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東工大学生起業家が考える_起業の全て③

起業して1年経ってどうだったのか?
1年迎えて苦労したことは?
1年経って勉強や経験できたこととは?
これから先、何をするのか?

起業に関するあらゆる疑問・質問に対して、東工大学生起業家「平賀良」が個人的意見を交えつつ答えていきたいと思います!学生の方は必読です!

※個人的見解も含まれているので参考と思ってください。
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はじめまして。
東京工業大学物質理工学院 修士課程1年の平賀良と申します。

医療器具の一つであるカテーテルの生体適合性を向上させるための、
次世代型金属の機械的性質を研究/開発している大学院生でした。

しかし、2019年の11月に休学をして、
GoMA(ゴーマ)株式会社(本拠地:東京都港区)を立ち上げました。

現在は、GoMA株式会社の代表取締役として、
会社を経営している「学生起業家」です。

GoMA(ゴーマ)株式会社ホームページ

■朝日新聞 鎌倉市 LINE通報システム

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前回、前々回と「起業に関するQ&A」や、
「起業に至るきっかけ」を中心にお話させていただきました。

前回の記事をご覧になっていない方は、ぜひ以下をご参照下さい。

こちらの記事は、皆さまのおかげで「#起業 週間ランキング1位」を取らせていただいたものです。

今回は、その後1年経営をしてみて「どうだったのか?」、
その結果と今後について、お話させていただければと思います。

良かったら最後まで読んでいただき、
フォローしていただけると嬉しいです。
よろしくお願いいたします。

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【最初に・・・】

まず、
1年起業して感じたことは「起業して本当に良かった!!」
ということです。

「1年後どうなるのか?」全く予想がつかない中で、起業した当初は、
不安や心配事も多かったですが、「あの時起業して本当に良かった」と、
今では、もの凄く感じています。

あのとき、
起業しないで大学院で研究を続けていたら、
今より、よっぽど「つまらない人生」だったと思います。

大学の研究を否定しているわけではないですが、
研究室の狭いコミュニティで人脈を作り、大手の企業に就職して、
社畜として働いていたかと思うと、恐怖を感じます。(笑)

ですから、
最初に皆さんにお伝えしたいことは、
もし「起業に興味ある」とか、「起業の準備をしている」という人は、
サッサと起業して「時間を無駄にしない方が良い」ということです。

僕から言えることは、起業する前は誰しも不安を感じますが、
実際にやれば、「起業して人生の"損"は絶対にあり得ない」ということです。(もちろん、真剣にやった場合ですが)

それくらい、起業は人生の糧になりますし、
今よりもっと人生を豊かにすることができます。

その前提で、まずは、
「1年やってみてどうだったのか?」について解説させていただきます。

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【1年間の業績について】

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まず、先に結果から申しますと、
1年間で「年商 数千万~1億円」のベンチャーまで、
成長させることができました。

非上場企業で、これからどうゆうリスクが存在するか不明確ですので、
具体的な数字や、営業利益を公に述べるのは控えますが、だいたいこんな感じです。

では、起業してから今までの業績について、
ためになるコンテンツを中心に解説させていただきます。

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【いきなり"コロナ"という強敵の出現】

僕が起業したのは、2019年12月9日ですので、
第1期は「2019年12月~2020年11月」になります。

ご存じの通り、
2020年初頭に、新型コロナウイルスが蔓延し、
経済活動は一時停止状態となりました。

「コロナ」が流行り出す前の2019年12月に、初めての売上を計上し、
「さあ、いよいよ来年からだ!」というときに、経済活動の自粛が始まり、
出鼻をくじかれた船出でした。

1月~3月までの三カ月間は、商談が先延ばしにされたり、
コロナで業績が悪化する恐れを危惧して、
クライアントが取引を再検討したいという話が多く、
一切、売上に計上できない状況でした。

弊社は、クライアントとして「行政」もいたのですが、
コロナで予算が凍結し、延期になるケースもありました。

このままでは、
「起業したけど売上がない!」という最悪の状況が続くと思っていました。

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【ピンチこそ、最強のチャンス!】

「コロナで自粛になり、最悪の状況になりそう」と思っていた2月くらいに、気づいたことがあります。

僕のようなベンチャー企業は、経済状況や社会情勢に合わせて、
柔軟に対応(ピポット)できる企業であり、
「むしろ、チャンスではないか?」と思い始めたことです。

オンライン化の流れが加速し、社会全体が最適化されていく中で、
その流れに一番早く乗ることができますし、より効率的にビジネスを進めるきっかけになります。

実際、その後を振り返ってみても、
「オンライン商談」や「オンラインイベント」が増え、
効率的に人脈づくりや案件獲得につながりました。

歴史的な背景を見ても、大きなリセッションが起きた際に、
次の時代を担うベンチャー企業が誕生し、
その後の経済を支えたケースが良くあります。

コロナで様々な方が苦労されている状況ですが、
こういった"ピンチ"を、僕は"チャンス"として捉えることにしました。

そして3月に入り、
「人材業」や「受託案件」の準備をして、
4月の売上に貢献する体制を整えました。

最初は、知り合いや会社を手伝ってくれる人、
いわゆる「人脈」を使って、案件を獲得していきました。
※「人脈以外で案件を獲得する方法があるのか?」と思うくらい、
最初は人脈が大事だと思います。

