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お母さんと従姉家族の話

 前回投稿した内容の続きというか、

母と従姉のその後の事と、障害者へ対する母の考え等を少し纏めたいので続きのような感じで書いてみます。


母は従姉Eちゃんの肩を持っていた訳ですし"障害があるから"と十数年もの間、私と向き合ってくれなかったので順当に行けば母はずっとEちゃんの味方でいるものだと、私も思っていました

でも違ったんです。

私達が大人になってから、祖父母も高齢になり昔のように親戚で集まるような事もほとんどなくなっていたので、私もEちゃんの影に怯える事も減り、たまにおばあちゃんの家に行ってはのんびり過ごせたり、そんな風になっていました。

そんな中で昔と変わった事が2つあります。
私は19歳の時にうつ病と診断され通院をしていたのですが、その後おばあちゃんも高齢鬱、伯母(Eちゃんのお母さん)も更年期障害によるうつ病から躁鬱病になっていたので、謎に病人が増え、相変わらず母は「おばあちゃんと伯母さんには心配を掛けたくないから言わないで」と言い私の病気は隠す事に

ずっと仲が良く週に何度も電話をしていた母と伯母だったのですが、伯母の病気が発覚してからは「電話の内容が重い」とか「付き合いきれない」などの理由を付けてほぼ疎遠に、たまにおばあちゃんの家で会う事があったみたいなのですが、何故か伯母には私の病気の事を話したと言われ

はぁ?あなたが決めつけた設定どこいったん?

と思いつつ、私もたまにおばあちゃんの病院に行く時等に伯母と会う機会もあったので病気の話とかも軽くするような感じになっていました。


私が25歳くらいの時に兄が結婚し、その時、結婚式に祖父母以外の親戚の叔父叔母達が全員と私も仲の良い3つ年上の従兄弟も出席してくれたので久しぶりの再会、本当は従兄弟の奥さんも出席してくださるとの事だったのですが第2子妊娠中で臨月に入っていたので残念ながら欠席でしたが2児のパパになる従兄弟は張り切って購入したデジタル一眼レフカメラを持参して張り切って写真係を頑張ってくれました✨

そして挙式後、落ち着いた頃に兄夫婦が結婚の挨拶にと父方の実家と母方の実家に行くので母が同行する事に、、、そしてなぜか母から猛烈に「めいも一緒に来て!」と言われ

えっ?なんで?私いる!???

と思いつつ、母は父方の実家が大の苦手なのでほぼ強制連行されて行きました。

同日に両家を周るとのことでハードだなぁと思いつつ父方の実家へ行き挨拶を済ませてから、母方の実家に向へ。

私はよく状況を理解していなかったのですが、母方の実家に着くと思ったより人がいっぱいいて
〘え、そういう感じ?〙と思いつつ、結婚式に来てくれた従兄弟とその奥さん、産まれたての赤ちゃんにお姉ちゃんになりたての3歳になる従兄弟姪もいてちょっと驚きつつ、従兄弟の奥さんが「本当に結婚式行きたかったの〜」と言っていたのでなんだかほっこりしたりなんかしていたら…

まさかの嫌いな声が聞こえる

え、

完全に油断してた………
まさかのEちゃん登場、そして隣に大人しそうな男性が
Eちゃんも結婚するらしく旦那さんになる人と来ていました、

一気に無表情になる私、大人なのに大人の対応ができない。
相変わらず会話が成立しなく惚気ているのか自慢したいのかマイペースに喋ってるEちゃん大人しそうな男性は本当に無口で質問をしても、緊張しているようなEちゃんに押されているような?不思議な空気感の中
「犬飼ったの見て〜」と自分の携帯の犬の写真を1人ずつ見るようにバトンリレーの様に携帯電話を渡し始めた

正直触るのもイヤ、みんなも「ふーん、かわいいね」「うん」「うん…」みたいなEちゃんの圧に押される感じで、私はEちゃんの携帯を一瞬触れたか?程度で隣の母に押し付けた。

犬飼うんだ、お世話するんだね
と思いつつ、一気にテンションが下がった私。

しかしEちゃんカッポーは話したい事だけ話して早々に帰って行ったので助かりました

命拾いした…

その後は従兄弟姪や赤ちゃんを抱っこさせてもらったり〝そう言えば〟と叔父と叔母の馴れ初めを聞いてみたりなんかしてとても楽しい時間を過ごせました。

数時間経って、そろそろ帰らないと、となり挨拶をして4人で車へ、運転席の兄に義姉が「めいちゃんとEちゃんって仲良くないの?」と小声で聞いていて、その時は兄も私達の関係性を知らなかったので「分かんねっ」と答える程度で…

完全にバレとるやないかい!
そりゃそうよ、隠しきれないもん、従兄弟達もとっくに気付いてたよね…

うわぁ〜なんか凄く恥ずかしい……あ""〜あぁ"〜あ"
〜と思いつつ

まっいっか

と切り替えて夜道の兄の運転の下手さの恐怖心が私の羞恥心をかき消してくれました。

帰りに母が「美味しいラーメンが食べたい」と言い出し、義姉はもちろん必死で探してくれました、結婚したてでお姑さんのリクエストってよく分かんないけど緊張感ヤバそうと…
「ファミレスとかでいいんじゃない?」と私が他に決めやすそうなお店を提案をしてみたのですが
母「えーでもせっかくだし美味しいラーメン食べたいよねー?詳しいでしょ?連れって」と兄達に言う←?
兄は苦笑いで「え、まぁなんでもいいけど」とでも義姉からしたらそんな事言われたら必死に探しますよね…

