エストニアの季節を味わう
日本では夏真っ盛り。
夏野菜に果物、旬の魚など食べてますか?
季節の豊かな恵みは、自然からの処方箋。
夏には水分たっぷりのお野菜。
冬には身体を温めるお野菜。
その時期に自然からの恵みをいただいて
医者いらずの生活を◎
エストニアの四季
エストニアにも四季があります。
春になると、市場にはカラフルな野菜や果物が並びます。
日が長くなる夏には
日本でもお馴染みの夏野菜たちがラインナップ。
秋は短いですが
キノコ類に、日本では冬に見られる野菜や果物たちが登場します。
昔のエストニアの冬は
作物が採れないことから、夏に収穫された野菜や果物の瓶詰めにして保存する文化があったそうですが
今はスーパーで年中何でも手に入るようになったそうです。
エストニアの季節ごとに味わえる、自然の豊かな恵みを紹介します。
エストニア産いちご
季節 春から初夏
価格 1kgあたり500円〜900円くらい
エストニアではエストニア産のいちごが出回ります。
ピーク時には
1kg 500円ほどまでに。
私はエストニアへ来て初めて
指が真っ赤になるほど、いちごを食べました。
もちろん、年中いちごは食べられます。
その時期に食べられるものの方が、安くて美味しいのは言うまではありません。
友だちの庭には、いちご畑があります。
小ぶりですが、甘酸っぱい自然の味です。
エストニア産ブルーベリー
季節 夏から秋
価格 1kgあたり900円〜1500円くらい
ブルーベリーは北欧のイメージですが
エストニアは西ヨーロッパに位置し、北欧の風土や文化を合わせ持つハイブリッド国。
ですから
エストニアと言えば、ブルーベリー。
そう言っても過言ではないほど、美味しい。
ブルーベリーの時期に森へ行くと、ブルーベリー摘みができます。
野生のブルーベリーは小ぶりです。
しかし、売られているものよりも栄養満点です。
エストニアはベリー祭りです。
ブルーベリー
クランベリー
カウベリー(コケモモ)
ラズベリー
クラウドベリー(ホロムイイチゴ)
ストロベリー
エストニアの人たちは
ベリーからたくさんのビタミンをいただきます。
エストニア産ジャガイモ
時期 夏
価格 1kgあたり200円〜
以前にも記事に書きましたが
エストニア人は「ポテトピープル」。
エストニアの主食は
ジャガイモとライ麦パンです。
ですから年中手に入りますし
とっても安いです(1kgあたり50円〜)
ここで紹介するのは、採れたてのジャガイモです。
フレッシュなやつです。
少し値段は高くなりますが、この時期にしかスーパーに並びません。
とっても甘くてホクホクしたジャガイモです。
エストニアでは
茹でたり、オーブンで焼いたりして食べます。
ベイクドポテトに生のお野菜でサラダとか
時にはフライドポテトとか。
とにかくみんな大好き。
そして、エストニアのジャガイモは
まじで美味しい。
普段ジャガイモを食べない私でしたが
エストニアでは進んで食べています。
エストニア産きのこ
時期 夏から秋
価格 1kgあたり1200円〜3000円
こんな高いきのこがあるなんて、、、
時期になれば、市場で1kgあたり1200円で買えますが、時期が外れればスーパーで3000円とか当たり前です。
形はエリンギが小さくなった感じ。
和名は「アンズダケ」
特徴は鮮やかな黄色に
名前にもあるように、アンズのような甘い香り。
食感はコリコリしています。
エリンギとマイタケが良い感じに合わさったような、そんな感じです。
エストニアでは
「Estonian mushroom」で通じるほど
エストニアを代表するきのこです。
ここでもまた自然享受権が!!
この時期に森へ入り
アンズダケを摘み摘み
食卓へ並んだり、瓶詰めされたり。
少々高いですが
この時期に味わえるエストニアの森からの贈り物。
アンズダケの炊き込みご飯
コリコリした食感の甘いフレーバーがたまりません。
アンズダケのお味噌汁
お味噌の甘みとアンズダケの甘みのコラボレーション。
これぞ日本とエストニアの融合。
醤油と柚子胡椒が効いた和風味。
アンズダケとニンニクとネギのみの、素材を生かした味わいです。
エストニア産りんご
時期 秋から冬
価格 1kgあたり0円〜100円くらい
道を歩けば、りんごの木を見つけます。
庭に植える木は、りんごの木。
時期になると
りんごがたくさん庭で採れるので
無料で回ってきます。
「ご自由にお持ち帰り下さい」
たくさん採れたりんごでジュースを作ったり
シードル(りんごのお酒)を作ったり
ジャムを作ったり。
虫さんたちも美味しくいただいている
超自然な食べ物です。
皆さんもぜひ、エストニアの季節を味わいに遊びに来て下さいね◎
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