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#私の作品紹介
パン職人の修造 147 江川と修造シリーズ flowers in my heart
作業中
杉本は350gに生地を分割をしていた。
側から見てもモヤモヤと物思いに耽ってるように見える。分割だけを続けていたので台の上にいっぱいになってきた。
見かねた由梨が生地を丸めて箱に入れるのを手伝いながら杉本に話かけて来た。
「あの、忙しいのに2人で抜ける事になってすみません」
「俺どうしたらいいか分かんなくなって、でも藤岡さんには世話になったし幸せになって欲しいと思ってる」
「はい
パン職人の修造105 江川と修造シリーズ リーベンアンドブロートができるまで
3ヶ月の工事期間を経て、いよいよ工場で仕事出来る様になった。
プレオープンは1週間後。
パンロンドのみんなや鳥井シェフや大木シェフにも来てもらうことにして律子に招待状の葉書を書いて貰った。
「なにこれ!桐田美月って?本物の?来てくれるわけないじゃ無い!それに売れっ子お笑い芸人のマウンテン山田さんまで招待状出すの?厚かましい。それにこの住所あってるの?」
「江川が出してくれって言うんだよ。絶対
パン職人の修造102 江川と修造シリーズ リーベンアンドブロートができるまで
不動産屋の小島から連絡がある
「地代ですが都心からも離れていますし、元々土地代は安かったです。建物の解体をしなくて良いなら1500万で良いそうですよ。ですので手付金は10分の1の金額で150万になります。駐車場と広場と店舗でこのお値段はお買い得でしたね!あの〜、他にも土地を買いたいと申し出るものがいるんですよ〜金融機関から振込の日がわかったら知らせて下さいますか?勿論1番に申し込んだ田所様が優先で