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食品表示に戦々恐々

ニュージーランド人パートナーと暮らし始めてからというもの、食生活は劇的に変わった。

ニュージーランドはベジタリアンやビーガンのお店も多いし、普通のスーパーマーケットに行っても、食品のラインナップが幅広い。安いジャンクを買おうと思えばそれもできるし、グルテンフリー、乳製品フリー、オーガニック、平飼い、グラスフェッド、パンの小麦の種類まで選びやすいようになっている。食に対する安全性や意識はとても高い国なんです。


そんな彼の影響を大いに受けている。コンビニ弁当を食べなくなり、加工調味料の類も買わない。近所の商店から平飼いで育てられた卵を買い、グラスフェドで飼育されたお肉を信頼できるサイトで購入する。自宅にある油はアボカドオイル、オリーブオイル、ココナッツオイルの3種のみ。本当はサラダオイルの大きいボトルもあるけど、揚げ物に使ったりするとすごく嫌な顔をされる。「なんかお腹壊しそう」とまで言われ、そして実際に壊す。あらら。

元々料理が好きなこともあり、自分でだいたいなんでも作る。最近は検索すれば食べたことのないエチオピア料理ですら作れてしまうから本当に便利だ。でもたまに本当に作るのが面倒な時がある。そんな時はスーパーに行き、すぐに食べられる物を買おうとするのだが、商品の裏側を見て添加物の多さに愕然とする。「〇〇鍋の素」とか「混ぜるだけ〇〇」のような商品や、麺類もそう。調理済みの茹でうどんは安いしすぐ食べられるけど、小麦粉と塩以外のものが入っていたりする。「ネギトロ」と書かれたパックを見ると、マグロ以外に何かの油が入れられていて、それを見た瞬間なんとも言えない気持ち悪さを感じてしまう。


このところのコロナのおこもり需要の影響か、スーパーの加工食品の売り上げが2割近く伸びたという記事を見つけた。

https://www.ssnp.co.jp/news/frozen/2020/03/2020-0310-1158-15.html

保存がきくから災害時の非常食として役立つ面もある加工食品。一概に悪いとは言えないけど、それにまみれた生活は絶対に送りたくないと思っている。

日本の大手食品企業やコンビニエンスストアのコマーシャルを見るたび、悪態をつく私たち。これは最近読んでおきたいなーと思ってる本。



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