見出し画像

悩めるあなたに届けたい言葉4

子育てをしていて悩ましい問題…
・子育てにイライラしてしまう
・余裕がなくなると言い方がきつくなってしまう
・子育てがうまくいかない
などなど。

忙しくてついイライラして、
思い通りにならなくて、
つい怒ってしまうこと、親の皆さん少なからずあると思います。
親だけでなく、子どもに関わる仕事をしている方にも通ずることかと思います。

怒って、その後申し訳なかったなぁ…
と後悔するのであれば、
それは怒り方を失敗していることになるんですね。
失敗の基準は、子どもに対して
申し訳なさを感じるかどうか、
言い過ぎて後悔しているかどうか、です。
怒った後の自分が子どもに対してどう感じているか。
それ次第です。基準は自分の中にあります。

子供を叱る時というのは、
危険なことなど、急いで何とかしないといけない時に
できるだけ一言でスパっと「それはしない!」と言うことです。
一瞬で対処することが本来の「叱る」です。
そしてその後、理由を諭すように伝えることが大事なのです。

良くないことは良くないことで
きちんとメリハリのある叱り方をした方が良いです。

八つ当たりで言ってしまったな…
と思った時は、親の方から謝らないといけません。

何かしら思うことがあって、子どもにきつく言ったり
怒り過ぎたりすることはありますし、
怒らないように、と思うと
余計にしてしまいがちなんですね。

一番大事なのは、きちんと仲直りをすることではないかなと私は思います。

子どもが一番つらいのは、
(まだ怒ってるのかな...?)
と、親の状態や今の気分がよく分からない時です。

話しかけても大丈夫なのだろうか…
もう怒ってないだろうか…
と、怒られた後の子どもは
恐る恐る親の様子を窺っています。
この時間がものすごく苦痛なのです。

どうしたら良いのか分からないし、
話しかけて冷たい反応をされたらつらい…
また怒りだしたらどうしよう…
一見気にしていないように見える子であったとしても、内心ではあれこれ考え、親の様子を窺いながら不安になっています。

許してもらえたのかどうか分からないし…
親の機嫌も分からないし…
気まずいし…

こういったことを考えている時間
子どもはストレスフルです。
仲直りして早く甘えたい、
楽しく話をしたいのに、それができない。
子どもにとっては悲しい時間です。

その状態を長引かせないことが大事です。

子どもによってはその苦痛な時間の積み重ねにより
萎縮して自信の無い子に育ってしまいますし、
親の気を引こうと、余計にいらぬことをして空回ってしまいます。

叱った後や、イライラして言い過ぎてしまった時、
失敗したなぁと思った時、
早めに仲直りすることを意識してください。

「これでこの話は終わりね!」と切り替えをしっかりすること。
大人が上手に切り替える姿を見せれば
子どももそれを自分の中に取り入れて
切り替えがきちんとできる子になっていきます。

親がいつまでも怒っていて切り替えができないと、
子どもの方も怒った時にすぐ切り替えられず、
ずっと泣いて怒ったり、癇癪を起したりします。

子どもが怒った時の言動や態度は
親や周りの大人の怒り方を取り入れた産物でもあります。

だからこそ大人も叱り方と、見せる態度は考えなければなりません。
子どもにしてほしくない怒り方や態度は、
自分自身もしないようにしましょう。

一言二言で、できるだけ手短に叱りましょう。
感情的にではなく、
よろしくない言動に対して
「やめなさい!」
「○○しない!」と。
そして、何が良くないのか、
どんな迷惑が周りにかかってしまうのか、
人に対して失礼なことは何か、
具体的に諭しましょう。

それでもイライラする時は、
子どもに「少し時間をちょうだい」と言って
廊下や別室にクールダウンしに行きましょう。
トイレに行ってしばらく籠っても良いです。
落ち着いてから子どもと話しましょう。

それでもダメで、怒り過ぎた場合、
仕方ありません。そういう時もあります。

その時は、後で仲直りすれば十分です。

「言い過ぎてごめんね、でも分かってほしかったんだ」
と穏やかに言ってやり、
「仲直りしよう」と言ってあげてください。

仲直りしてもらえるだけで子どもはホッとします。
そういったやりとりが親子にとって大事なのです。
 

関連記事


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?