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第四回文学フリマ広島 イベントレポート

概要

出店者の一、中峰和志による『第四回文学フリマ広島(https://bunfree.net/event/hiroshima04/)』イベントレポートです。

即売会自体が初参加の素人ですので認識違いなどもあるかもしれません(順序などは明らかにずれているものと思われます)が、どうかお手柔らかにお願いします。

入場前

事前挨拶


(自己設定の)入稿締切4月8日早朝、発行日4月8日付で収録に間に合わなかった(本業を休んでまで間に合わす気はなかった)直近二作感想を出版社フォームより送信。

いずれも、うろ覚え・概略として。

『ショートケーキ。』文藝春秋様に「最大公約数叩きは誰だと思っていたのです? 何を加害者を賛辞しているのです?」。

『きみのかたち』東京創元社様に「女子供でこそ『最大公約数』叩きの犯人ですが分かっています? 加害者の集いに『坂木』不在では『鳥井』は死ねますよ。女子供に不人気/盾突く者は死ねという事ですか? 何万人殺す必要がある話だと思っているのです?」。

当日

広電5号線広島駅乗車。車内にて荷物や客層から明らかに同じ方角の乗客を何人か確認する。

南区役所前駅降車。会場の広島産業会館目掛けて進む。

看板を見るが東館の案内はない。「マップ」で検索を掛ける。

西館は出たが東館は出てこない(後、スマホ解像度由来の見落としと判明)。

結局、勘を頼りに西館看板を正面から見た奥(東側)に進む。デカデカと東館の看板が出ていた。

更に奥に進むと猫の集会が始まっていた。適度に距離を置き猫の集会に参加する。

親子連れもいた。出店者様の支援か、近親者を連れて来たのか、単に時間を間違えたのか。いずれにせよ、微笑ましい光景に変わりはなかった。

「徒歩一分」との案内だったが、それは西館で、東館実態は歩道橋を経た更に奥。時間内とはいえ、十分な余裕の確保は必要だった。

開場準備

入館証と引き換えに「出店者」と書かれた来場者用のシールを貰う。

服に穴を開けず固定はする。良い考えだ、との思いを胸に叩き付ける。

ブース設置に入る。

製本会社さんを経て会場へ直接搬入された荷物は椅子の下に準備されていた。

早速段ボール箱を開け、在庫/見本誌(=日大寄贈用)/自分用マスターに分配。

没画像にして坂木司作品(派生含む一次)資料群。映像化メディア、ヤフオク落札単行本初版サイン本×10、作者作家業15周年記念初版掌編(後に全編誌面収録)、『山の学校』コピー、『アンと愛情』刊行記念作者Q&A、他…

たった一人で良い。予算ギリギリもあれば対象読者の意図もあった。

自分用マスターをしまう。

まずは見本誌作り。見本誌コーナーに提出する二冊に一冊ずつ、計二枚指定の届出用紙を貼る。

次に『アンの回想』表紙作り。当初、間に合わせられず無地の表紙に印刷してきた表紙を貼る予定を、案の定、ハサミを忘れる。定規を押し当てて引き千切る。もちろん失敗。結局ポールペンの手書きで『アンの回想』と書く。

何とかメモ用紙/紙の束から一連の流れを書き綴った書籍の体裁は整えられた。

見本誌コーナーに入る。チェックを、手書き一杯々々で新刊/既刊の選択を忘れてしまっていたが指摘に「新刊」と返答し通過、指定場所に二冊並べる。

当初目的としては実質完了なのだが、あえて即売会に参加してみる。

「おはようございます」と、9時を過ぎた中、その筋な世界の方と分かる声を掛けられる。私も同じくその筋の者のあいさつで返す。見上げるとシックで通した今風の若者だった。「ミリオタ」第一印象は、たちまち消えた。

「核の傘」とする事に決定した。

渋川様にも挨拶。木爾チレン様は不在のようだ。

コロナから本業の二者択一板挟みまであるのだろう。仕方ない。

「渋川様ですか?」「はい」。

「大将、来ませんね」「アハハ」。

ブース作り。悩んだのはコインケースは何処に置くのかという事だった。用意された机は予想以上に奥行きがない。机一つ二ブース占有としても根底的な意味はない。剥き出しに置くには危険だし横を見る。流石手慣れている方の配置と感心した。

値札を忘れたので紙切れに小さく書いて机に貼っておく。紛いにも規模相応の(即席)ブースが完成した。

暇潰しと準備していた推理小説を読んで開場を待つ。蔦屋ブックカバーで隠した中身は阿津川辰海の『紅蓮館の殺人』講談社文庫版。500400ページはあるので長い友には打ってつけだった。

