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凡人が自伝を書いたら

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凡人が自伝を書いてみます。 興味あったら、ご覧ください。
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#飲食店

【凡人が自伝を書いたら 104.最高の贈り物】

最後の1週間。 スケジュール的に、会うのは今日が最後というスタッフがちらほら現れ出す。 …

【凡人が自伝を書いたら 103.何が悪いと言われれば、運が悪かったんだ】

「ぶっちゃけた話、なんだかそんな風になるんじゃないかとは、思ってまたんですよね。。笑」 …

【凡人が自伝を書いたら 102.僕はそういうわけにはいかないのです。】

「おぅ、お疲れ。」 いつも通りの、ややくたびれ気味のスーツを羽織って、上司が店に顔を出し…

【凡人が自伝を書いたら 101.非常時には、「イエスマン」で堅めたい】

「まさか、店長が異動になるなんて。。」 「やっと、これからって時なのに。。」 そんなふう…

【凡人が自伝を書いたら 100.一片の悔いなし。と言えば、それは嘘になる】

長くない!? 「自伝」って言っても、「100」は長くない!? はいすいません。 あるがまま…

【凡人が自伝を書いたら 99.寝耳に水、青天の霹靂】

エリアマネジャーが僕の店の営業に馴染むのには、そこまで長くの時間はかからなかった。 おじ…

【凡人が自伝を書いたら 98.僕の全てをかけて】

僕の上司、エリアマネジャーはうちの店がエリアの基幹店舗であることや、家が近いこともあり、頻繁に店を訪れていた。 ただ、いつも事務所にこもってパソコンをカタカタやったり、誰かと電話でガヤガヤやっていて、実はしっかりと営業に入ったことはなかった。 理由は単純で、人員が充足しており、営業も問題なく回っていたため、必要がなかったからである。 そんな上司が、うちの店の営業に入ることになった。 外から客観的に見ているのと、実際に肩を並べて働くのでは、違うものが見えてくるようだ。

【凡人が自伝を書いたら 97.いつも霞みを晴らしてくれたもの】

今の状況、やるべきことはハッキリしたものの、全く迷いがないか、先に一切の曇りが無いかと言…

【凡人が自伝を書いたら 96.やむおえずに】

タバコをふかしながら、上司と2人で静かに缶コーヒーを飲んだ。 コロナ禍でこんなシーンは、…

【凡人が自伝を書いたら 94.組織人として】

こんなことを書いていると、何だか店がゴタゴタしていそうな雰囲気を持たれるかもしれないが、…

【凡人が自伝を書いたら 93.直談判】

「え〜、お前それ、ぜっったい喧嘩するやつや〜ん。」 上司は、非常に不安げな様子で、僕が上…

【凡人が自伝を書いたら 92.正論の使い方】

利益向上のため、採算が合わない、深夜・早朝の営業を辞める。 この具申の権限は上司にしか無…

【凡人が自伝を書いたら 91.動機善なりや、そこに私心なかりしか】

このタイトル。 「パクリ」です。はいすいません。 緊急事態宣言は解除されたものの、思うよ…

【凡人が自伝を書いたら 90.唯一の道】

上司が下した決断、それは、 「ほぼ毎日、僕の店で営業に入る」というものだった。 傍目にみれば、これは「無意味なこと」に思われるのかもしれない。 それは半分正解だが、半分間違いである。 これはエリアマネジャー以上が使える「数字マジック」で、本来、自店他店問わず、「従業員が働いた分の人件費」は、「実際に働いたお店が負担」する。 店で働いている人の人件費は「営業部」が負担する。本部社員の人件費は「本部」が負担する。これが基本ルールである。 ただ、それは店長以下の人間に適