◎失恋の傷を癒す薬〜世界最古の薬局 in エストニア◎
ご存知ですか?
エストニアの首都タリンのold townにある薬局Raeapteekは、現在も営業しているヨーロッパで最古の薬局の1つです。
そこでは、「失恋の傷を癒す」と言われている薬を作るワークショップが開かれています。
えっ?
失恋の傷を癒やしてくれるって?
そんな薬が存在するのか。
あ、そー言えば昔々。
「チューしたくなる飴」とか流行ったよな。
え?
そんな感じ??
失恋の傷を癒すと言われている薬とは、
Marzipanです。
Marzipan
マジパンは、エストニアで作られた最も古いお菓子の1つであり、癒やしの性質があると考えられていたそうです。
だから失恋の傷を癒やすのか。
納得。
マジパンとは、世界各地で作られています。
原材料もそれぞれですが、Raeapteekでは、アーモンドプードルとハチミツのみで作ります。
こんな感じで、30分ほど捏ねて捏ねて、捏ねまくります。
すると、
アーモンドの油分が出てくるのでしょうか。
ピカピカ光ってきます。
マジパンって言ったら、
ケーキの上に乗ってる動物やお人形さんのイメージしかなかったので、不思議な気分でした。
結構長い時間捏ねくり回したので、
可愛く見えてきます。
捏ねている最中、みんな終始笑顔です。
てっかてかになってきたら、次は形作り。
エストニアで採れた野生の果物のドライフルーツや、ナッツを飾っていきます。
粘土遊びをしている氣分です。
無言になります。
失恋の傷を負っている人たちに配るのか、みんな小さなマジパンをたくさん作っている。
失恋の傷は、誰しもが経験する病なのか。
そんな薬があれば、喉から手も出るのだろう。
ちなみに私はこんな感じで。
このまますぐに食べることができます。
アーモンドとハチミツだけのシンプルな材料。
甘くて、柔らかくて、優しい味です。
Natural medicine
私のマジパンはこれだけじゃ終わりません。
これは失恋の傷を癒す素晴らしい薬。
でもね、傷ついてからじゃ遅いの。
私に良い考えがあるわ。
食べずに、身に着ける。
これで失恋する前に阻止。
もし失恋で傷付いている人に会えば、
アンパンマンになれるし、
もちろん、私もいつでも食べられる。
後日談。
何ヶ月もしたら、やっぱりダメでした。
虫さんたちがたくさんやって来たみたいで。
あー、虫さんたちも失恋するのか。
癒されてたらいいな。
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