「人材業」に関しては、家族の協力を得て、
「受託案件」に関しては、エンジニアのKさんの協力を得て、
4月の売上に貢献することができました。

その頃から、
NTT系列の大手企業さんといった、
「メインクライアント」との取引が始まり、スタートして4ヵ月のベンチャーとは思えないほどのクライアントと、口座を開設することができました。

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【起業の"方向性"と"フェーズ"について】

口座を開設してから、気づいたことを話します。

弊社は、「開発力はピカイチな会社」と自負しています。
優秀なエンジニアが企画~開発まで、コストパフォーマンス性が高く、
社内で行えるベンチャー企業はそう多くないと思っています。

そういった「人材」や「技術力」させあれば、
売りがすぐに立たなくても、前に進んでいる感覚がなくとも、
心配する必要はないです。

生活できる程度のキャッシュがあれば、
「自信を持ってビジネスを展開していける」ということです。
下請けのように、取引先のお伺いを立てたり、
「やりたくない事業」をやる必要性はないです。

技術力さえあれば、
水道が止まっても、全く動じる必要はないのです。
(稼ごうと思えば、いつでも稼げるので・・・)

実際、自分たちは技術力の評価を受けて、
大手のクライアントと取引できましたし、
すぐに資金調達して「投資家の犬」にならずに、
ここまでこれたと思っています。

起業してすぐは、
「何でもいいから案件下さい。何でもやります。」というスタンスで、
売上のトップラインを拡大する手法もありますが、
僕の場合はそうではなく、「技術力」を武器に、
クライアント側から来るのを待っているような状態でした。

今も、その基本スタンスは変わりませんが、
起業したフェーズに合わせて変更していく必要性はあると思っています。

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もし、
これから起業を考えている方がご覧になっている場合の参考ですが、
「起業した後の方向性」を考えることが重要だと思います。

例えば、
弊社のように「技術力」や「人材」といった「権利」を活用して、
営業活動をガンガンするというよりも、クライアントを自分でセグメント(評価と判断)して、売上に貢献していく方針なのか?

または、
稼げるだけガンガン稼いで、
とりあえず最初は何でもやる企業として成長し、
貯まったキャッシュを使って、
「権利」のサービスを構築していく
方針なのか?ということです。

どちらが「良し悪し」ということではありません。

重要なのは、起業したタイミングで方向性をどちらにするか決定し、
それに従って行動していくということです。

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また、
起業した後のフェーズによって、使い分ける必要があります。

例えば、僕の場合、
創業当初は「技術力」を武器に、ある程度成長し、
そのあとは主力事業を絞って、エグジットに向けて資本を投入していく方向で検討しています。

【技術力のある会社】
技術力を武器に、受託案件を獲得

その中で「課題」・「ニーズ」を発見

事業の選別

資金調達を行う

解決するサービスを構築

クライアント企業へ導入

営業や広告を回してサービスを周知

エグジット

【営業力や人脈のある会社】
営業や人脈を武器に、クライアントから案件を獲得

自社だけの「販路」を獲得

キャッシュが貯まる

別の事業・技術・自社サービスへ投資

「販路」を使ってサービスを周知

エグジット

「技術力」を売りにして、
コア事業を確立し、営業していく方法と、

「営業力」を売りにして、
技術を確立し、導入していく方法のパターンです。

「技術力」と「営業力」どちらも大事なのですが、
重要なことは、最初にどちらを売りにして、
「自社だけの強みを構築できるか?」ということです。

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【"競合優位性"のある会社が勝つ!】

当たり前の話ですが、
意外と見落としがちな内容です。

競合企業と比較して自社だけの「優位性」や「強み」のある会社でないと、
市場で生き残ることはできません。

つまり、
「どうやって、その競合優位性を構築していくか?」が、
大企業と取引した4月あたりに気づいたことです。

先ほどの話ですと、
「技術力」だけあって、いくら受託案件を得意としていても、
いずれはダメで、下請け企業にしかなりません。

「営業力」だけいくらあっても、他人の商品を売り歩くだけでは、
成長に限界があります。

ですから

「他人に使われる」のではなく、
「他人を使うビジネス」を構築しなければ成長できない

ということを実感しました。
それこそが「競合優位性・自社サービス」なのです。

これはベンチャー企業だけの話ではなく、
「転職人材」にも該当すると思います。

例えば、
「誰でもできる仕事」の給料には限界がありますが、
「限られた人間にしかできない、競合優位性のある仕事」であれば、
単価は高いですし、交渉次第ではもっと単価を上げることも可能です。