開場

シンバルがガシャガシャ鳴るオーバーチャーなオーケストラ風のOPに頭を抱えて始まった。渋川様は立って入り口を見ていた。その後も終始立ち続け、フリーペーパー配りと何でもするその姿勢は敬服ものだった。

推理小説を読みながら周囲音声から周囲状況を情報収集する。渋川様の応対にブレそうになるが、ミリオタ様を見て、これも一つの形と確信する。ならば私は読んで書いてきた不器用者なので。

ミリオタ様にもお客さんがつき始めているようだ。

「これ、自分で撮ったの?」「はい」。

「現地まで?」「はい」。

「撮影、大丈夫なの?」「案外大丈夫なモンですよ」。

奥が、やたらゲタゲタうるさかった。


渋川様の隣ついで、という形ながらメロンブックスの営業様から名刺を頂く。金の成る木営業下心丸出しと分かっていながらも孤軍奮闘の身には激励と嬉しかった。

これが「ご縁」というものなのだろう。面接での名刺交換の日々を思い出し、丁重に受け取った。


一人、メガネをかけ頭の禿げ上がったプロ棋士渡辺明のような細身風貌の男性から「見本誌コーナーで読んで、凄かったので買い(って読み)たい(意訳)」と声を頂き、コインケースの苦労も吹っ飛び1000円札を受け取る。

「このままですが」と非礼を詫び、おずおずと差し出す。あっという間の出来事だった。

pixivで、「ひきこもり探偵」18禁BL作品に男性が声を掛けて手にしたという逸話を聞いたが、今また、この彼が現れ、手にしたという事だろうか。

ならば正しく「彼」なのだろう、という反省も過ったが、今は捌き切った事実を甘受する事にした。

完売後

完売御礼」を掲げ、結局予想通り1,000円札1枚丁度の展開で不要だったコインケースをしまう。いざ、出陣。


まずは横、渋川様。

表紙がタイトルと絵だけで何をテーマとした作品なのか分からない。購入者の事前準備前提なのだろう。準備不足の自分が全面的に悪いとはいえ、最低でもBL・和風ファンタジーと理解出来る中、声を掛けてまで知る気もなかった。

「手作り」の中で一つ、製本された本があったので「製本の機械でも所持している(印刷業の方)のですか」と聞いてみたら「Amazonの製本サービスで作りました」。

結局、その場を後にした。

後に何度となく文学賞へ応募を繰り返しているガチ勢と知り、当初敬服していた販売業上がり紛いの低姿勢は、本命作家志願との両立で、良い意味で「上から目線」が出来ない、むしろ相殺の悪循環にあるのだろうと、その限界を知った。


企業(曰く「実質個人の法人名義(意訳)」)ブースなどもあり面白かった。流石高いお金を払って専属に投げているのが分かるクォリティーの高さには感心した。

帰ってから、いつの間にやら渡されていたのかも覚えのない同社カタログを見る。やはり間違いはないようだ。

いつの間にやら渡されていたカタログ

改めてウェブサイト表敬訪問。コンシュマ―他のパブリッシャー(?)。D3や旧エニックス、バンプレストのような会社のようだ。パソゲーを飛ばしてスマホアプリ(有料)という選択が私自身には惜しかった。

スクエニの例もあるし販売は強いのだな。

作家が兼任の同人よりも専属の営業(例え実質同人同様作家兼任のワンオペとしても)相手に、そりゃ商業レベル別次元の世界を見せられる訳だ。納得々々。

とりあえず『デッドエンド99%』(Android版)を購入・プレイ。死神話はブース購入が1作と『幽☆遊☆白書』読者/視聴者/プレーヤーで、すんなり入れたし、事前に聞いていた『まどマギ』パロも値段相当のB級としてはD3ゲームに親しんでいた身として楽しめた。

難点を挙げるなら、騒々しい/無軌道な「ハイテンション」じゃなくて、実態は正に猫な一拍間を置いた「ポジティブ」なのが引っ掛かった位か。結論としてはシリーズ作を途中購入したようだが本作だけでも十分楽しめた。

作家(脚本)が兼任する集まりだけに専属の販売を軽んじる傾向があり、良い気付け薬となっています。今後とも弱小零細姿勢でよろしくお願いしたい所です。

こういう本職の方に「いや、馴れ合いの集まりに申し訳ない」と敬遠・撤退されたらアウトという事ですね。素人同士の馴れ合い成長を重んじる純文系肌方々の中には「いや、迷惑なんだよ」という強硬派も潜んでいそうですが。

