反対意見もきちんと聞く

私が判断する際に心がけていること。
それは、
一つの自分に都合のいい意見だけに頼らず、
反対の意見もきちんと聞くこと。

何かの判断をする際に、
人はすでにその時点での最適解と思われる答えを、
自分の中に持っている。
そこでその解と異なる意見を聞くと、
ノイズになったりして耳をふさぐ傾向がある。

しかし、
その場合は一方的な情報や意見で解を出していることがあり、
その解が最適解ではない、
間違っていることも十分にあり得る。

そこで、
私は必ず反対の見解や意見を真剣に聞いて、
自分の考えが正しいかを慎重に検討するようにしている。

物事は見方によっては見え方が違う。
様々な角度からの意見を聞いて、
なるべく全体像を把握したうえで、
答えを導き出す。

反対の意見や見解に対しては、
感情論で反論をしたりはしない。
そのまま受け入れて判断の材料にする。

よく人の評価は見る人が変われば全く異なる。
この場合はすべて嘘ではなくて、
接する人の立場や力関係が異なれば、
当たり前の現象だ。
物事も立場が変われば評価は変わる。
だからなるべく様々な立場の意見を聞くべきだ。
それらの信ぴょう性も含めて、
自分で判断を下す材料にするのだ。

だから反対意見や批判をノイズと考えて、
シャットアウトするのは、
一見簡単で最も効果的に見えるが、
実はこの行動は非常にもったいない。
特に批判については精神的にも削られることもあるが、
私はなるべく接するように心がけている。

その時のベストの選択をするということで、
時には軸がブレてるとか言われることもあるが、
私はその時点でのベストの決断をしているので、
ブレているとは思わない。

なんでもそうだが、
客観的な視点を忘れずに、
冷静な判断をしたいものだ。

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