキャリアも自動的に決まるようなものなので抜かりなく!!
実際に僕が行った自己分析を紹介します!
現職を選んだ理由
転職のきっかけ
転職の理由(ポジティブとネガティブに分ける)
転職して叶えたいこと(転職軸)
現職の仕事内容、実績、できること(ハードスキル、ソフトスキル)
将来のキャリア像
将来自分がどうなっていたいか、どこに住みたいか、どんな生活をしたいか(プライベート面)
強み、弱み
好きなこと、嫌いなこと
学生時代の過ごし方、やったこと
自分の性格(ざっくりと)
ポイントは、面接対策ではないので本音で書き出すということです!!
意外と自分しか見ないのに取り繕ってしまうことってあると思います。
ですが、転職は人生を豊かにする手段の一つでしかないので面接を意識して少しでも異なることを書いては本末転倒です。
しっかり考えて、書き出してくださいね。
▫︎エージェントとの面談
大前提としてエージェントでなくても良いです。
友人、家族、先輩、尊敬する人などなど
要は自分のことを包み隠せず話すことができる人です。
その中で意見や深掘りがあると更に自分の深層を把握しやすくなります。
エージェントはその道のプロですので、深掘りが上手い方が一定数いるので僕はエージェントと積極的に面談を行っていました。
その数なんと12個のエージェント!
沢山話すことになるので時間は使用しますが、その分自分の考えやキャリア像などの自己分析が明確になっていったのでとても有益であったなと感じています。
◾️履歴書で意識していたこと
履歴書で意識していたことは2つあります。
▫︎職務経歴書の内容と重複しない
履歴書のフォーマットはインターネット上に多くあると思いますが、その多くに自己PRや特技を書く場所があるはずです。
ここには職務経歴書に書いていない内容(主にキャリア感や自分の性格など)を記入していました。
転職に関する情報集めをしていると2つの情報に出会うと思います。
結論、これは各個人の戦略に応じて正解が変わると思っています。
僕の考えとしては、書く内容は絞らないで良いかなと感じました。
というのも、選考を担当する方によって候補者を見るポイントや見方が変わる→自分のアピールポイントは沢山記述することで、面接官の目に止まるポイントを増やす→面接で目に止まったポイントについて説明する
このロジックで考えていたからです。
だからこそ、職務経歴書とは違うことを書くことで書類から僕のことを多く知ってもらおうという狙いでした。
結果的には、面接対策の手間は増えたものの、面接官によって聞いてくるポイントが違ったので良かったかなと思います。
先に書いた通り、同じことを書くという考えでも良いと思います。
その時に職務経歴書と履歴書の自己PRの文言が全く同じだけど大丈夫?時になると思いますが、転職エージェントに聞いたところ大丈夫とのことでした。
▫︎余計なことを書かない
これは当たり前と言われればそれまでですが、意外と見落としがちです。
例えば、短所や自分がやりたくないことです。
これらは、書類に書いてしまうと相手にネガティブな印象を一定抱かせてしまう側面があるので、面接で聞かれたら答えるくらいがちょうど良いと思います。
◾️職務経歴書で意識していたこと
職務経歴書で意識していたことは6つあります。
▫︎数字で語る
自分の実績や実施した内容は必ず数字を踏まえて書きました。
以下の2つを比較するといかがでしょうか?
全テスト項目を期限よりも早く仕上げることができた
テスターとして全400ケースを20人日という期限の中で6人日早く納品した。
例として相応しいかは定かではないですが、少なくとも実績として想像がつきやすいことが分かると思います。
面接官は僕たちのような候補者のバックグラウンドを知らないからこそ、わかりやすく伝える努力はすべきです。
▫︎求められている経歴に寄せる
結論、職務経歴書には選考に進む業界(企業)に向けてカスタマイズするべきだと思います。
例えば、飲食業界を志望しているのに対して、IT経験をアピールするのはちょっと違うなってなりませんか?
もちろん、経験としては一定生きてくる部分はあると思いますが、もっと直接的な対人経験やマネジメント経験をアピールする方が良いと思います。
僕は今回、ITコンサル・エンジニアといった領域だったので、自分のIT経験やプロジェクト推進経験、営業としての経験などを前面に押し出して行きました。
▫︎その分野が未経験の方でも理解できるようにする
これは数字で語る部分と本質は同じです。
要するに自分のことを知らない選考担当者が自分の経歴を把握しやすくするということが大切です。
例え業界や職種が同じでも、自分と違う経験の方がやっている方の内容は理解が難しいです。
僕は前職がSier出身ですが、プロジェクトが違うだけで社外の人間!?っていうくらいに周りの人が何をやっているか分からないですし、把握もできていなかったです。
だからこそ自分の経歴を噛み砕き、分かりやすい表現や箇条書きにすることで選考担当者が把握しやすい内容にすることが重要です。
▫︎本業以外の内容も記載する
職務経歴書には本業以外の内容も記載していました。
例えば、プライベートで行なっていることや学生時代の取り組みです。
これはアピールできると思った自分の経歴も合わせて伝えることで、自分を取る必要性を感じさせる狙いがありました。
しかし、注意点が2つあります。
職務経歴書はあくまでも本業での実績を記載する書類です。
そのため、メイン部分となる職務経験の部分には本業以外の内容を書かない方が良いでしょう。
また、学生時代の話は第二新卒時の経験が浅い段階では使用できますが、さすがにそれ以降となると学生時代の話をするくらいに書く内容がないのかと思われてしまう恐れがあります。
こういった注意点には気をつけましょう。
▫︎各項目は短くまとめる
各項目は短く!スッキリとまとめました。
具体的には、自己PR欄だと各項目200文字程度を意識していました。
書きすぎると内容把握が難しくなります。
また、面接前段階で経験を伝えすぎると、相手はより難しいことを面接で聞いてくることもあるので避けたいところですよね。
▫︎面接で聞いて欲しいことはあえて抽象度を上げて記載する
書類に伏線を貼ることで、面接で聞いて欲しい内容に誘導することもおすすめです。
自分の特にアピールしたい内容に関しては、具体的に書きすぎないことで面接で積極的に突っ込まれるように誘導することで面接を有利に運ぶことができます。
◾️まとめ
今回は以下の内容について書きました。
次は、実際の転職活動での選考過程について詳しく書いていくのでぜひお楽しみを!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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