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志のヘリコプター

今回は、自分自身を奮起させるためにも「志」について記載をしたいと思います。

稲盛和夫さんの「誰にも負けない努力」と言う本があります。
この本で述べられていたことで、とても心にしっくりくるものがあったのでご紹介します。

ヘリコプターであれば、プロペラを回さなければ、重力に打ち勝てない。同様に心のレベルを維持するというのは、常に学んでいる、常に反省をしているということでなければできない。ましてや人格、人間を向上させるという場合には、もっと勉強をしなければならない。

ここでおっしゃられている心のレベルは、「志」にも置き換えられると思います。常に学び、反省をしプロペラを回し続けることが大切だということです。

私も足りないながらも、日々志を磨いているつもりではありますが、ヘリコプターのごとく浮かんだり沈んだり、沈んだり、浮かんだりの繰り返しです。

私自身が意思の弱い人間だからかもしれませんが、人は1人だけで志を高く保ち続ける事は難しいと思うのです。志を高く維持し更に向上させていくために、学びの場や相互の交流の場があるのではないかと思うのです。私自身は幸いにして、お客様や会社の仲間と接する中で下降しつつあった「志ヘリコプター」のプロペラを回してもらうことができています。

ヘリコプターのように、プロペラを回していなければ落ちてしまうのではないかという危機感。志はヘリコプターのように重力があることの認識と、プロペラを回すための自身の学びや学びあい刺激しあう環境 が大切なように思います。

この、志が上がっていく組織、仲間と接することによって志が高められる組織は、以下の記事でも記載させていただいた「理念経営」がしっかりとできている組織なのかもしれません。

共通したミッションを持ち、各人が志を持って貢献をする組織、それが真に成り立った時に、その組織にいる人達の志ヘリコプターはどんどんと上昇をしていくのでしょう。

そのためには、相互にリアルまたはバーチャルでも接点を増やすことも大切なことだと思います。コロナ禍を追い風にして、いろいろなコミュニケーションスタイルの考察をした記事を以下に載せておきますのでご参考ください。

また、私個人で言えば、しばらくサボっていたこのnoteの活動を再開し、「お前ごときが偉そうなこと言うな!」という自分自身の心の声に抗いながら執筆をつづけることも、自分自身の志ヘリコプターを上げることにつながっているのではないかと思っています。そんな心境は、以下の記事を記載した時と変わっていません。

私は、「志の高い人たち、または志を上げようとしている人たちと接することによって自分自身も鼓舞されて、プロペラが回っていく」そのような経営の実践の共有の場を意識してご提供していきたいと思います。

そして何よりも、私自身も、志を上げようとしている人たちも中に入って参考にしていただけるほどの存在になりたいと思っています。
お客様や組織が志を上げようとしていて、実際に高い志を実現している中で私自身が安穏としていてはいけないと思います。

皆様に少しでも価値を提供するという目的のもとに、我々自身もプロペラを回してまいりたいと思います。

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