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博士がゆく 第8回「教授とのミスマッチは死活問題」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

前回の記事では

研究室を選ぶにあたり

自分がその研究室に行く目的を明らかにするよう

強く勧めました。

それにより卒業後に自分の幸せをつかむことができると

そしてもう1つのメリットが

教授とのミスマッチを避けられる可能性があがる

ということであると

大学院生や、ポスドクが不幸になる最大の原因の1つが、教授とのミスマッチです。

具体的に起きるミスマッチの例として

研究を指導してもらいたいのに、主催する講義が多く、研究の時間が取れない忙しい教授を選んでしまった。そのため、自分の研究が思ったように進まなかった。

卒業後に海外に就職したいのに海外にコネがない教授を選んでしまった。そのため、英語や海外に挑戦するためのメンタリティを鍛えてもらえなかった。

パワハラ、アカハラなどで有名な教授だったことを知らずにその教授を選んでしまった。そのため、不適切な指導に日々耐えなければいけなかった。

こんな話をチラホラ聞きます。

最初に厳しいことを言っておきますが

教授とのミスマッチが起きてしまった場合

全ての責任はあなたにあります

ハァァァ!?

ハァァァ!?と思った方

思い出してください。

あなたが入っていた部活やサークル

新入生を獲得するためにあの手、この手を尽くしていませんでしたか?

無料で新歓を開催したり

友達を連れてきてもらったり

たまには嘘もついたり

そうやって入部してもらったものの

「思っていたのと違う」

と辞めていった新入生をたくさん見てきましたよね?

それに対してあなたはどう思いましたか?

「残念だけど仕方ないね」

そんなものではありませんでしたか?

それといっしょです。

大学院生がいると、その研究室に補助金が出たり

大学院生に学生の面倒を見てもらうことができたり

教授にもメリットがあるのです。

ただ勘違いして欲しくないのは

教授だってあなたを不幸にしたいわけではありません

あなたが新入生を勧誘したときのように

「この部活(研究)、とても面白いから」

「OBが豊富で就活の手助けしてくれるから」

と本当に彼らのためを思って勧誘していたポイントもあったハズ

しかし彼らは

自分の送りたいキャンパスライフと部活(サークル)がマッチしなかった

その理由で辞めていきました

そうならないためにあなたは

自分の送りたい大学院ライフのために

時間をかけて全力で

教授を値踏みしてから

入る研究室を選ばなければなりません。

目的に応じた選び方は明日から順次話していきましょう。

またね〜♪


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