五人前76

ビジネスオーナー兼不動産投資家。 勤め人卒業後、美装会社を経営しつつ、アパートを買い進…

五人前76

ビジネスオーナー兼不動産投資家。 勤め人卒業後、美装会社を経営しつつ、アパートを買い進めています。二児の父でもあります。 stand FMにて音声配信してます。 https://stand.fm/channels/5f8c11f037dc4cc7e1718205

最近の記事

勝つことが好きへの近道

プロスポーツ選手に対して、 「なぜこのスポーツをしているのか?」 という質問に対する答えが、 「勝てるから」 というtweetを目にした。 これって実は、 ビジネスの世界でも同じことがあって。 良く好きなことを仕事に! ってフレーズ聞くけど、 ビジネスを始めるに際して、 好きなことだからビジネスにするっていう考え方は、 実は非常に危険になる。 私はビジネスを始める際には、 必ず市場のニーズがあるかということと、 後発で参入してもシェアを奪えるか? という視点で考えるように

    • 自分の物件を中心に経済圏を作る構想

      本業をやっていて、 いろんな業者さんやお客さんと話す中で、 ずっと考えていた構想がある。 構想とは言ってもそんな目新しいことではない。 自分のビジネスの中心はやはり不動産投資になる。 自己所有の物件からは毎月家賃をいただいている。 このビジネスの利点としては、 そのほとんどの運営業務を外注化できる点にある。 自分も10年以上やっていてすべてを外注化でやっていて、 恩恵を十分受けている。 これまでは地域の管理会社を中心に、 その協力会社等の地元の会社や職人さんに、 少しで

      • 投資スタイルは性格が出る

        ビジネスと不動産投資の組み合わせが最強。 フロー収入からストック収入へ。 この考え方については、 不動産投資という家賃収入を得るには、 まずはタネ銭が必要で、 タネ銭を稼ぐにはフロー収入(給与所得)で、 ということを意味する。 そして、 ビジネスも通常はフロー収入になる。 やり方によってはその稼ぎは青天井になる。 投資額の何倍もの売り上げを上げることも可能だ。 反対にフロー収入は安定感がない。 毎月集客や売上に追われることになる。 ストック収入は天井は決まっているが、 天

        • どんな金融機関と付き合うか

          不動産投資をしていくうえで、 避けては通れない金融機関とのお付き合い。 理想は近隣の信金・信組から取引をはじめ、 地銀との取引に進み広域化して、 最後はメガバンクで全国展開・・ というイメージ。 しかし、 私は最初から遠方の物件を買っているので、 このモデルは使えない。 信金・信組とのお付き合いが一番厳しい。 もちろん地銀も同様なんだけど。 結局ノンバンクや政府系金融機関に限られる。 あるいは全国展開していた地銀、 スルガ銀行とか静岡銀行。 あとはオリックス銀行。 と

        勝つことが好きへの近道

          気合と根性でどうにかなることって意外に少ない

          私の好きな言葉、 それは気合と根性。 不動産投資を始めてから、 資金が少なかった自分がのし上がるには、 時間と決断の速さしかない、 と思っていたが、 あとは気合と根性で何とかしよう! とも考えていた。 少しずつ資金的な余裕ができて、 時間に余裕が持てるようになるのと同時に、 いろいろ経験を積んでくると、 とにかく現地行ってみようという思考にも変化が。 図面の段階である程度の判断ができるようになり、 移動時間とか無駄が少しずつそぎ落とされてきた。 そして、 気合と根性でな

          気合と根性でどうにかなることって意外に少ない

          反対意見もきちんと聞く

          私が判断する際に心がけていること。 それは、 一つの自分に都合のいい意見だけに頼らず、 反対の意見もきちんと聞くこと。 何かの判断をする際に、 人はすでにその時点での最適解と思われる答えを、 自分の中に持っている。 そこでその解と異なる意見を聞くと、 ノイズになったりして耳をふさぐ傾向がある。 しかし、 その場合は一方的な情報や意見で解を出していることがあり、 その解が最適解ではない、 間違っていることも十分にあり得る。 そこで、 私は必ず反対の見解や意見を真剣に聞いて

          反対意見もきちんと聞く

          現金2億円と毎月30万円どっちがいい?

          今日はニーノさんのtweetより、 選べるとしたらどっち? ①2億円 ②死ぬまで毎月30万円 ③お金はいらない というアンケートがありました。 面白そうなので、 私の見解を発表します。 結論は、 ②の毎月死ぬまで30万円です! 理由は、 ベーシックインカムとして毎月固定の金額をもらうほうが、 精神的に安定するからです。 これはすでに経験済みであり、 たとえ家賃収入のCFであっても、 それだけに頼る生活では全然生きた心地しませんでした。 死ぬまでずっともらえるのなら、

          現金2億円と毎月30万円どっちがいい?