そういった経営者目線で、転職を考える事も重要かと思います。

「他人を使うビジネス」を展開できれば、
企業の成長はもちろん、クライアントへの交渉も優位ですし、
クライアントを自分たちで選別できる立場になります。

自分も、
「そういったビジネスができる会社にGoMA社をしたい!」と思い、
「どうすればそれができるのか?」模索する日々が4月から始まりました。

2019年12月からスタートし、コロナの影響を受けながら、
大手のクライアントとの案件を獲得した4月までは、
以上のようなことを感じておりました。

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【7月から現在のオフィスへ】

現在、弊社は「東京工業大学田町キャンパス内」のオフィスに入居しております。

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〒108-0023
東京都港区芝浦3-3-6 CIC5F

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ここに入居したのが7月からなのですが、
オフィスがなかった時期と比較して、
パフォーマンスが圧倒的に向上したと感じます。

これも事業の内容によるので、僕の場合の話になりますが、
「オフィス」という居場所があってビジネスをやるのと、そういった環境がなくてやる場合では、全く異なります。

一番の違いは「雑談の時間」です。

オフィスがないと、社員とのちょっとした雑談や、
そこから生まれる「それいいね!」というアイデアが、
生まれづらい環境になります。

これは、在宅ワークが増えた方も感じることかもしれません。

意外とそういった雑談から生まれるアイデアが、ヒントになる場合もあり、コミュニケーションを取ることによるメリットは大きいです。

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また、
カフェやコワーキングスペースを活用する方法もありますが、
意思決定において「時間」と「労力」を要します。

カフェを探す時間であったり、
利用時間の制約や混み具合を確認する必要があります。

人間は一日に「判断」できる思考回数が決まっていると、
以前の記事でご紹介させていただきましたが、
それと同様で、「居場所」を探すのにリソースを割くことによって、
本業へのコミット具合も変化します。

ですから、
7月にオフィスに入れて良かったと常に感じています。

もしこれから起業する方も、
「いつでも自由に、集中して使える場所」を用意することをオススメします。

オフィスは家賃もかかるし、
最近は、コワーキングスペースや、
バーチャルオフィスという利用方法もあるかと思います。

また、
オンライン化の流れを受けて、在宅ワークも必要だと思います。

しかし、
「会社として集まれる場所があるかどうか?」は重要です。

経営者であれば、
それを「無駄な経費」と捉えるのか?
「必要な投資」と考えるか?
が腕の見せ所になるわけです。

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【"東工大発ベンチャー"との出会い】

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起業した当初は、
右も左も分からず、コロナの影響を受けながら、
売上も立たず、サービスもない状態でしたが、
オフィスに入居した7月には「何とかなっている」状態でした。

全く自分だけの力ではないのですが、
この時から、

「何故、みんな起業しないのだろう?」
「起業して"リスク"を取れば、必ず"リターン"が返ってくるし、
会社員のように、税引き後の収入の中で、
搾取されながら生きる人生の何が楽しいのだろう?」

と街を歩く人々を見て、感じるようになっていました。

例えば、
起業の成功定義を「時価総額1兆円の企業へ成長させること」
だと仮定したら、
それは"運"も必要ですし、非常に困難だと思います。

しかし、
それよりも低いハードルを、成功の定義とするならば、
「起業して成功させること」は「誰でもできる簡単なこと」
だと僕は思います。

「やる気」だけあれば、特別な能力を必要とせずに、
できることだと確信しています。

正しい道へ、スピード感を持って臨めば、
「起業したい!」と思った瞬間に夢は実現しているのです。

ですから、
僕は全員が起業をして、全員が成功できると思っております。
起業すれば何とかなります。

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7月からは、別の人材事業も始まり、
この頃から売上が安定し始めた時期でもありました。

また、
大きな成長の一つになったのが、
別の東工大発ベンチャー「Medvigilance(メドビジランス)株式会社」
の存在です。

弊社がいる田町キャンパスには、
東工大発ベンチャーが「4社」入居しており、
横並びのオフィスになっております。

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その中で、
弊社が入居してから、一番親しくしていただいたのが、
Medvigilance(メドビジランス)株式会社 代表取締役のコウさんでした。

