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イシューからはじめよ

初めましての人もそうでない人もここにきてくれてありがとう。

イシューからはじめよ
安宅和人

この本は衝撃だった
「考えることはいいけど悩んではいけない。」
答えを出す気がなかったり、
そもそも答えの出ない問題を
あーでもないこーでもないと永遠に議論することは、          悩むことであって考えることではない。

考えるまえに、
その問題が答えのでるものなのか
そして自分たちが答えを出す気があるのかを問おう。          「答えの出て議論として有益な問題が「 issue。 」

つまり、議論はその主題が「Issue」かどうかから始まるんだ。会議をしていると、それは今話すべきことなのだろうかと疑問に思ったり、永遠と結論が持ち越しになることに呆然とすることもある。正直、めちゃくちゃ腹落ちした。

このような話が冒頭の十数ページにささっと書いてあるんだけど、    冒頭だけで一旦本を閉じてしまうくらい衝撃があった。

issueではない問題へ費やした時間
答えを出す気のないまま続ける思考

なんて勿体ない時間を過ごしていたのだろうと愕然ともする。

これはお酒の肴にするものであって、
生産を目の前にしたときに行うべき行動ではなかったように思う。

冒頭数ページでこんな衝撃を与えてくれた               安宅さんを心からリスペクトしている。

年末に、安宅さんの御登壇するフォーラムに行ってきた。最前列の席を陣取り(しかも登壇者が座るであろうと思われる、関係者席の横の横)半分しかわからない話のメモをひたすらとった。安宅さんの写真も沢山撮った。

セミナー後、真っ先に名刺交換をお願いし月並みな本の感想を辿々しく伝え、テンパリながら握手した。大好きなアイドルと初めて話した時のファンの気持ちがわかったような気がした。


最後まで読んでくれてありがとう。

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