私にとっては大変貴重なお客様だった。


ビニール包装(流石にシュリンクは見た限りでは見掛けなかった)、時節さながらのコイントレイ受け渡しなど、出店者としての準備不足を痛感した。

意外に多かったのが案内状や会場アナウンス、そしてコーナーそのものをもって見本誌コーナーを通知していたにも関わらず自前ブース内での無料サンプル立ち読み(多くは立ち読み用の捨て駒)を歓迎していた点だった。

そこは準備不足の反省よりも出店者としても来場者としても出店者から距離を置いて運営レベルの監視付きで楽しめる空間設置措置は有難かった。

作品に関する問答は、読んでこそ出来る。時間や距離は関係ない。まして尚条件付き開催を余儀なくされた実例の筈だ。


やたら絵葉書のように綺麗な表紙絵が目を惹いたので聞いてみる。

「絵葉書か、エッジアートか何かですか?」「詩集です」。

入り口は大事だ。装丁においては晴れ舞台だ。しかし舞台の幕が上がらず役者達を閉じ込める監獄になってはいけない。幕をぶち破る程の役者と裏方が一体となって作り上げた一幕の劇を観たいのだ。

表紙絵は簡素で良い。中身の案内まで手掛ければ尚良。

帰宅して数日後、こんぺき出版様を表敬訪問。件の表紙絵書籍と再会する。

購入においては何か意味ありげな遅延トラブルに遭うも無事入手。

これこれ

早速拝見。可憐な表紙絵に反し、現実を生きる女性が「いや、分かっているんだけどね」と、ふと心に描いた一抹の幻影、といった調子で統一され、詩と構える事なくすんなりと入っていけた。クールでいたいヒロインが感情豊かに狼狽える様は、読者にはラブコメ紛いの喜劇に映っても、本人にとっては思う通りに動けない悲劇なのだろう。

表題作にもなるトリの『beautiful harmony』は、日常の謎に関わった一として額縁に飾りたい名作だった。大きく違うのは、いずれ謎は解き明かされ、時計の針が進むかどうかか。

それだけに表紙絵が惜しかった点の撤回には至らなかった。自身が虚飾と分かって俯瞰出来ているならば、例えば「公式()」と皮肉の一つも利かせて自虐れた筈だが、それすら出来なかったのは作者自身が囚われの身にあるからだろう。


山口から来たという方から説明を聞く。一人、山口に文芸界の著名人を知っていたが思い出せず、私も山口にいました、その中で著名人を一人知りました、を伝えられず、話は終わってしまっていた。特に買いたいものもなかったので結局その場を後にする。

そうだ。種田山頭火だ。新山口駅。

縁があれば、改めて彼の著書を手にしようと気持ちを新たにした。そしてその暁には、との、お詫びの言葉を掛けられないのが悔やまれるが一期一会、仕方ない。


戻り際、うるさいなと思っていた奥を覗く。バスだった。

世話になったウィキペディア管理者の一「バス」様を思い出し、はあ、なるほどと思い引っ込む。


ミリオタ様を覗く。バングラデシュ、台湾、親しみを持てて無難はUSという状態だったのでUSを選ぶ。

堂々と「既刊」といった表記も相成り、やはりウクライナ侵攻は間に合わなかったようだ(いや、そもそもが眼中にない立場として関係はなかったのか)、を押し殺し、いえ、私が買いたいので、とUSを購入。

後に座席の配置図を確認し、ミリオタ様からジャンルは「交通」枠。はい?