◼️Med社ファンディーノについて

コウさんは中国出身の起業家で、
東工大を卒業後、アクセンチュアを得て、起業しました。

◼️コウさんについて

会社の規模としては、資金調達も完了しており、
「資本金9000万円」の大きなベンチャー企業です。

事業の年数も長く、資金もあることから、
「大手のクライアント実績」や「技術的な優位性」、
「中国深圳からの特殊な販路」を持っており、
「弊社にはないもの」を持っている企業でした。

コウさんは、
僕らのソフトウェア開発能力を評価してくれて、
Med社が販売する商品のアプリケーション開発や、
販売に協力して欲しいと言ってくれました。

そこで、Med社とアライアンスを締結して、
「お互い足りないところを補完し合いながら、成長していこう!」
ということになりました。

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左:コウさん・右:平賀良

僕としては、何もないベンチャー企業が、
東工大の後輩であり、同じ東工大発ベンチャーということだけで、
協力していただけることに感謝しかありませんでした。

「三国志」を知っている方だけの説明になりますが、
僕が「劉備」だと仮定して、
田町キャンパスのオフィスという「荊州」を得たことによって、
河から攻める販路(Med社)を手に入れたようなものでした。

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そこから、以下のような、
バイタルを測定できるスマートウォッチの開発や、
コロナ対策用の非接触型検温機の販売を行うことになりました。

■スマートウォッチ「LANCE BAND」

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■非接触型検温機「LANCE GATE」

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このようにして、
コウさんやMed社のメンバーとも仕事をするようになり、
扱う商材や、売上を安定して確保できるようになったのが、
7月~9月くらいの時期でした。

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【東工大起業塾"Go startup"を運営】

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また、7月からは、
東工大の学内起業家を育成するという目的のもと、
「起業に興味のある学生」を対象に、
オンライン上で相談を行う業務を受託することになりました。

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上記の漫画は、
うちのイラストレーターが描いてくれたものですが、
こういったことをやる事業を、大学から請け負いました。

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【起業に興味のある学生は意外と多い・・?】

「Matcher」や「Go startup」、DMを通じて、
累計100人以上の学生とお話させていただいたと思いますが、
意外と「起業」に対して、関心のある学生は多いと思いました。
※統計は取っていないので主観的意見

しかし、
実際に起業して、事業を展開する学生は非常に少ないです。

東工大生のような就活に困らない層は、
「起業におけるリスクを心配する」という発想が多いです。

例えば、

「大手の企業に入った方が年収も高いし、
安定した仕事に就くことができる道があるのに、
あえてリスクを取ることによるメリットは何ですか?」

のようなものです。

それ以外の意見でも

「起業の準備をしているのですが、何か効果的な方法はありますか?」
「起業する上で重要な考え方や、やっておいた方が良いことはありますか?」
「プログラミングはどうやって勉強しますか?」
「エンジニアはどうやって探しますか?」

といった質問を受けることが多いです。

これら全てに共通することですが、
「起業に"模範解答"は存在しない」ということです。

また、
「自分がどういった人生を歩み、
どういったことを人生で成し遂げたいのか?」
が決定していれば、
大抵の質問に答えることができるのです。

例えば、

起業におけるリスクはもちろんありますが、
「自分の作ったサービスを世の中に広めたい!歴史に名を残したい!」
と思うのであれば、
リスクを取ってでも起業すべきです。

または、
サラリーマンでは稼げないほどのお金を稼ぎたい、
と思うのあれば起業すべきです。

つまり、「人生で何がしたいのか?」に依存します。

起業において効果的な方法や、
重要な考え方、やっておいた方が良いことは、
列挙すれば色々ありますが、それは僕の意見であって、
他の人に聞けばもちろん違う意見になります。

ですから、
人それぞれ異なるので、模範解答はありません。

「答えのない答え」を探すよりは、
「とにかく人より早く行動してみる」
ということが重要です。

もちろん、
「これをやってはいけない!」ということもあります。

例えば、
「支払いサイトが長引くとキャッシュフローが悪くなるから、
契約は慎重に!」とか、
「融資を受ける際は、民間より公的機関からの方が利率が低い」
といったことはありますが、そういった細かいことは、
「やりながら勉強していけばいい」と思っている派です。

ですから、
そういったことで頭を悩ますよりも、
まず行動してみて、そしたら解決することもありますし、
それでも解決できなければまた相談する、
といった流れをオススメします。

詳細に関しては、こちらに記事をまとめてあるので、
良かったらご参照下さい。

「起業に成功はなく、どういった人生を歩みたいか?」
を理解していれば、大抵の質問は解決するということです。

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【"学校教育"と"起業"は反比例の関係】

ここが学生を悩ます難しいところだと思います。

例えば、
学校教育の現場では、
"模範解答"に早くたどり着く人材が評価される環境
でした。

または、
他人に協調性を持って接し、
全員が、一つの組織の歯車となって機能することを称賛される世界
でした。

ですから、
学生自身も、その両親も、先生も、
そういった世界に慣れ親しみ過ぎてしまっているのです。

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しかし、
起業して「事業を展開する行為」は全く別の力になります。