母は嫁姑問題で凄く悩んだと私に散々言っていた人なのですが、自分が姑になったらそういう態度なんだね、

まぁ、なんとなく察してたけど。

そしてなんとかラーメン屋さんに入れたのですが、4人席が空いてないとの事でしたが、義姉も疲れただろうからちょうどいいと思い、兄夫婦と母と私の2組に分かれて席に着き食事を終わらせ長い1日の終わり。
義姉に「お疲れ様でした、ごめんなさい、ありがとうございました」と小さな声で伝え「大丈夫、こちらこそありがとう」と言ってもらえたので
本当はめちゃめちゃ疲れてるだろうな〜と思いつつ
家の前で別れました。

この時私はまだ実家住みだったので母と家に入り、帰ったらすぐにシャワー浴びたい派の私はすぐにシャワーへ向かう、時に母から

Eちゃんの相手どう思った?(笑)

ととんでもなく嫌みったらしくわざわざ

私に聞いてきたのでご期待通り素直に
「カモフラでしょ」と答えてあげました。
すると母は

「だよね〜(笑)そんな感じよね~(笑)」

と嬉しそうに笑っていてゾッとしながらシャワーを浴びとっとと自室に戻りベッドに入りました。

伯母が躁鬱病になった時に切り捨てるような事をした時も、そもそもその前からずっと思っていたけど母は相手の気持ちを考えられない人なんだと
、Eちゃんには3つ離れたお兄さんがいるのですが、私は本当に小さい時に可愛がってもらった以外の記憶がないくらい接点がないのですが、

躁鬱病になって苦しんでいる伯母の事をそのEちゃんのお兄さんにしつこく電話をかけ影でこそこそ
「あなたの母親なんだから、分かる?病気で辛いの分かってあげて?」

などと、どの立場から物を言っているのか分からないくらい押し付けておいて自分は伯母からの電話には出ないとの暴挙に出ていたのは知っていたので今更アレだったのですが…

まさか明からさまに私がバカにした様な言い方をした事を隠しもせずに喜ぶとは思ってもいなくて、それはそれでショックでした。

 伯母は兄の結婚式に来てくれた時に、帰りに私の手を握りしめて「めい〜来れたよ〜無理かと思ったけど来れた~」と泣いていました。
伯母の家からだと車で2時間以上は掛かるはずなので病気があるととても不安だったと思います。
結婚式だし、準備に支度に緊張もあったと思うとすごく頑張って来てくれたんだと、泣いちゃう気持ち分かります。
私は伯母に「ありがとう、すごいね、(お兄ちゃん達も)喜んでるよ嬉しいよ、ありがとう」と話をしてから伯母はほっとした表情も見せ伯父と一緒に帰って行きました。
母は…関わりたくないオーラ全開


なんか、私とEちゃん?お母さんと伯母さん?
え?なんで?
お母さんと伯母さんは元々仲良かったのに?え?は?ん?
子供の私には"障害者だから"って我慢させたのに自分の姉が病気になったら見放すんだ··········

意味が分からない

騙すなら最後まで騙し続けて欲しかったけどそもそも考えて動いていないと思うので、家族の関係を結果壊していく人なんだなと、

その後、おじいちゃんが亡くなった時も伯母家族達は母には近付こうとせずに特にEちゃんのお兄さんは明からさまに母を避けていました。

法事の時も座る席は伯母家族だけ離れている。
私はEちゃんが嫌いなのでいいのですが、私以外の人達とも距離を取らせるようなやり方は本当にドン引きしてしまいました。

障害者は可哀想なのに病気の人は可哀想じゃないの?

そもそも私の病気の事もイヤがっていたし、まさか母親に障害者差別をされるなんて思ってもいなかったけど。

私が母に不信感を抱いたきっかけがEちゃんが障害者であるということ
私が母と距離を置こうと決めたのは母が私の事自身をみてもくれずに"障害者"という肩書きでしか話をしてくれなかったから。

母は差別主義者なのでしょうか?

違うと思います
障害も病気も何の関係もないから

では母の行動は?

考える必要はないと思っています。
考えても無駄だし察したところで母は私の事を"可哀想な人"としか思っていないので。


私が1人暮らしをする時に母は反対していたのに母から私に連絡や私の家に来ることはなかったです。
なぜ反対したのか?心配なら連絡するよね?

障害者の件もそうですが、母は泣くだけで何もしません。
自分の悲しさをアピールして悲しみを分かってほしいだけ

でもね、お母さん、無理だよ。
親子でも別々の人間なの、好きな色も、好きな食べ物も趣味も違うでしょ?
違う人間だからだよ?

分からないと思うからもういいよ、
私は大丈夫だから、お母さんはお母さんで一生懸命生きてね。


これに尽きる。

全てを知る必要なんてない
知ったフリをする必要もない

もういいんだよ、お互い素直に生きよう

私は1人で頑張りたいし、そのうち友達とか心を許せる人に出会えたらいいなと思っているよ。

家族をやめようとは思っていないよ、でもね距離を取らないとお母さんとは一緒にいられないんだ




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