ミリオタを超えた鉄/バスならしょうがないね。

無事張りぼて乗り物で終えられる事を。湾岸戦争に従事したミズーリ、アイオワ実例を思いながら。


帰ろうかな、と思ったが残りページ数を確認し職業同人作家の人生賭けている方もいる中、意を共にする、最高の図書館を甘受する事にした。

準備不足を痛感しながらも席を外して入り口まで行き何問か質問する。

「会場搬入で直接会場に送った荷物の段ボールは持ち帰りですか?」「持ち帰りです」。

「食事は何処で行いますか? 食堂などが用意されているという事でしょうか?」(スタッフ内で確認あり)「……ブース内で、黙食でお願いします」。

以後、何回か繰り返す。


「お先に失礼します」と聞こえて振り向く。まさかの彼だった。

しばらく時間を置く。片付けなのだろう。

再度挨拶。

本人が伝えた相手は真横のミリオタ様だったが私も伝えるべく振り向く。


15時過ぎ以降、15時30分以前辺りだろうか。途中、「え? 完売?」という女性の声を聞く。

購入者が現れていたとしても「完売」としてはミリオタ様ではないし渋川様も机一つ距離がある。多分に「満員御礼」を掲げていた私の垂れ幕を見て思わず口に出たのだろう。

訊ねられた訳ではないので私としても詫びを告げられずスルーを決め込む。

閉場前

15時30分。見本誌コーナーの終了を告げるアナウンス。

前後してガムテープを破る音が会場内に響く。見ると段ボール箱に貼り付け、荷物のまとめをしていた。何事かと思いイベントの時刻を確認する。16時までだった。なるほど。

17時だと思っていたので1時間間違え。閉店前に駆け込む。

閉店セール

ブース設営から各自に投げたツケはグループでの団結否定、「〇〇コーナー」といった幟による案内はなく個別のフリーペーパー。抜き打ちには何処で何をしているのか分からない。準備不足の来場者側に全面的に非があるとはいえ皮肉な話だ。

配置図は把握していなかったのでショートショートにポイントを絞る。


特に印象に残っていたのは当初文系大生のような印象で見直しに半年近くかけたという女性の方だった。

説明を始めると、まるで博物館を案内する学芸員のような調子で流麗に自作を解説する。今日の為に持って来ました、ではない次元の説明に思わず「プロの方ですか?(意訳)」と口が開くが「の、卵です(意訳)」と返される。

本稿執筆時点、去り際に往生際悪く渡された手元の包みを見る。

あった。見直しに時間をかけたという発言と一致していた。小紫蘭様か。

二週間は確保している「ジャンプ」、坂木作品の立て続けのラッシュを思い、これは趣味と理解できた。ゼロ(ノーチェック)とは言わないけど、ボリュームに比すると一~三か月位かな。

いや、本業多忙の合間を縫った通算だ。そうに決まっている。

1000円の心血価値は認めるものの結局(準備不足の)財布と相談し後にした。前述通り包みを渡される往生際の悪さを見せながら。

後、BOOTHから注文。やはり包みを渡された相手は小紫様本人だった。あの包みを去り際に渡されなかったら、受け取らなかったなら、このまま通り過ぎてしまっていた所だっただろう。

実に「往生際の悪い」方だった。

もうね…全出店者紹介するDJ兼任で良いんじゃないですか


他、値段、ジャンル、書籍サイズ、そして直感を基準に購入していく。戦利品からの逆算で次のブースを廻っていたようだ。

荷物が一杯になった時点でブースに引き上げる。

片付け

帰ってきたら渋川様は帰った後だった。椅子は畳み、地べたに置いていた。

撤収時の椅子の作法(?)と言い、とても手慣れている方だった。


アナウンスが流れる。店仕舞いに宅配便で届けるサービスがあるという。ギッチリ用意し、帰りもブースから搬出口までの負担で済む運送サービスがある。そういう事情もあったのだろうと納得する。

複数購入を余儀なくされ、在庫捌きに、諸々の交通機関を経て、また次の即売会。そのようなギャンブル依存ならぬ即売会依存の方も何組かは存在するのだろう。即売会の問題点を思い知る瞬間でもあった。


終了10分か5分前。ギリギリまで撤収作業を崩さなかった彼が片付けを始める。

タイムリミット16時になったので撤収作業中のミリオタ様に挨拶。

最高の核の傘でした。

お土産代わりにフリーペーパーを数枚拝借。出店者シールを剝がす。

帰路

相変わらずの上り/下りプラットホーム位置相違に戸惑う。

乗車後、終点広島駅間近に迫った曲がり角の一つで赤信号による停車中、運転士が手を振っていた。何事かと思ったら横断歩道を歩く親子連れだった。

手を振る子供に向かって運転士もまた手を振っていたのだ。

これで良いんだよな。

後始末

帰宅。

自分用マスター、戦利品、持ち帰りゴミ、その他に分配。

歴代系譜
初版→改第1版→最新(本イベント頒布版/自分用マスター)

木爾チレン様へ『蛍』感想メール送信。紛いにもレギュラーからアンソロ断片まで一プロ作家著作30冊近くを抑えてきた、むしろ評論の者の「面白かったです」を、どう受け取るのか悩みながら。