模範解答がないばかりか、
「解答の定義」も自分自身で行う必要があります。

テストに例えると、
問題を作るのも自分だし、それを解答して評価するのも自分自身なのです。

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他人と協調性を持つのではなく、
「自分はこれをしたい!自分はこういった人生を生きたい!」という
強い欲求が事業を成功させますし、歯車になるのではなく、
歯車を設計し、機能させ、それを「俯瞰して見れる力」が必要になります。

ですから、
「起業する」という行為は、他の全員が称賛しない生き方、
聞き慣れない生き方になるので、
否定されたり、悩んだり、行動できなかったりするのです。

学生の質問を受けていると、
「起業」という行為を、今まで自分が慣れ親しんだ、
学校教育の方法に当てはめようする方が多くいますが、
理由はそういった長年の教育にあります。

つまり、
一旦考え方をリセットさせるような、
自分自身のマインドセットが必要なのです。

それが、先ほど解説した、
「とにかく行動してみる」の精神です。

学校教育の方法に当てはめず、自分のやりたいことを見つけて、
それは途中で変わっていいから、とにかく今はそれをやってみる!
ということが重要です。

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僕は、
「今の学校教育や社会制度はイケていない」ということに、
途中で気づけて良かったと感じました。

それが気づけたからこそ、今の自分がありますし、
この無意味なラットレースから早期に抜けることができたと思います。

世の中の成功者、例えばGAFAMを創業した方々も、
そういったマインドがどこかで芽生えたから、
あれだけの時価総額の企業を作ることができたのだと思います。

学校教育の違和感に気づき、
起業には別の能力が必要だということに気づくまでに、
「人生の大半の時間」を使ってしまうと大変です。


あるいは、
それに気づかず人生を終えてしまう方も多いです。

もし、今気づけた方はとても幸せなことです。
20代で気づけば、素晴らしいことだと思います。

ですから、
ぜひ、「起業に興味がある」というフェーズから、
「実際に起業する」というフェーズに移る学生が増えてくれると嬉しいです。

そういった思いで、
「Go startup」を7月から運営しておりました。

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【自社サービスを確立しなければ!】

オフィスに入居し、Med社との提携を果たし、
東工大からの業務委託も受けて、
売上と居場所を手に入れた時期が7月~9月でした。

その頃に感じていた課題としては、
「自社サービス」を確立しなければいけない
ということでした。

人材業は、誰でもできるスモールビジネスですし、
受託案件は、言ってしまえば下請け企業でしかありません。

Med社のサービスも結局は、アプリ開発になるので、
自社だけの強みのあるサービスを構築していかないと、
いづれは成長することができないと感じていました。

これは、全てに当てはまることですが、
スモールビジネスや労働集約型ビジネスには限界があり、
「これ以上スケールできない上限」があります。

企業を成長させたいのであれば

■自社だけのサービスを構築していく
■技術的な特許を取得していく
■特殊な販路やクライアントを保有していく

といった、競合優位性を構築していく必要があります。

そこで弊社では、
2年前から開発を進めていた「LINE通報システム」を自社サービスとして、
進めていくことを考えました。

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「LINE通報システム」とは、
「木が倒れている」「道路に穴が開いている」といった「公共インフラの異常」をLINEアプリを通じて、行政や自治体に気軽に通報できるサービスです。

事業の詳細については、
「X-Tech Innovation 2020」というビジネスコンテストで登壇させていただいた際の、Youtube動画をご参照下さい。

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【10月より、神奈川県鎌倉市で一般導入!】

このLINE通報システムを、
兼ねてより共同開発及び、実証実験をしていた神奈川県鎌倉市さんへ、
一般導入することが10月にできました。

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左:鎌倉市長・中央:弊社エンジニア・右:平賀良

もともとは、
2020年の4月より、開始する予定だったのですが、
コロナによる影響を受けて、予算が凍結したり、
準備が遅れたため、10月からの開始になりました。

全国紙のメディアにも取り上げていただき、
反響をいただいた部分もありました。

導入後、一カ月で1000人のユーザーに登録いただき、
一日1~2件通報が来ています。

鎌倉市では、
「年間3000件以上」公共インフラの異常に関する問い合わせが来ており、
アナログな対応をしておりましたが、今後はこれら全ての対応を、
LINE通報システムで代替していく予定です。

