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博士がゆく「博士になるためのお話」

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細菌学に関連した博士課程を修了した細胞くんが「博士とは何なのか?」から「失敗しない研究室選び」まで解説します。大学院を目指す方必見!
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記事一覧

博士がゆく 第14回「すべてはあなた次第」

博士がゆく 第14回「すべてはあなた次第」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今まで13回にわたり

あなたがどのように行動したらハッピーな大学院生生活を送れるかについてお話してきました。

これまでの記事内容を実行すれば、あなたは

9-5時で研究

優しく理解のあるクレバーな教授

博士課程修了後の夢をかなえる

といった環境を手に入れることができるでしょう。

しかしいくら環境が良くても

結果を出すのはあなた自身

であること

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博士がゆく 第13回「大学院生のスタディ・ライフバランス」

博士がゆく 第13回「大学院生のスタディ・ライフバランス」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今日は大学院生のスタディ•ライフバランスについてお話していきたいと思います。

今日の記事を読むべき人

大学院に進学するべきか悩んでいる人

大学院生のスタディ・ライフバランスが気になる人

ブラック研究室が怖い人

大学院生が研究に費やす時間は1日約8.3時間アカリクコラムで以下の内容が紹介されていました。

平均投稿日数が5.1日で、平均8.3時間を研

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博士がゆく 第12回「大学院進学時に研究室を変えるべきか?」

博士がゆく 第12回「大学院進学時に研究室を変えるべきか?」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今日はちょっと難題。

大学を卒業し、大学院に進学する際に研究室を変更するべきか?

自分の入学した大学よりも偏差値の高い大学に
比較的簡単に入れることから

一般的に「学歴ロンダリング」と呼ばれるこの方法

取るべきか?取らないべきか?

今日はそんな話をしていきましょう。

今日の記事を読むべき人

大学院進学時に研究室を変えるか悩んでいる人

大学院に

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博士がゆく 第11回「教授は恐れおおい?」

博士がゆく 第11回「教授は恐れおおい?」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

第10回の「博士がゆく」では研究室選びのゴールが

いきたい研究室の教授にメールをすることでした。

えぇ。

教授にメールなんて

おそれ多くてできないよ!

というあなたに

今日はピッタリの記事になっています。

なぜならどんなメールを送ればいいか紹介しちゃいますからね!

テンプレートもつけちゃうので、ぜひ最後までご覧ください。

メールは基本スルー

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博士がゆく 第10回「研究室をネットで検索!」

博士がゆく 第10回「研究室をネットで検索!」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

昨日は目的別に、研究室をどう選んだらいいのか解説しました。

今日は、どうやったら研究室の細かい情報が見られるのか

具体的なネット検索の仕方を紹介していきましょう。

まずは研究機関ホームページへGOまずは気になる研究機関のホームページへ行ってみましょう。

感染症に関連した研究機関だと

国立感染症研究所

東京大学医科学研究所

大阪大学微生物病研究所

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博士がゆく 第9回「目的別!選ぶべき研究室」

博士がゆく 第9回「目的別!選ぶべき研究室」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

昨日は少し厳しいことを言いました。

大学院進学の際に教授とのミスマッチが起きた場合、

全ては

その教授について調べが足りなかったあなたの責任であると。

ではどうすればミスマッチを避けられるのか

大学院に行く目的を明らかにするんでしたよね?

今日はいよいよ、

どんな点を調べれば

少しでもミスマッチが起こる可能性を減らすことができるか

目的別に

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博士がゆく 第8回「教授とのミスマッチは死活問題」

博士がゆく 第8回「教授とのミスマッチは死活問題」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

前回の記事では

研究室を選ぶにあたり

自分がその研究室に行く目的を明らかにするよう

強く勧めました。

それにより卒業後に自分の幸せをつかむことができると

そしてもう1つのメリットが

教授とのミスマッチを避けられる可能性があがるということであると

大学院生や、ポスドクが不幸になる最大の原因の1つが、教授とのミスマッチです。

具体的に起きるミスマ

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博士がゆく 第1回「博士とは?」

博士がゆく 第1回「博士とは?」

おはようございます♪

早速質問ですが、博士って知ってますか?

偉い人?
大学の教授?
ニュースでたまにモニター出演する人?
阿笠博士?

色んなイメージがあると思います。

Wikipediaを見てみましょう。

日本では、(略)学力があると認められた者が、指導教授から指導を受けつつ、大学院の博士課程あるいは博士後期課程において主軸となる研究テーマについて研究を行い、その内容を学位論文として執

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博士がゆく 第2回「博士になるには?」

博士がゆく 第2回「博士になるには?」

こんにちは。博士のドクター細胞くんです😎

今日は

どうやったら博士になれるのか?

と言う疑問に答えていきます。

ちなみに細胞くんはライフサイエンス系の出身なので、主にそちらを紹介していきます。

博士課程に進学まずはおさらいです。

博士とは、大学などの学術機関の博士課程に進学し、そこでの研究結果が進学した学術機関に認められた人のことでした。

進学?

まさか?

また大学受験のような

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博士がゆく 第3回「博士になって良かったこと」

博士がゆく 第3回「博士になって良かったこと」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今日は博士になって良かったことを
3つ紹介していきます。

博士ってなんだろう?
って人は第1〜第2回の博士がゆくを読んでみてください。

第1回「博士とは?」
第2回「博士になるには?」

では早速良かったことを3つ紹介していきましょう。

①学費はかからない一般的に大学院で勉強するうえで
お金は必要ありません。

正確には、指導してくれる教授の授業を

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博士がゆく 第4回「お金について」

博士がゆく 第4回「お金について」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

今日は博士とお金について話して
いきたいと思います。

早速ですが、博士とお金と聞いて

どんなイメージが浮かびますか?

学者は儲からない?

特許でボロ儲け?

そんな疑問の答えは

「ピンキリ」です。

教授はとっても忙しい?お金のことなんて二の次で
研究室にこもっている人もいます。

一方で

研究結果を利用して
ベンチャー企業を始めて儲けまくる人も

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博士がゆく 第5回「大学院ののち①企業就職」

博士がゆく 第5回「大学院ののち①企業就職」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

いつもコメントありがとうございます。

コメントのおかげでグッと
モチベーションが上がっていきます。

そんなコメントの中に

「子供が大学院に行くときの参考になる」と

とてもありがたい意見をいただきました。

自分の子供にはなるべく後悔のない道を
歩んでもらいたいものですよね。

僕も子供がいるのでよく分かります。

もう一歩踏み込むと

親御さんの心配

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博士がゆく 第6回「大学院ののち②研究機関への就職」

博士がゆく 第6回「大学院ののち②研究機関への就職」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

前回に引き続き、大学院卒業直後の進路

についてお話していきましょう。

前回の記事はこちら

さて、全国大学生活協同組合連合会の研究報告によると

博士課程に在籍する大学院生の

半分は一般企業への就職

もう半分は研究機関への就職

を希望しているということでした。

そこで前回は

博士が一般企業就職を目指すにあたり、知っておくべき現実

という点につ

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博士がゆく 第7回「研究室は〇〇で選べ」

博士がゆく 第7回「研究室は〇〇で選べ」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

少しずつ博士になるということがどういうことか伝わってきたでしょうか?

これまでの「博士がゆく」でお伝えしたとおり

博士になるためには大学院に通わなければいけません

そして大学院生活は

「研究室えらびに始まり、研究室えらびに終わる」

ということでした。

どういうことかまだ分からない人は前回の「博士がゆく」を読んでください。

前回の記事までに紹介し

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