色々迷ったが「読書メーター」に『蛍』を「読んだ」登録。

全ては貴女です、と。

序盤の学園モノなラノベノリと、イベント開催時2022年4月時点では、明らかな時代が掛かった時事ネタに目を瞑れば、殺人事件モノでこそ机上のパズルゲーム趣が強い新本格に一石を投じる意欲作でした。

件の『蛍』が重版決定だそうで。おめでとうございます。

新本格の御大島田荘司出身地広島での『蛍』作者木爾チレン様本人による頒布断念が悔やまれます。

そもそもの知名度か、何か過激派による排斥運動でも起きたのでしょうか。いや、コロナ/スケジュールですよね。失礼しました。

自分用マスター(早々と劣化済)と共に
拙著は『蛍』一ページの価値もありません、と

USを読む。軍用機巡りの「交通」な日は何時までか。って何でミステリーがミリタリー掛け持ちやねん。

マーキュリー宇宙船の風貌には「宇宙小戦争」を思い出した。いや、まさかね。

艦これ』か。

大和ミュージアムにあるでかい「乗り物」一つ、取り扱っていれば少しは変わっていたかもしれません。余計なお世話でしたでしょうか。


作品をビニール包装していた安崎依代様分にはチラシが入っていた。

『余命 -24h』告知
『宮廷書記長の御意見帳』告知

既にアルファポリス主催の「第3回ほっこり・じんわり大賞」大賞作『余命 -24h』が受賞特典(?)として自著書籍化は実現済だったそうです。

その上で、この度『宮廷書記長の御意見帳』をもって正式にプロ作家「硯朱華」としてデビュー、単独刊行を果たしたそうです。おめでとうございます。


戦利品(内、欠席:1事前予習資料1含む)と共に
皆様、お疲れ様でした

戦利品

心より御礼申し上げます。

現地調達

  • アルネ=サクヌッセンム

  • 死神のサイコアナリシス

  • NoRa vol.5

  • 偽りの夢見屋さんは今日も彼女の夢を見る

  • Fighting Ⅰ -The Days-


事後BOOTH購入

  • 押切物理科学研究室へようこそ

  • 女子高生の日記小説「千秋の日記」帯付き


リンク

それぞれの視点から切り口を楽しめて面白いです。

特にきさらぎみやび様から皐月まう様におきましては、三者全員同一ブース関係者がnote書き手兼任だけにミステリーカテゴリー畑として大変興味深い偶然に感じました。

読書は魂を広やかにする。

ヴォルテール(1694 - 1778)
https://ja.wikiquote.org/w/index.php?title=%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%83%AB%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%AB&oldid=35655

出店者


来場者(出店者希望)


とある一ブースの幕間


新聞記事


スペシャルサンクス

編集長が「鈴木」? この方?  まさかね。本当ならば読者冥利に尽きるばかりだ。感謝。

事前確認、と問い合わせをしたところ「公序良俗」という曖昧な「健全」観念の下、自身として決して(擁護)発言する事は無い「黙認」と返答をいただけた事は、良き思い出です。

暴言も、読者当事者だからこそ胸襟開いての忖度無し辛口レビューの一環のまでですし、エロシーンはありますが、和姦ですし(禁欲な宗教に自身志願入信ですらない、恋愛結婚な仲が、ラブホも含んだ、種の根絶やしに一切を禁止の「健全」な方が、寧ろ「反社会的行為」な位だ)、反した自覚はないですね。そんな清濁併せ持つ、自分なりの「文学」を提示したつもりです。

何か犯罪(→逮捕)にもなる不正でもありましたでしょうか。前述内訳の中、百歩「二次」でこそ、そもそもがグレーで、まず相手伺いの話で、当事者に「無断」でクロ犯罪者に振り切れない話ですし、小学生相手にヒカキン様に人の色気振りまいた気など、それはもう微塵もありませんし、ならば今、客(「社会」)需要として突き付けるという事でこそ、もちろん応じる気もありません(全てはこちら側の趣味・善意(任意)で、「社会」様への奉仕・還元義務などある訳ありません)が。というより、「会場」ど真ん中、「ブース」前で、三流人情劇強要など、どちらに分がある話と思っているのだか、自分達「社会」に歯向かい、人間劇を流した「悪」が犯罪者、あくまで自分達外野が、「社会」にもなる基準/正義だ、とは、むしろ、如何に、「社会」様を流して勝手の限りを尽くす話な位だ、個人の発表会に、尚根絶やしに認めぬか、と、呆れるばかりです。

フリーペーパー(了)

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