これをきっかけに、
近隣の自治体から問い合わせが来たり、
入札案件の話を受けることができました。

ですから、
10月~11月あたりは、LINE通報システムの対応や、
他の自治体への営業活動等に時間を使っていました。

LINE通報システムでの売上はまだ全然ですが、
自社サービスというのは、競合優位性があり、
本格的に運用できれば、スケールする可能性は十分にあると感じます。

なので、それだけ資本を投資する価値があり、
それがやがて、「次の主力事業として成長していく」ということを
改めて感じました。

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【オススメ!営業活動の方法】

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LINE通報システムをメディアに取り上げていただき、
反響がありましたが、それを経験して感じたことを話します。

それは、
「メディアの影響は大きい」ということと、
「営業活動費に多額のお金をかけなくても、
サービスを拡大させる方法はある」
ということです。

営業方法は世の中に沢山ありますが、
テレビや新聞、WEBメディアに取り上げて貰うといった方法は、
お金をかけずに営業できる素晴らしい方法です。

これを実現するためのポイントは、
話題になりそうな、広報側が載せたいと思うような、
ビジネスを展開すること
です。

スタートアップのような、資金が潤沢でない企業には、
オススメの方法です。

また、
「PRを無償でできる環境」があります。

それが、
ビジネスコンテストやピッチでの登壇イベントです。

審査さえ通過すれば、無料で参加でき、
大企業の決裁権者や、有名なVC、社長にPRすることが可能です。

なので、僕もなるべく参加して営業活動をしています。

ここで、ポイントになってくるのが、
やはり、「自社サービスがあるかどうか?」です。

自社だけの優位性があれば、
それを武器にメディアに取り上げて貰ったり、
ビジコンで発表できたり、受賞のきっかけを入手できます。

これから起業する、プロダクトを持つ方は、
オススメの方法ですので、ぜひご活用いただければと思います。

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【資金調達はおめでとう!なのか?】

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また、
これから起業する方にオススメしている方法として、以下があります。

スタートアップを創業してエグジットを目指す場合限定ですが、
最初はスモールビジネスや労働集約型ビジネスで、
キャッシュを稼いでから、自社サービスに投資をしていき、
それでも資本が必要であれば、資金調達するという方法です。

よく、
「資金調達はおめでとうなのか?」
「学生起業家は何故、すぐに資金調達したがるのか?」

といった記事を目にしますが、全くその通りだと思います。

「資金調達」は一つの手段ですので、
それを目的にスタートアップを創業するのではなく、
自分でできるところまで進んでみて、
確信が持てるサービスを見つけた場合に、
手段を実行する方が適切と考えます。

これは起業家や社員、投資家、クライアント、
といった全員が幸せになる方法です。

いきなり、資金調達をして、
バリュエーションを低く見積もられてしまっては、
全員が不幸になります。

大きな資金が必要ないのに、調達すると、
次の調達が格段に難しくなります。

エンジェル投資家は別ですが、
資金調達のタイミングや、自社サービスの重要性については、
熟考することを、僕は実際に起業して感じました。

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【"高校の同級生"とビジネスを展開!】

小中高の同級生といった、「当時はいつも一緒にいた仲間たち」と、
社会人になってからどれくらいの頻度で会うでしょうか?

会ったとしても、職業によって考えているビジョンや、
見えている世界が全然異なり、
疎遠になってしまったというケースも多いかと思います。

でも、当時の仲間のまま、
今度はビジネスで一緒の目標に向かって、
もう一度青春を送ることができたら、
それは素晴らしいことだと思いませんか?

そういった奇跡が11月に起きました。

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僕の高校の同級生で、部活が一緒だった営業畑のM君が、
今の会社を辞めて、起業するということを聞きました。

最初は、
「すぐに一緒にビジネスをやろう!」とは思っていなかったのですが、
彼の「株式会社Lis」は営業代行の会社ということだったので、
うちの商品を取り扱って貰うことになりました。

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弊社は、
技術はあるけど、営業部隊が整っておらず、
営業力がないところが欠点であり、
株式会社Lisは、営業のできる人材が豊富にいるものの、
扱う商品やサービスが少なく、営業商材を求めているところでした。

お互い足りない部分を補完し合える関係になれそうであり、
何より高校の同級生と、ビジネスが一緒にできることが喜ばしく、
アライアンスを締結して、営業代行業務を委託することにしました。

部活で、目標に向かって頑張っていた高校生の当時から、
今度はビジネスで、同じように、
目標に向かって仕事ができることは奇跡です。

また一つ、足りなかったパズルのピースが埋まっていく感覚でした。

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【"嫌な奴"と仕事するメリットってある?】

起業する場合でも、サラリーマンとして仕事をする場合でも、
自分が苦手な「嫌な奴」と仕事をしたくないと思うのは当然だと思います。

ではなぜ、
皆さん、嫌な奴と一緒に仕事をするのでしょうか?

