【地盤調査】あなたの家の下の秘密を覗いてみよう!
どうも〜初めまして!
今回、素晴らしいご縁によりめでたく金曜日の担当をすることになりましたゆうだいです!
一部の方からは師匠というニックネームも頂いております笑
私は現在、キャリアブレイク中 ニート で、様々なコミュニティに所属しながら旅やスポーツ観戦などの趣味に没頭しております。
実は7月ごろまでは普通に社会人をしており、建設コンサルタント会社に勤めておりました。
建設コンサルタントと聞いてもピンとこない方もいらっしゃるかもしれませんが、端的に言えば地盤調査会社です。
今回は最初なので、私の前職の地盤調査の内容と、みなさんの生活の結びつきについて簡単に話してみたいと思います!
少々マニアックな話になってしまうとは思いますが、最後までお付き合い頂けたらと思います。
土にも種類があった!?
みなさん、普段過ごしている場所の地面の下にある土がどうなっているのか気になったことはありますか?
実は我々が想像する以上に様々な種類の土が混在しております。
大まかに分けると「粘性土系、砂質土系、礫質土系」です。
これらの土はそれぞれ強度が違っており、粘性土系は比較的柔らかめで、礫質土系は硬めの傾向があります。
これらの土が地面の下には混在していて、地盤を構成しており、建物を建てる際はどのような状態で混在しているのかの調査が必要になります。
建物を建てる際には必須の“地盤調査”とは
地盤調査とは、建物を建てる前に行うその土地の地盤の強度を把握するための調査です。
これは安全な建物だと証明するため、法律で義務付けられています。
そしてこの地盤調査ですが、中学生の頃に聞いたであろう、ボーリング調査と呼ばれます。球を投げてピンを倒す競技ではないです(→ボウリング🎳)
イメージとしては以下の図の通りです。
このような形で地盤調査は我々の暮らしと密接な関わりを持ちます。
他にも地下水やその他地下資源の探査、土の汚染度合い、液状化の発生の可能性の調査なども行います。
特に液状化に関しては、2011年の東日本大震災の時にネズミの街で有名な千葉県浦安市で発生し、大々的にニュースになりました。
地面の奥深くに存在する“支持層”
地面の奥深くには、支持層と呼ばれる硬い土の層があり、建物を建てる前の地盤調査ではこの支持層の深さも調べる必要があります。
ただ単に柔らかい土の上に建ててしまうと、建物は沈下してしまいます。
それを防ぐために硬い土の層を調べて杭を打ち込むことで柔らかい土が上に存在しても沈下せずに済みます。
みなさんの住んでいる家や、お仕事をされているビルなどは、どれも例外なくこれらの作業を行なっています。
調査データをまとめるための“柱状図”
地盤の強度および支持層を調べたら、それらを柱状図と呼ばれるデータシートにまとめます。
まとめられた柱状図は建物を建てる際の参考になり、上の図のように支持層に差し込む杭の長さなども決まります。
また、柱状図はその土地の地面の下の土の状態そのものを現しています。
柱状図は調査した会社からの提供および販売によりWEBサイトにて公開されております。
柱状図が参照できるサイトを以下にまとめておきます。
みなさんも自分が住んでいる場所の近くの柱状図を見てみると、新たな発見が生まれるかもしれません。
また、不動産などを購入する際には、是非とも参考にしてみてはいかがでしょうか?
さいごに
初めてにも関わらず少々マニアックな話になってしまいました…笑
そして、地盤関係の話をするのは、今回が最初で最後になるかと思います。
色々あって私はこの業界からは離れることにはなりましたが、この業界だからこそできた経験も沢山ありました。
これからもそれを糧に精進していきたいと思いますので、来週も楽しみにしてもらえたら幸いです!
明日は、博識でアクティブな土曜担当の「えれな」さんです!
よろしくお願いします!!
ではまた〜👋