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博士がゆく 第7回「研究室は〇〇で選べ」

こんにちは。ドクター細胞くんです😎

少しずつ博士になるということがどういうことか伝わってきたでしょうか?

これまでの「博士がゆく」でお伝えしたとおり

博士になるためには大学院に通わなければいけません

そして大学院生活は

「研究室えらびに始まり、研究室えらびに終わる」

ということでした。

どういうことかまだ分からない人は前回の「博士がゆく」を読んでください。

前回の記事までに紹介した研究室えらびのポイントをまとめましょう

  • 一般企業に就職したい場合→所属していた何人もの大学院生が企業就職を成功させたことがある研究室をえらぶ

  • 資金が途切れ倍研究室を選びたい場合→世界的に認められる優れた論文を定期的に出している研究室をえらぶ

「場合」という文字を強調しました。

これが今日のメインテーマだからです。

つまり・・・

研究室は目的でえらべ


ということ。

大学院に進学する前の人なら、まずは自分が大学院に入る目的を考えましょう

  • 卒業後に一般企業に就職したいのか?

  • 卒業後に研究機関に就職したいのか?

  • 研究が好きで好きでたまらないのか?

  • 卒業後に海外に飛び出してみたいのか?

  • 人生の師といえる人物を見つけたいのか?

  • 優れた研究結果を出し、認められたいのか?

  • 出世などのために博士号が欲しいだけなのか?

  • この世界で自分がやっていけるのか試してみたいのか?

大学院卒業間近で、次に行きたい研究室を考えている人なら

  • 自分には最低何年の雇用期間が必要なのか?

  • 国内の研究機関だけを視野に行先を探すのか

  • 海外の研究室も視野に入れることができるのか?

  • その研究室の次は、一般企業に就職したいのか?

  • その研究室の次は、研究機関に就職したいのか?

  • 次の研究室で新たなスキルを習得することができるのか?

もちろんすべての質問に答えられる必要はありません。

とりあえず進学(就職)してみることで新たな答えが見つかったり

考えが変わることだって多々あります。

ですが、これらの質問に前もって自分なりの答えを見つけておくことで研究室えらびもスムーズになります。

どうしても答えが浮かばない人は

  • 身近な人

  • 大学が設けている相談室

などに相談することが最も早い解決法だと思います。

どちらも利用しなくないという

稀有な人は

僕の質問箱に悩みを投稿してください。

喜んでお答えします。

最後に。。。

実は目的を決めてから研究室をえらぶことで

卒業後に自分の幸せをつかむこととは別に

もう1つメリットがあります。

それは

多くの大学院生やポスドクの

永遠の悩み

教授とのミスマッチを避けられる可能性が上がる

ということです。

詳細は次回の記事で。

またね~♪

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