色々と理由があるかと思いますが、
僕は、絶対に「嫌な奴」とは仕事をしないと決めています。

同世代の、やる気に満ち溢れた行動力のある人材の多い、
株式会社Lisのメンバーと仕事をするようになり、
気づいたことがあります。

それは、
「嫌な奴」は社員であっても、クライアントであっても、
出資を受けられるような投資家であっても、
絶対に関わらない方が、メリットが大きい
ということです。

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人は、自分が生活している環境で全てが変化します。

例えば、
住んでいる町や、働いている環境、普段接している人に影響を受けて、
自分もそれに合わせて変化します。

ですから、
自分にとって刺激になるメンバーとのみ、仕事をしていれば、
自分のモチベーションも上がっていきますし、
成長していくことができます。


逆に、
自分が「嫌な人」や「合わない環境」にいると、
ストレスを感じ、モチベーションも下がり、
デメリットしかないのです。

ですから、自分にとっては、
株式会社Lisのメンバーといるだけでも、
大きなメリットになっていました。

つまり、
自分が起業する際は、
どんなに資本力があろうとも、
どんなに人脈があろうとも、
自分のモチベーションを下げるような「マイナス効果」のある
メンバーやクライアントとは関わらないべき
だと考えます。

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【来期の基盤を構築しなくては!】

11月に入って、営業部隊も構築し、
何とか一年頑張ってこれたと実感しました。

しかし、ほっとするのも束の間、
来期に向けての準備をする必要がありました。

一年目で何となく、
経営全般を理解できたと思いますが、
来期は更にその数字部分に、
ゼロを一つ加えるための基盤を構築する必要があります。

そのための「種」を、
11月~12月に育てていました。

一つは、
LINEを使ったアプリケーション開発事業です。

上記の、弊社サービス「LINE通報システム」を基盤に、
非エンジニアが開発できるプラットフォームを構築することを考えています。

「LINE通報システム」は、自治体向けのサービスであり、
全国1724自治体に、年間100万円で導入したと仮定して、
「市場規模17億円」です。

シェア100%は無理なので、
10%獲得したとしても「年商1.7億円」です。

これでは、東証マザーズに上場できませんので、
マーケットを変える必要性があります。

そこで、
「LINE通報システム」で培った技術的知見を活かして、
通報ボットを非エンジニアが、
簡単に使えるようなプラットフォームを弊社で構築し、
それを民間企業へ提供していくサービスを検討しております。

こういった、SaaS系の国内市場は「1兆1000億円」を超えており、
十分スケールする余地はあります。

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ただし、ここで重要になってくるのが、

■クライアントのニーズがあるか?
■サービス提供前に顧客基盤を形成できるかどうか?

ということです。

なぜなら、
クライアントの課題やニーズがなければ、
サービスをスケールさせることはできませんし、

更に、
サービス開発や提供前に、ある程度の顧客基盤を形成しなければ、
失敗に終わる可能性が高まる
からです。

そこで、
11月から、二期目の始めにかけて、
クライアントを形成する準備を進めてきました。

LINEアプリケーションは、様々な可能性があり、
今後成長する領域であると感じています。

LINEアプリケーションは、通報ボットだけでなく、
予約フォームや入退出管理、支払いや他のIoTデバイスとの情報連携ができる機能を有しており、様々なことがLINE上で可能になります。

※ちなみにIoTデバイスと連携できる技術を保有しているのは弊社のみ

画像18

つまり、
iosやAndroidのようなネイティブアプリケーションに代替する、
「次世代のスーパーアプリ」と言われています。

今後、ネイティブアプリのDL数や継続利用率が低下し、
既存のLINEやPaypayのようなアプリ上に、様々なコンテンツが実装され、
プラットフォームを形成していく時代になると予想しています。

「キャッシュレスの時代」と言われていますが、
これからは「アプリレスの時代」になるのです。


それを見越して、
非エンジニアの開発環境を用意することによって、
更に「アプリレスの時代」を加速させることにつながります。

そういったことを次の目標として、
上場までの準備に取り掛かる予定です。

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【1年経って経験できたこと】

大学院生の頃には、経験できなかったことの毎日でした。

ですから、
全てを書く事はできませんが、
一番経験できたことは、学生では会えないような人と会える、
「人脈の広がり」でした。

例えば、
僕はよくビジネスコンテストや、
ピッチイベントで登壇させていただくのですが、
そこに来る審査員や視聴者は、
業界の有名人や東証1部上場企業のオーナーが多く、
とても刺激的な環境でした。

■コワーキングスペース「fabbit」ピッチイベントの様子

画像22
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こういった方々と出会い、
アドバイスをいただいたり、人生観を勉強できたことが、
起業によって得ることのできた、大きな経験でした。