          勤め人引退に必要なキャッシュフローの額

          よく目にする、 FIREに必要な月のキャッシュフロー額について。 これって、 一概に月100万とか、 そういった額の設定には意味がないように思う。 キャッシュフローの定義の多くは、 家賃収入-返済-経費 となるが、 そこに含まれない経費ももちろんあるし、 どこまでリスクを考えるかで、 キャッシュフロー100万でも、 状況によって過不足の感じかたは異なる。 所有物件の構成で、 新築や築浅が多ければ修繕費はかからないが、 築古ばかりなら修繕費もかかってくるし、 雪の多い地域な

          勤め人引退に必要なキャッシュフローの額

          独立して感じたこと

          実はちまたではやるFIRE、 約4年前に達成している。 私の場合は進んでその状態になったわけではなく、 体調が回復しないことから、 泣く泣く卒業をしたわけだけど。 卒業当時は、 6棟79室で年間の満室家賃が4000万円、 年間キャッシュフローが1400万円程度、 十分これだけで生活はできる状態だった。 しかし、 自分の状態は借り入れが多く、 返済比率とか経費率も高かったため、 一つでも歯車が狂えば、 あっという間に破綻する、 という感覚が常にあった。 そんな状態なので、

          独立して感じたこと

          才能はいかに使うべきか?

          個人の稼ぐ力を重視する時代、 「稼ぎすぎない」 というセリフをよく目にする。 確かに、 自分と自分の大事な人たちだけを考えれば、 莫大な稼ぎは必要なしい、 課税のこと考えると稼ぎすぎも考えもの。 私も独立当初は同じ考えをしていた。 しかし、 徐々に経験を積んだり、 いろんな事例を見たり読んだりしていくと、 「稼ぐのも才能」 「才能は社会のためにつかうべき」 という考え方も大事なんだと実感するように。 自分や自分の周りが幸せになるのは、 至極当然のことだから、 まずはそこ

          才能はいかに使うべきか?

          ビジネスのタネの探し方

          本業の業態について、 人を雇うことを前提にした形態について、 最近は限界を感じているところが。 ということで、 残った従業員とともに、 ハウスクリーニング業に拘らずに、 より収益性が高くて、 従業員に頼らないビジネスモデルに転換できないか、 検討開始している。 思いつくのは、 不動産を所有して家賃収入を得つつ、 その不動産の維持管理を自社で行う。 修繕やリフォームも自力で行い、 マネーを循環させる。 これなら現状の従業員で対応可能だ。 しかし、 これ以上の展開は、 今の

          ビジネスのタネの探し方

          日々生きてる実感

          本業のビジネスで、 従業員が1名退職して、 現場に行く時間が増えた。 本日も大口取引先の事業所での、 エアコン清掃の見積もりの現調。 18台の見積もりをして、 3月中旬に施工する予定を組む。 これ1か所で20万円弱の売り上げ。 毎日現場で作業すれば、 日銭稼ぎの実感もある。 2月になってからは、 体は忙しくなったけど、 動いた分すべて自分の稼ぎになるという、 開業当初の喜びを噛みしめている。 まさに、 日々生きてる実感がある。 花粉症とか鬱とか、 季節的につらい時期なん

          日々生きてる実感

          半農半Xという生き方

          stand FMでいくつか聞いている放送で、 半農半Xが今後推奨されるようになるかもしれない、 という内容を聴いて、 10年前に本ブログを書き始めた際に、 ドメインを、 「hannouhanooya」 としている自分としては、 自然と反応してしまった。 兼業農家が今後は重視されるかもしれない、 という農業政策の話だったが、 新規就農者は兼業のほうが生活が安定するし、 どっしりと農業に取り組めるという内容。 これ、 実はビジネスの立ち上げ方にも共通する考え方で、 新規参入の

          半農半Xという生き方

          選択と集中

          私が不動産を買えなかった6年間。 その代わりの収益として、 太陽光発電を買ってみたり、 レンタル収納を始めてみたり。 そして、 レンタルスペースや優良自習室も、 検討をしたりしていた。 しかし、 レンタル収納では1年半かけても黒字化できず、 そのトラウマからそれ以外のスペースビジネスに、 参入する決断が出来ずにいた。 結局レンタル収納は損切で売却し、 スペースビジネスも今後は参入しないと決断できた。 これによって、 賃貸用不動産の購入と貸付という、 本来のビジネス1本に絞

          選択と集中

          勤め人卒業のその先を考える

          巷で流行りのFIREという考え方。 これ自体は特にいい悪いはない。 勤め人を卒業した後の進路は、 1)不動産をのんびり買い足しながら、 キャッシュフローで悠々自適に過ごす 2)キャッシュフローで生活できない 以上の2つに分かれる。 特に2)の場合は、 借り入れでレバレッジを効かせていると、 月に100万円のキャッシュフローがあっても、 悠々自適とかましてや物件を買い増しをすることは、 意外と厳しいはずである。 キャッシュフロー月100万円だと、 所有物件に何か問題が

          勤め人卒業のその先を考える

          スルガ三為物件の恐怖(売却編)

          私の投資歴の黒歴史? スルガ三為物件。 このスキームの怖いところは、 1)収益還元評価重視のため、積算評価が買値と乖離している 2)融資期間が耐用年数を超える長期の設定 以上2点に集約される。 1)のおかげで、地方大型物件を手に入れられるということで、 一発でリタイアできる! と夢を見ていた自分・・・ そして、 2)融資期間が築古でも30年程度とれることから、 キャッシュフローもまずまず、 というまやかしで目がくらむ・・・ でも、 この2点の問題点は、 売却時に牙を

          スルガ三為物件の恐怖(売却編)