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経済とはなんだ?ビジネスとはなんだ?

道徳なき経済は罪悪であり、
経済なき道徳は寝言である。

二宮尊徳の言葉であるとされていますが、
尊徳はそんなことは言ってないという説もあるようです。

ま、誰が述べたのかはわかりませんが、
実に含蓄のある言葉だと思いますし、
現代のビジネスパーソンは
ここからやり直すべきとも言えるでしょうか?

経営でも、マーケティングでも、
ビジネスの現場で
道徳とか、倫理とか、
そういう話題が上ることは
極めて少なくなっているように感じます。

むしろ売上を上げろ、
利益を出せ、
客を掴め、話すな、囲い込め、と
企業側の論理は
あまりにも情けないレベルまで
下がっているようにすら感じます。

こんな企業はごく一部と信じたいところですが、
引っ掛けのようなマーケティング策や
詐欺など犯罪に近い囲い込み戦略を目にする度に
どこもこんなんなんだろうか?と疑問に感じます。

何のための経済?
何のためのビジネス?

この原点は常に振り返りが必要となりそうですね。

当然、最も大きな責任を負うべきは経営者です。
続いて役員であり、管理職です。

この人たちの決断は重いです。
字の如く、決めて断つのですからね。

道徳なき決断は罪悪でしょう。
経済なき決断は寝言でしょう。

本来は責任重大ですよね。
しかしロクでもない経営者や幹部は引きも切りません。

その決断の原点はいったい何なのでしょうか?

ある程度の適切な判断材料が手に入れば
最善の決断することも可能ですし、
判断材料がなくとも
迅速な決断をしなければならないケースも多いです。

正しく決断するよりも
スピードを持って決断する。
決断したら
その方向で成功を目指す。

ただですね、
私はこのベースにあるものが
重大ではないかと思うんです。

まさにその人、その組織の価値観であり、
判断軸であり、レゾンデートルとも言えるでしょう。

これからの時代、
「哲学」が益々問われていくと思われます。

経営哲学然り、
サバイバル戦略としての哲学然り。

なぜ?どうして?

昨今では「答え」ばかりを欲しがる傾向にありますが
本来は「問い」こそが、
問題設定こそが大事であり、
その「答え」というのは
哲学から導かれるのではないかと考えています。

安易な「答え」は害悪になりかねません。
深く、広く、問い続けたいですね。


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