人間というのは、
一つのコミュニティだけに所属し、生きていてはいけない
と思います。

一つのコミュニティにいると、
そこの価値観を植え付けられ、
「いじめ」や「ストレス」の温床になります。

独自の文化や、伝統に従う必要性も出てきます。

ありがたいことに、経営者というのは、
幅広い領域の方と名刺交換できる職種であり、
色々な価値観を共有できるポジションになります。

ですから、
「人として成長しかできない職種」だと感じました。

「起業しろ!」ということではありませんが、
複数のコミュニティに所属するか、
様々な価値観の人と出会うことをオススメします。

それが、1年経って経験できたことです。

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【技術屋の究極系は"マーケティング企業"】

画像24

先ほど、
LINEアプリケーション事業での、
クライアントを形成しているというお話をさせていただきました。

それは、
LINE開発環境のプラットフォームを、
技術屋として提供しているのではなく、
「マーケティング企業」として提供しているということです。

例えば、クライアントとしては、

開発環境を弊社で用意するので、御社の社員で自由に使って下さい。

と提案するよりも、

御社の課題は○○ですね。
弊社では、それをコンサルティング業務から入って、
解決する一つの手段として○○企画を考案できます。

○○企画とは、開発環境を使って、
御社の課題を○○のように解決するものです。
マーケティング戦略は○○のようにします。
企画から設計、開発も弊社が一環して行います。

と提案した方が、導入しやすいのです。

つまり、
クライアント企業の「ブレイン」として、一からコミットしてあげる
ということです。

その一つの手段として、
弊社のLINE開発環境のプラットフォームサービスがあるという認識です。

今でいう、
「電通」や「サイバーエージェント」が行っているような、
マーケティング業務を、
「SONY」や「トヨタ」のようなメーカーが行う
ということです。

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技術屋として起業して1年、
究極の進化系は「マーケティングだ!」ということを勉強しました。

なので、
ソフトウェア開発業のような技術屋を、レベルデザインしてあげると、

■技術屋レベル1
下請け企業として、案件を貰って開発
■レベル2
自社サービスを営業・販売
■レベル3
コンサルやマーケティング領域に強く、ニーズに合わせて、
手段の一つとして自社サービスを提供

といった形になります。

ですから、弊社は、
レベル3の究極の技術屋を目指して、
「マーケティング企業」へ成長することを目標としております。

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マーケティング業務から遂行できることは、
エンジニアにとっても有益なことが多いです。

例えば、ソフトウェアを開発する場合、
最初にサービスの要件定義や仕様を決定する必要があります。

その場合に課題になってくるのが、
「どんな方法でサービスを周知させ、
どれくらいの人数が使う可能性があるのか?」
を決めることです。

これは、
クライアントも中々判断できることではありませんし、
レベル1の技術屋では解答できません。

しかし、
マーケティングからコミットできる環境であれば、
PR方法や営業方法をアドバイスできるので、
そこから流入してくるユーザー数をフェルミ推定して、
サービス利用者数を算出することができます。


また、
技術的な仕様だけでなく、
マーケティング領域も理解していれば、
提案できる幅が格段に広がることは何となく、理解できると思います。

ですから、
エンジニアを抱える弊社の内部的な事情からも、
マーケティング企業へ成長することは、
相乗効果がかなり期待できるのです。

こういったことも、
起業して勉強することができました。

僕のビジョンの中では、
トータルソリューションを提供できる「マーケティング企業」の基盤を形成できるのは、上場後になるかと思っています。

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【まとめ】

起業して1年、色々なことがありましたが、
僕が印象的だった出来事は、あらかた書けたかと思います。

もちろん、これが全てではないですが、
これから起業を検討している方や、すでに起業している方の参考として、
活用いただければと思います。

2020年も終わりですが、時代は続きます。

悔いのない人生を生きるために、
時間を有効的に活用していきたいと思いますので、
この記事に出会ってくれた方も、ぜひそうしていただきたいです。

そして、人生は「出会い」が重要です。
僕も、色々な方との出会いを通じて、ビジネスが出来ています。

ですから、
日々出会いに感謝しながら、2021年も頑張っていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし感想等、
共有いただけることがありましたらこちらまでお問い合わせ下さい。

info@go-ma.co.jp

または、僕のFacebookページから友達申請していいただき、
メッセンジャーでご連絡いただいても結構です。
よろしくお願い致します。

平賀_Facebook

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【会社概要】
会社名:GoMA株式会社
称号:東京工業大学発ベンチャー(授与番号110号)
設立日:2019/12/9
代表取締役:平賀良
所在地:東京工業大学田町キャンパス
    東京都港区芝浦3-3-6 CIC5階
資本金:300万円
事業内容:
■LINEスーパーアプリの企画・開発業務
■ヘルステックツールの開発・販売業務
■SES事業
■東工大起業塾「Go startup」の運営業務

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